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【前編】スペイン南部の人気観光地アンダルシア地方ってどんなところ?

記事投稿日:2019/02/10最終更新日:2019/11/21

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スペインは地方ごとに街並みの雰囲気、ガストロノミーや民族衣装などの文化、景色などが異なる多様性を持っています。その中で、日本人がイメージする"スペイン"にもっともマッチするのが南部のアンダルシア地方でしょう。今回はそんなアンダルシア地方のお話ですが、長くなるので前編と後編の2回に分けてお届けします。

目次

日本人がイメージするスペインがあるのがアンダルシア

日本ではアンダルシア地方と言われていますが、アンダルシアはスペインに17ある自治州のひとつで、8つの県から成り立っています。スペインと聞けばイメージする闘牛やフラメンコはここ南部に根付いた文化で、白い小さな家が並ぶ街並みやひまわり畑、青い空に青い海、バルで立ち飲みする陽気な人々、そんなスペインを見ることができるのがアンダルシア。前編では西側の4つの県を簡単にご紹介していきましょう。

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名所旧跡にフラメンコと見どころ満載のセビージャ

州都があるのはセビージャ県セビージャ。アンダルシアで最大の都市で、16世紀から17世紀にかけて新大陸との貿易で繁栄した名残を漂わす華やかな町です。世界で3番目に大きなキリスト教寺院として有名な大聖堂や、イスラム文化を愛したペドロ一世王が住んでいたアラビアンナイト風の宮殿アルカサルはセビージャに来たら必ず見るべきスポット。大聖堂とアルカサルは、インディアス古文書館と一緒に世界遺産として登録されています。サンタ・クルス街は、細い道が入り組みエキゾチックな空気が漂う一画。バルやお土産屋さんも多いので、散策をお楽しみくださいね。ほかにも美術館、スペイン広場などなど、見どころ満載です。

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<大聖堂に隣接するヒラルダの塔はセビージャのシンボル>

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<バル巡りはセビージャのお楽しみのひとつ>

セビージャは本場だけあり、フラメンコを観る場所も多々あります。また、格式の高いマエストランサ闘牛場では年間およそ30回の興行があるので、機会があればぜひ。セビージャで毎年開かれる春祭り、フェリア・デ・セビージャやカトリック行事のセマナ・サンタは世界中から観光客が見物に来ることで知られています。

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<セビージャらしく華やかな春祭り>

コロンブスゆかりのウエルバは魚介類や生ハムがおいしい

アンダルシアの西端に位置し、ポルトガルと隣接しているのがウエルバ県です。大西洋に面したコロンブスゆかりの地ではあるものの、これといった観光スポットがないので日本ではあまり知られていませんね。コロンブスの第1回目の航海は、ウエルバのパロス港からスタートしたのですよ。

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<奥に見えるのは文化財に指定されている桟橋>

ウエルバとセビージャにまたがる世界遺産に登録されたドニャーナ国立公園には、イベリアオオヤマネコ等、地球上でここにしか生息しない野生動物がいることで有名です。サン・ルーカル・デ・バラメダやエル・ロシオから日帰りツアーが出ているので、興味がある方は探してみてください。海があるので魚介類がおいしいことで知られていますが、北部の山間地帯にあるハブーゴ周辺はイベリコ豚の飼育が盛ん。サラマンカのギフエロと並び高級生ハムの2大産地として名を馳せています。

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<最高においしいウエルバ産イベリコ豚の高級生ハム>

シェリー酒の産地があるカディスは良馬やフラメンコも有名

カディス県はイベリア半島最南端。ジブラルタル海峡を渡るとアフリカ大陸です。県都のカディスは紀元前10世紀頃のいにしえにフェニキア人がつくった古い町で、19世紀はじめに歴史上有名なトラファルガーの戦いのために無敵艦隊が出航したのもここでした。ウエルバ同様、海老などの魚介類がおいしいことで知られています。また、へレス・デ・ラ・フロンテーラ、プエルト・デ・サンタ・マリア、サンルーカル・デ・バラメダを結ぶ三角地帯はシェリー酒の産地で、シェリーツーリズムを楽しめます。へレスの町はフラメンコが盛んで、良馬の産地でもあるので王立馬術アカデミーでは馬術ショーを見学することもできます。

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<へレスの町では食事の時に飲むのは、もちろんシェリー酒>

内陸部にはアルコス・デ・ラ・フロンテーラをはじめとする白い小さな町があるので、こちらも見逃せません。

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<崖の上にある白い町、アルコス・デ・フロンテーラ>

富豪が集まる高級リゾートや白い村があるマラガ

ピカソの生誕地であるマラガ県のマラガは、アンダルシアではセビージャに次ぐ大きな都市。コスタ・デル・ソルとよばれるビーチリゾートの中心として賑わっています。郊外にはマルベージャやプエルト・バヌースといった世界の富豪が訪れるリビーチゾートがあれば、ミハスやフリヒリアナのようなスペインらしい白い小さな町や世界一危険な道といわれるカミニート・デル・レイもあり、見どころはたくさん。かつて滑落事故が相次いだカミニート・デル・レイは数年前に安全に散策できるよう整備されたので、高いところが好きな方は歩いてみてはいかがでしょう?(※完全予約制です。)北部のアンテケラには、世界遺産に登録されたドルメン遺跡もあります。

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<フリヒリアナからは遠く地中海が見える>

次回は残りの4県についてお話ししますので、どうぞお楽しみに。

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田川敬子
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記事投稿日:2019/02/10最終更新日:2019/11/21

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