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【四季と宿をめぐる旅】徳島県〜食欲の秋!祖谷渓温泉ホテル秘境の湯とかずら橋ライトアップ〜
秋と言えば、"食と紅葉"が旅のテーマになる方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、四国から「祖谷渓(いやけい)温泉ホテル秘境の湯」と「祖谷のかずら橋」をご紹介したいと思います。
四国の山の幸が詰まった豪華懐石料理を味わえる上に、専用プランで予約をすると、バスでかずら橋のライトアップへ送迎してくれる特典付き!秋の四国の秘境を満喫することができますよ。
目次
日本三大秘境の1つ祖谷渓
四国の名峰・剣山(つるぎさん、標高1,955m)の山麓に位置する「祖谷渓」。実は世界遺産に登録されている白川郷と並んで、日本三大秘境に選ばれています。
かつて壇ノ浦で敗走した平家の落人が、追っ手から逃げるために作ったと伝わる「かずら橋」がトレードマークで、とても山深い場所です。
祖谷渓を代表する温泉旅館
日本屈指の秘境・祖谷渓ですが、実は四国有数の温泉地として知られています。「祖谷渓温泉ホテル秘境の湯」も、そんな祖谷渓温泉を代表する温泉旅館の一つです。
紅葉を眺めながら入る露天風呂など、素晴らしいポイントはたくさんあるのですが、今回は食を中心に取り上げたいと思います。
山の幸のおもてなし
「祖谷渓温泉ホテル秘境の湯」の料理は、山の幸が詰まった秘境ならではの懐石料理です。
川魚のお造りや塩焼き、阿波牛の味噌朴葉焼きや阿波豚のお鍋、祖谷名物に手打ちそばまで!ご当地ならではの豊かな食材に魅せられます。
まずは食前酒の「県木山桃実ワイン」から。桃の甘さと酸味が効いて、さっぱりとした飲み心地で、お酒が得意でない方でも美味しくいただけるでしょう。
こちらはアマゴの塩焼き。表面がカリッと香ばしく焼かれ、脂が染み出しています。塩加減も絶妙で、ホクホクとした身にかぶりつきます。
赤身と脂身のバランスがほどよい阿波牛。たっぷりと味噌をつけて、とろける食感とお肉の旨みを楽しみます。
平打ちの祖谷そば。食べた瞬間に「あ、優しい...」と癒されます。出汁と一緒に、ツルツルといただけて、懐石料理の〆に最高です。
そんな極上の料理のおともには、地元の地酒を。飲み比べセットは、お得でフォトジェニック!パートナーとの団欒のひとときを彩ります。
専用バスで行くかずら橋ライトアップ
かずら橋ライトアップツアーがセットになったプランで予約すると、夕食後に専用バスで「祖谷のかずら橋」のライトアップをご案内していただけるのです。
秘境の夜らしい、格別な時間が待っていますよ。11月上旬から中旬にかけて紅葉に彩られ、夕闇に浮かび上がる橋の佇まいはとても幻想的です。
また周囲にも注意を払ってみてください。下を流れる祖谷川の音や、夜空に光る満天の星も、隔絶した自然を物語ってくれます。
かずら橋の近くにある「琵琶の滝」もライトアップされています。
この場所は平家の落人が集まりながら琵琶を弾き、己の境遇を慰めあったと伝わっている場所なのですが、そのシーンを不思議と想像できてしまいます。
いかがでしたでしょうか。今回は食と紅葉を楽しむとっておきのお宿をご紹介しました。秘境と言えどハードルは高くないので、ぜひカジュアルに訪れてみてください。
祖谷渓温泉ホテル秘境の湯
- 住所:徳島県三好市西祖谷山村尾井ノ内401番地
- TEL : 0883-87-2300
- 予算:1泊2食付き15,120円〜/人
- 公式サイト:祖谷渓温泉ホテル秘境の湯
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土庄雄平
- 1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。