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観光列車etSETOraとシースピカで瀬戸内島旅ぐるりたび
窓子デース!今回は瀬戸内海の旅のお話をお届けします。
前にも書きましたが、広島はオットの転勤で3年間暮らした土地。おかげでまぁまぁ土地勘はありますが、この何十年かで街並みは激変しています。
しかし、穏やかな海、美しい瀬戸内海に浮かぶ島は昔と何ら変わることはありません。
目次
宮島といえば!
そりゃー世界遺産の厳島神社ですよね。わかります。わかりますが、今回は渡っていません。
<白焼き>
窓子達(娘が同行)はうえののアナゴ飯をいただきに行きました。
JR広島駅から在来線利用で行きました。
もうじき広島電鉄の新しい駅ができるようで、フェリー乗り場も新しいターミナルになっていました。
それらを横目で見ながらその後は路面電車で八丁堀にあるアンデルセンへ。前回来た時は改装中でしかもその日は店休日。10年ぶりくらいに訪れました。
<フレンチトースト>
夕食用にサンドイッチを購入。ティーサンドは絶品でした。
絶対また来る!
グランドプリンスホテル広島 再び
今回はちょっと広めの部屋を予約しました。
ベイサイドではあるけれどなかなか広い!
ファミリーツインて、ソファが長めなんですが(笑)
しかもこのビューバスはパーキングから丸見え?とかいいながらも、暗くなってから夜景を楽しみながら入浴しました。
夕食はサンドイッチだったのに、夜になると飲兵衛の娘がバーに行きたいと言い出しました。最上階のトップオブヒロシマです。
実は昨年の同じ頃にも来ていたのですが、その時はクローズしていました。朝食の時にコーヒーだけ飲みに行った写真があるのでそれをアップします。
<トップオブヒロシマからの眺め(2021年)>
明るい時と夜ではずいぶん違いますね。
そしてこのバーカウンターは何となんと、最近話題に上がっていた映画「ドライブ・マイ・カー」の舞台にも使われたのです。
あの作品でのバーは暗かったので地下で撮影されたのかと思っていましたが、スタッフの方曰くかなり照明を落としての撮影だったとか。
またこの広島グランドプリンスホテルは、来年のG7の会場にも決定したとか。良かったですね!昨年の寂しい状況を覚えているだけに自分のことのように嬉しいです。
やっぱりホテルには人が集わないと。
人の賑わいとはやはり大事なんだな...このコロナ禍で一番感じたことでした。
グランドプリンスホテル広島
- 住所:広島市南区元宇品町23-1
- TEL:082-256-1111
- 公式サイト:グランドプリンスホテル広島
観光船シースピカでめぐる島々
今回宿泊先をグランドプリンスホテル広島にしたのは、乗船場がホテル前だったからです。
<小雨は降っていましたが、島々は幽玄な佇まい>
シースピカは高速船です。真剣に走ると早い(笑)
では出港〜( ̄^ ̄)ゞ
<呉港はお約束の風景>
下蒲刈島編
下船できる船だったのか(°▽°)!(まさかの、乗ってから知るという...。)
70分も何するんかな、と思ったら全くの間違いでした。
心残りたくさん過ぎ。
桟橋付近で鯛めしと海産物などを売っていた地元のご婦人方、また見所の要所に立ち、説明をしてくれた揃いの観光法被を着ていたお爺さま方。
<鯛めし。別にお弁当があるのに...笑>
窓子も混じって老後はここで観光客相手にコーヒーでも売ろうかしら、と思うくらいのウェルカムモードに心が温かくなりました。
<波止場で買った塩トマト。めちゃ美味です>
契島編
さて質問です。
今から見る2つの写真のうち、どちらが「瀬戸内海」でどちらが「ヴェネツィア」でしょうか。
この契島(ちぎりしま)を見た時にアドリア海にいるような錯覚を受けました。
あの日も小雨が時折り混じる曇天。右に工業地帯。左にヴェネツィア本土。その記憶がまざまざと浮かんできたのです。
というわけで、正解は1枚目が契島、2枚目(船の窓枠がある方)がヴェネツィアでした(^ ^)
この契島は"生きている軍艦島"と呼ばれており、島のほとんどが工場なのです。
パッと見、軍艦島というよりモン・サン・ミシェルに似ていると思いました。(窓子はモン・サン・ミシェルより軍艦島の方が家から近い割には軍艦島を見たことがありません。)
というわけで、知られざる契島。ぜひぜひ体感していただきたい。
大久野島編
大久野島は、野生うさぎがたくさんいるという事で知られた島ですが、大変な過去の歴史を背負っていました。
毒ガス資料館って何?
たった150円しかしない入館料を払い見学しました。
ああ...。
1929年から大日本帝国陸軍が全島民を追い出してこの美しい島を毒ガス製造工場にした過去が語られていました。
戦争終結後は撤去作業でたくさんの人達が毒ガスの被害にも遭いました。
なんと悲しい負の歴史でしょうか。
展示物と展示写真は撮影禁止です。
仮に撮影オッケーでも閲覧注意の写真ばかりでした。
<うさぎの巣穴って初めて見たかも>
うさぎに癒されて乗船...。
<シースピカと小さな港>
観光列車etSETOra(エトセトラ)
窓子は観光列車は初めて!
今回は三原駅からのんびりと瀬戸内海の景色を見ながら広島駅へと向かいます。
<晴れていれば...>
下り列車のテーマはバー。酒好き娘の選択です(笑)
娘はジントニックやアルコール度数41度というお酒をロックで飲んでいました(゚∀゚)
窓子は舐めただけでも眠気が。
さすがの酒豪娘もダウンして、観光列車なのに途中でうとうと。八岐大蛇か(笑)
と、いうわけで景色半分熟睡半分で2時間半くらいの旅は終わりました。
<クリームソーダを再現したスマック>
下戸の方もご安心下さい。スマック150円という初めてみた飲み物が美味しかったです。
というわけで窓子初の観光列車体験は終わりました。
〆の広島の定番は...
<電光石火というお店でした>
やっぱりコレしかないでしょう!
今回はリニューアルして新しくなった広島駅内のお店でいただきました。
チェーン店が博多にもあるけれど、いいの。
食べたのが広島なら(笑)
なぜか関門海峡を渡るとお好み焼きもラーメンも味が変わる。窓子の持論です。
あとがき
今回は窓子が普段受けているツアーの内容を参考に組み立てました。
観光列車etSETOraとシースピカで瀬戸内海をぐるりと一周できます。
etSETOraは尾道から出ていますが、シースピカと合わせたら三原港を乗下車地にすると便利でしょう。
今度は下戸のお友達と上りのetSETOraでスイーツを予約して西行きシースピカでまた違う島に寄ってみようかしら。
だって瀬戸内海の島旅って本当に本当に素晴らしいんですよ〜(╹◡╹)
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窓子
- 10年来の飛行機嫌いを克服して海外旅行が趣味になりつつある映画好きのSWオタクにしてトレッキー、さらに新撰組熱血ファン。勤務先は旅行会社 コールセンター。たまに不要な知識を暴走させてお客様と長話をしてしまう難癖あり。