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国宝「彦根城」の天守閣から現代の城下町を見下ろそう!
みなさんこんにちは。歴旅ライターまえてぃーです。
今回ご紹介したい場所は、滋賀県彦根市にある彦根城です。ゆるキャラ"ひこにゃん"と聞けばビビッと来る方は多いかもしれませんね。そんな彦根城は、いったいどんなところなんでしょうか!?早速行ってみましょう。
目次
彦根城へのアクセス
- 住所:滋賀県彦根市金亀町1−1
- 電話番号:0749-22-2742
- 開館時間:8:30~17:00(最終入場は16:30)
- 休館日:なし
- 入館料:一般800円、小・中生200円
- アクセス:電車の場合はJR 彦根駅 下車 徒歩約15分、車の場合は彦根ICより15分(有料駐車場有り)
彦根城とは
彦根城は、江戸時代初期に井伊直継、井伊直孝により、約20年に渡り築城されたお城です。建築した人物の名前から分かるように、井伊家の居城です。大老・井伊直弼を生み出した井伊家が、14代にわたって藩主を務めていました。
その内部には、重要文化財に指定されている櫓や、国宝に指定されている天守が堂々と存在しています。また、彦根城には別名「金亀城(こんきじょう)」と呼ばれ、これは彦根城が築城される前、彦根山の上にあった寺院に、金色の亀に乗った観音像が安置されていたことからといわれています。金色の亀なんて、想像するだけでも美しく、荘厳そうですよね。
彦根城周辺には駐車場(有料)も複数設置されています。
彦根城への道のりは長い階段!
彦根城の麓に到着すると、料金所があります。そこには滋賀県彦根市のキャラクター"ひこにゃん"が、何時にどこに登場するかが案内されていますのでしっかりチェックしましょう。
残念ながら今回は予定が合わず、まえてぃーはひこにゃんには会うことはできませんでした。次回は会えますように。
さぁ、気を取り直して奥に進むと彦根城はコチラ、の看板があります。その方向を見るとなんと!長―い階段が現れました!!
「これを登るのか、、、」と心が悲鳴をあげそうになりますが、江戸時代の人達はきっと毎日駆け上がっていたんだと歴史上の人物たちに思いを馳せ、いざ一歩一歩進んでいきましょう。
まえてぃーはおよそ10分ほどで上ることができました。
そして、階段の上には重要文化財の「天秤櫓」が見えてきます。
解説によると、この天秤櫓は豊臣秀吉が長浜城大手門を移築したと言われているもので、ちょうど天秤のような形をしていることから天秤櫓と呼ばれるようになったそうです。
西側と東側で石垣の積み方が違うそうなので、ちょっと立ち止まって観察してみるのもいいかもしれないですね。
櫓の内部も見学できますよ。
天守閣から城下町を見下ろそう
いざ天守閣へ参りましょう!
先にお話しておきますが、天守は3階3重で築城されています。つまり3階建てなんですが、上階へいく階段はとても急です。梯子、と表現した方がいいかもしれません。まえてぃーもそれはゆっくり上り、下がりをしましたので、みなさんも決して急がずゆっくり移動してくださいね。写真を撮る余裕などはありませんでしたし、前後の人にも注意してくださいね。
内部はそれほど大規模ではありませんので、じっくり見ることができると思います。
順路が分かりやすく表示されてありますので、その案内に従って進みましょう。
こちらが鉄砲狭間です。外敵の攻撃へ反撃する際、外側からは見えないように板をはめる工夫がされています。
こちらは「破風の間」と言って彦根城の隠し部屋です。隠し部屋内部にも鉄砲狭間が設置されています。隠し部屋があるなんて、やっぱり歴史にはロマンを感じてしまいますね!
天守3階からは滋賀を一望する多くの景色を各方向から見ることはできます。なんと天気のいい日は、琵琶湖の対岸まで見ることができるそうです。
彦根の街を見下ろしながら、当時はいったいどんな景色だったんだろう?と想像するのもいいですね!
上った時と同じように、いやそれ以上に注意しながら下への階段を進んだら、爽やかな達成感を味わうことができると思います!そして忘れてはいけないのがお土産の購入です。
彦根城やひこにゃんに関連したものから、彦根や滋賀にゆかりのあるご当地グッズやお菓子にお酒がたくさん販売されています。目移りしてしまいますね。
やはり、ここはひこにゃんグッズでしょうか。
なかなかインパクトにあるポストも探してみてくださいね!
いかがでしたか?彦根城の周りには庭園や自然も多く癒される景色がたくさんあります。ぜひこの季節に彦根城を訪れてみてくださいね!
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まえてぃー
- 元ノリノリ世界史教師。教科書に載ってたり載ってなかったりする世界の歴史ポイントをご紹介。旅のついでにそのロマン溢れた世界をご堪能ください。