たびこふれ

魅力あふれる五島列島・福江島の"見る・体験する・食べる"をレポートします

記事投稿日:2022/05/02最終更新日:2022/05/02

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鐙瀬熔岩海岸

<トップの画像:鐙瀬熔岩海岸(あぶんぜようがん)海岸>

五島と言えば何を思い浮かべますか?きれいな海やおいしい魚介類、それとも・・・。

椿メロンに椿野菜、椿油(食用)、美豚(ヴィトン)、五島茶に五島ワイン、五島牛、五島芋・麦などの焼酎。市場の朝セリ、カンコロ餅、五島うどん、朝ラー、充実したコワーキングスペース。溶岩、キリスト教の教会等世界遺産。見る・体験する・食べる。まだまだ知らない五島があります。

もっともっと知って欲しい!今回はそんな五島についてレポートします。

目次

1. 五島列島・福江島

福江島は、九州最西端、五島列島の南西部に位置し、コバルトブルーの海と白い砂浜、四季を通して楽しめる釣りやマリンスポーツ、キリシタンの歴史を物語る世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」など、自然と歴史がつまった魅力あふれる島です。

交通手段としては、飛行機やフェリー、ジェットフォイルなど、長崎から最短で約30分、福岡からは約40分で行ける島でもあります。今回は福江島を中心にご紹介します!

2. 世界遺産(自然に溶け込む美しい教会群)

福江島には潜伏キリシタンの歴史が息づく教会堂が点在しています。また、少し足を延ばした久賀島と奈留島には、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の「久賀島の集落」と「奈留島の江上集落」があります。島内の石を集めて作られたルルド洞窟や手書きのステンドグラスなど、工夫を重ねた信徒の思いなどを感じることができます。

堂崎教会(どうざききょうかい)

堂崎教会

禁教令が解かれたあと、フランス人宣教師フレノー、マルマン両神父が五島を訪れ布教にあたり、1879年にマルマン神父によって、五島における最初の天主堂(木造)が建てられました。

堂崎教会

その後着任した、ペルー神父によって1908年に、現在のレンガ造りの教会堂が完成しました。建築の際には資材の一部がイタリアから運ばれ、内部は木造で色ガラス窓、コーモリ天井などの教会堂建築になっています。

【堂崎教会】

  • 住所:長崎県五島市 奥浦町堂崎2019
  • アクセス:市内から車で約20分
  • 関連サイト:堂崎教会(ながさき旅ネット)

旧五輪教会堂

旧五輪教会

1881年建立の旧浜脇教会が1931年の建替えの際、五輪地区に移築されました。

旧五輪教会

この旧教会が老朽化で解体される寸前、島内の仏教徒の助言によって価値が再確認され、五島市に移譲される事になり文化財として保存されました。この地区は久賀島の中でいまだに直接車で行くことができない陸の孤島。

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「久賀島の集落」に建つ教会なのです。

旧五輪教会

【旧五輪教会堂】

  • 住所:長崎県五島市蕨町993-11
  • アクセス:福江港から船で20分。または、田ノ浦港からタクシーで40分、その後徒歩15分
  • 関連サイト:旧五輪教会堂(ながさき旅ネット)

3. 新しいリゾート ~2022年4月まさに建設中のハイクラスなホテルたち~

このコロナ禍に、新しいホテルが誕生しようとしています。

2022年夏のオープンを目指す、2つのリゾートホテルに注目です。

カラリト

建設中のカラリト
<建設中のカラリト>

目の前にビーチが広がるリゾートホテル。保養所があったものをリノベーションし、新たにヴィラなど棟を建て、生まれ変わろうとしているホテル。

100%五島列島を楽しむ"asobi"マリンスポーツ、e-bike、アウトドアサウナ、伝統的なものづくり体験など、五島の雄大な自然と文化を楽しめるアクティビティを満喫してください。

五島リトリートray(レイ)

鬼岳をバックにしたリトリート
<鬼岳をバックに、建設中のリトリートレイ>

五島のシンボル「鬼岳」が300万年前に噴火したときに形成されたと言われる溶岩海岸を見下ろす高台に位置しています。五島つばき空港から車で10分とアクセス良好、橋本 夕紀夫氏のデザインによる、全室オーシャンビュー露天風呂付きのラグジュアリーホテルです。

4. 椿ブランド(椿野菜、椿メロン、椿油)

「椿やさい」とは、福江島の至るところに咲いている椿を使った天然の肥料で育てる野菜のことです。

椿の油を絞ったあとの、実の搾りかすを天然の肥料にされています。出来るだけ農薬を使わず、島で採れた椿の天然肥料と島周辺の海水を使われています。豊かな自然環境で心をこめて作る野菜はそのものの風味や甘みがぐっと増し、切ると水分が溢れるほどの瑞々しさに驚かれるそうです。

そんな椿野菜。今回は生き生き五島の直売所が閉まっていたので、近くのドラックストア「コスモス」にて購入しました。

いきいき五島椿野菜
<生き生き五島"椿野菜" in コスモス>

椿メロン(やしろ農園オリジナルブランド)

椿メロン
<画像出典:やしろ農園公式サイト

島のあらゆるところに咲く"椿"に注目し、花や葉を自家製ぼかし肥料にまぜ発酵させたもの、椿の油かす、五島の海水、もみ殻、米ぬかなどを使用し栽培。また、島内でも寒暖差の大きい盆地で育ち、山の1番水を使用しているそうです。

島の豊かな自然で育った五島ならではの"椿メロン"。

きめ細やかな果肉は、しっかりとした歯ごたえがあり、味は濃厚なのに、スッキリ。果汁が多く芳醇な香りを楽しめます。(やしろ農園 公式サイトより)

やしろ農園 椿メロン

やしろ農園 椿メロン

椿油(美容と食用)

椿油

1966年に長崎県の花木に指定され、県のシンボルとして、多くの人々に親しまれているツバキ。

五島のツバキ油が高く評価され、資生堂「TSUBAKI」の原料に採用されたのも有名な話です。

食用椿油は主成分であるオレイン酸トリグリセリドが豊富な植物油です。

厚生労働省のホームページによりますと、椿油に含まれるオレイン酸は一価不飽和脂肪酸で、血中のLDL(悪玉)コレステロールを減らす効果があります。そして、このオレイン酸を多く含む代表格として知られるのがオリーブオイル。実は、椿油はオリーブ油をさらに上回る豊富なオレイン酸の含有量であることが研究の結果わかったそうです。カメリアオイルとして知られる椿油は、オリーブオイル、ホホバオイルとともに世界3大オイルと呼ばれています。

5. おしゃれでナウいカフェ&ワーケーション

ワーケーション
セレンディップホテルでワーケーション>

日本国内でも有数の「ワーケーションしやすい地域」として最近注目されている五島市では、ここ数年市街地にコワーキングスペースが複数オープンしています。

有料/無料、会議室・個室あり、カフェやキッズスペース併設、共有キッチンありなど、それぞれ特徴があります。どこも高セキュリティのWi-Fi完備なので、安心して仕事ができます。

手と場カフェ

今回も様々な場所で利用させていただきましたが、一番驚いたのが、葬儀場(ハートホール福江)でワーケーションができたことです。改装して間もなく、きれいで静かですし、飲料などが無料提供でした。スクリーンなどもあり、様々な場面で活躍しそうなスペースでした。

>>五島ワーケーションの詳しい情報はこちら

自家製スパイス梅スカッシュ
<自家製スパイス梅スカッシュ>

6. 見る・体験する(ふるさと館、山本二三美術館、心字が池、鬼岳、朝競り)

1614年(慶長19)江川城が焼失し、3代にわたって築城の嘆願。江戸時代後期には、異国船が頻繁に五島灘を往来するようになって、幕府から築城の許可を得ました。その福江城は、三方海に囲まれた海城でもあります。江戸時代最後の城郭でしたが、築城5年後に明治維新となり解体され、その跡に五島中学校(現五島高等学校)が建てられました。

その様な歴史が残る福江の一面をご紹介します。

福江武家屋敷通りふるさと館

福江武家屋敷通りふるさと館

ふるさと館では、庭園が見える縁側にて、五島茶とカンコロ餅をいただきながら、五島弁をまじえた五島民謡などを地元の講師と一緒に楽しみました。

島を車で走っていると茶畑があらわれ、お茶の栽培をされていることにはビックリしました!

福江武家屋敷通りふるさと館

また、意外と盛り上がる話題と言えばカンコロ餅。ソウルフードですね。焼き方はトースター派・フライパン派など、入っているものは、プレーン・ごま・よもぎ・紫芋味など、家庭によって違うそうです。カンコロ餅は家庭の味だなと強く感じました。

武家屋敷通り

【福江武家屋敷通りふるさと館】

山本二三美術館

山本二三美術館

長崎県五島市出身のアニメーション映画・美術家 山本二三氏。『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』等、画業約40年の間、数々の名作アニメーションで美術監督を務めていらっしゃいました。

【山本二三美術館】

五島氏庭園隠殿屋敷・心字が池

五島氏庭園隠殿屋敷

五島家第30代盛成公によって2年の歳月をかけて造られた隠殿。

京都の僧・全正によって造られた庭園は金閣寺の丸池を模したもので、趣深く美しい。心の文字を象った『心字が池』や樹齢800年以上と言われる楠の木、四季折々の植物などがご鑑賞できます。

福江城(石田城)五島氏庭園は、庭園文化史上高い価値があるとして、平成3年に国の名勝に指定されました。

心字が池

【五島氏庭園隠殿屋敷・心字が池】

鬼岳とグラススキー

鬼岳

五島市の南岸に噴き出した鬼岳火山群は今から300~500万年前に噴火して、西洋の盾を伏せたようななだらかな台地を造りあげた楯状火山(アスピーテ)の上に、さらに5万年前第2次の噴火によって臼のような形をした臼状火山(ホマーテ)が重なり合ってできたもので、シンダーコンといわれています。

鬼岳、火岳、城岳、箕岳、臼岳の5つの火山から形成され、全山緑の芝生におおわれた鬼岳は、ハイキングなどには絶好の場所です。

噴火口からは「ペレーの涙」と呼ばれる珍しい火山涙が産出しており、県の天然記念物に指定されています。

鬼岳からの眺め

楽しいグラススキーの様子を動画でご覧ください!

>>鬼岳の詳細はこちら(五島の島たび)

朝競り

セリ

朝6:30から始まる競り。1つの競りが終わっても、次々と魚が持ち込まれます。生きのいい魚やタコなどを目の前で見ることができます。この日は26.5kgのクエが運ばれていました。

セリ

まだ生きています!

7. 食べる(朝ラー、寿司、五島うどん、五島ワイン、ハコフグ)

日本三大うどんの1つ、衝撃のグルメ、島民に愛され続けるソウルフード、芋焼酎などなど。様々な食がある「しま」、五島。その一部をご紹介します!

宝来軒:朝ラー

宝来軒 朝ラー

競りの後は、朝7:00から開いている豚骨ラーメン屋さんで朝ラー。

あっさり豚骨で意外と朝からイケます。隣ではさらにチャーハンを食べていらっしゃる方も!

宝来軒

>>宝来軒の詳細はこちら(五島の島たび)

寿し割烹 進駒:おすすめランチ!

寿司屋 進駒

進駒は、五島市役所の裏にあります!この内容で800円!!10貫ランチ。

>>寿し割烹 進駒の詳細はこちら(五島の島たび)

おっどん亭:五島うどん

おっどん亭

製麺された麺をその場で食べられると好評のおっどん亭さん。

五島うどんと言えば"地獄炊きうどん"を出汁や卵でシンプルにいただくスタイル。しかし今回は甘辛く煮込んだ肉うどんをいただきました。

ちなみに、"おっどん"とは、「俺たち」という意味の方言なんですよ。

>>おっどん亭 公式サイトはこちら

五島コンカナ ワイナリー&リゾート:客室と五島ワイン

コンカナ王国

五島コンカナ王国には、コテージ、デラックスツイン、和洋室、洋室、4タイプの客室があります。

>> 五島コンカナ ワイナリー&リゾートの公式サイトはこちら

キャンベルアーリー2020

五島ワイナリーのキャンベル・アーリー2020(写真は2021)は、アジア最大級のワインコンペ「サクラアワード2021」で金賞に輝いたワインです。五島ワインは1年1年色も香りも味も違うという不思議なワインでした!

>>五島ワイナリーの公式サイトはこちら

五松屋:地元の移住者が推薦するお店

五松屋 刺身盛り合わせ

河豚のから揚げと練り物

練り物が歯ごたえ十分。ザクザクとクセになる歯ごたえです。

はこふぐ

名物"ハコフグの味噌焼き・かっとっぽ。

>>五松屋の詳細はこちら(五島の島たび)

五島列島製麺所:"ご"SOBA定食

ごSOBA定食

十割そばがたまりません。飲んだ翌日には優しいランチです。

蕎麦湯

>>五島列島製麺所 公式サイトはこちら

五島つばき空港:レストラン カメリアのとんかつ定食と搭乗機

カメリア
<とんかつ定食>

最後の空港まで食べつくします!!

搭乗機

9. 最後に

今回全てをご紹介することができませんが、五島牛、美豚、五島芋・麦(焼酎)どれも五島ブランドでおいしかったです。カンコロ餅は予習していきましたが、それ一つで話が弾みました。五島ワインも、同じ種類のワインでも200年と2021年では香りも色も味も全く違っていて、うんちくは語れませんが本当に面白いワインでした。

福江島は、30分程度でいろいろなところへ足を伸ばせますので、非常に動きやすいですし、地元の方はとても暖かく人間味があり、楽しく語り合えました。また遊びに行きたいと思います。一つ心残りなのは、鬼鯖寿司。食べたかったなぁ。

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記事投稿日:2022/05/02最終更新日:2022/05/02

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