【秋田】日本三大樹氷「森吉山」で見上げる雪の造形美

樹氷

<トップ写真 提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

樹氷と聞いて最初に思い浮かべるのが山形県の「蔵王(ざおう)」の樹氷だと思います。しかし、同じ東北の秋田県でも樹氷を見ることができます。そこは秋田県の「森吉山(もりよしざん)」。どんな樹氷を見ることができるのか楽しみです。それでは森吉山へ行ってみましょう!

目次

樹氷ってなに?

アオモリトドマツの木に氷と雪が付着してできたもの。マイナス30℃でも凍らない雪粒が、強い風に乗ってアオモリトドマツに衝突すると、一瞬にして氷になります。これが繰り返され、大きく成長し樹氷になります。樹氷ができるための条件はいくつかあり、これらを満たす場所は世界的に希少なのだそうです。サラサラ雪の北海道は木に付着しない、ベタ雪の東北より南の雪も氷にならないから付着しないそうです。

森吉山阿仁スキー場の山頂駅ではスタッフが樹氷に関する説明を行っています。

森吉山阿仁スキー場での説明

外に出していた真水(水道水ではダメ)を室内に持ってきて「どんっ」と振動を与えると上から水が凍っていきます。これがアオモリトドマツに衝突して氷になる原理です。

※動画でもご覧ください。

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    凍ったペットボトル

    森吉山の樹氷はいつ見るの?

    森吉山が掲げる樹氷鑑賞期間は、2022年(令和4年)は1月8日から3月6日までとなっています。もちろん前後でも気象条件が揃えば見ることができますが、確実に見ることができるのは2月中だそうです。

    森吉山の樹氷はどこで見るの?

    森吉山の樹氷は阿仁(あに)スキー場で見ることができます。まず阿仁ゴンドラ山麓駅(標高537m)からゴンドラに乗り、標高1,167mの山頂駅へ。阿仁ゴンドラは6人乗り、距離は3,473mもあり標高差632mを片道約20分かけて上ります。ゴンドラ山頂駅から徒歩約5分のところに樹氷平が広がります。樹氷平は1周約30分の観察路になっています。阿仁ゴンドラ山麓駅から山頂駅まで往復大人1,800円です。

    森吉山阿仁スキー場のゲレンデマップ

    晴れた時の森吉山の樹氷

    それでは晴れた時の森吉山の樹氷をご覧ください。写真は...。秋田県観光連盟にてご提供いただきました(笑)。

    森吉山の樹氷
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    森吉山の樹氷
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    森吉山の樹氷
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    森吉山の樹氷
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    森吉山の樹氷
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    いやぁ〜、素晴らしいですね!まさに樹氷はスノーモンスターと呼ばれるだけあって迫力があります。樹氷も年によって出来上がりが異なりますので、できる限り通って見に行きたいものです。(2022年は樹氷の当たり年だそうです。)

    吹雪の時の森吉山の樹氷...

    僕が訪問した時...。阿仁ゴンドラ山麓駅(標高537m)のゴンドラ運転状況のボード。山頂の天気は雪、気温はマイナス13℃です。積雪は290cmです。

    森吉山阿仁スキー場のゴンドラ山麓駅

    ゴンドラに乗り、標高1,167mの山頂駅へ向かいます。距離は3,473mもあり標高差632mを片道約20分かけて上ります。ゴンドラ内はもちろん寒いです。

    森吉山阿仁スキー場のゴンドラ

    出発時の視界はそこそこあったのですが...。

    ゴンドラ

    まだまだ余裕です。

    森吉山阿仁スキー場

    山頂駅...が雲に隠れてしまっています...。

    ゴンドラ

    山頂駅付近はこんな感じ(笑うしかない)。

    山頂駅

    歩いて約5分のところにある樹氷平に行こうとすると、スタッフに慌てて呼び止められました。

    スタッフ「あなだ、どこさ行ぐぅの?」

    僕「樹氷平へ行きます!」

    スタッフ「ダメだぁ、その靴で行ぐぅのは。今日は雪が降ってるがら、ここさぁ長靴とスノーシューぅがあるからこれ履いてけ。」

    ということで、膝までの長靴を履いて、初体験のスノーシューを装着、そして両手にストックを持ってスタートです。

    森吉山阿仁スキー場

    山頂駅から樹氷平まで約5分です。しかし、少し急な上り坂をえっちらおっちら上っていかなければなりません(これが結構きつかった...)。スノーシューを借りて正解でした。

    森吉山阿仁スキー場の樹氷

    樹氷平に着きました。吹雪です。めっちゃ寒いです。完全防寒着で行ったつもりでしたが、手袋が街中用の手袋だったため、手が凍傷になるかもしれないと思い、樹氷平は周遊しませんでした。

    森吉山阿仁スキー場の樹氷

    今年の樹氷は当たり年だそうでとても大きいです。

    森吉山阿仁スキー場の樹氷

    アオモリトドマツ全体に雪が付着していますね。

    森吉山阿仁スキー場の樹氷

    樹氷平までの道、樹氷平は吹雪でも道を逸れないようにロープが張られているので、その通り進めば問題ありません。なお、雪粒が顔に当たり僕の顔は凍りついてしまいました(笑)。特にまつ毛に雪の結晶ができていました。

    森吉山阿仁スキー場の樹氷

    長靴、スノーシュー、ストックは必需品でした。無料でレンタルしてくれるのはありがたいです。

    森吉山阿仁スキー場

    ゴンドラの中からも左右に樹氷を眺めることができます。

    森吉山阿仁スキー場

    まもなく阿仁ゴンドラ山麓駅に到着です。

    阿仁ゴンドラ山麓駅

    樹氷観賞はどんな服装で行けばいいの?

    完全防寒着が必要です。観光地であっても東北のスキー場です。山頂駅の気温はマイナス10℃前後です。スキーやスノーボードする時の格好を思い出して用意してください。

    そして手袋も重要です。あるのかないのか分かりませんが、防水、防風、そして付けたままスマートフォンのタッチパネルを操作できる手袋がベスト。普段使っているような薄っぺらい手袋では凍傷になる危険があります。

    そして頭には毛糸の帽子、靴は防水のものを絶対に用意してください。またメガネを掛けている方はメガネ拭きの布とメガネの曇り止めを付けておきましょう(前が見えなくなります...)。

    ★理想:毛糸の帽子、スキーやスノーボードをやる時の服装、手袋と厚手の靴下、防水の靴。

    樹氷を見る時の注意事項は?

    東北の寒さをナメてかかると凍傷になります。上の服装でもお伝えしましたが防寒・防風・防雪対策が必要です。

    一番油断するのは頭、手、足です。ここを絶対に冷やさないように気をつけましょう。

    またスマートフォンやカメラは寒さの影響で一気にバッテリーが少なくなってしまいます。貼らないカイロを上着の左右のポケットに入れておいてスマートフォンを入れると便利です。

    あとメガネをかけている人は、レンズが凍りつき前が見えなくなりますので、結露しないようにくもり止めなどの対策をしっかりしましょう。

    凍ったメガネ
    <こうならないように!笑>

    森吉山阿仁スキー場の看板犬

    阿仁スキー場には看板犬がいます。名前は北斗(ほくと)くん。5才2ヶ月の男の子です。

    秋田犬

    秋田といえば秋田犬ですね!それにしても大きい!

    秋田犬

    凛々しい!

    秋田犬

    日本三大樹氷

    日本三大樹氷は、青森県の八甲田山、秋田県の森吉山、山形県の蔵王だそうです。他にも岩手県の八幡平でも樹氷を見ることができるそうです。

    森吉山は花の百名山

    スキーシーズンが終わり、グリーンシーズンには色どり鮮やかな高山植物が咲き誇ります。

    グリーンシーズン 森吉山
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    グリーンシーズン 森吉山
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    グリーンシーズン 森吉山
    <写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

    森吉山阿仁スキー場のアクセス

    阿仁ゴンドラ山麓駅

    森吉山阿仁スキー場の阿仁ゴンドラ山麓駅の建物です。駐車場からすぐのところにあります。

    森吉山阿仁スキー場への道路

    森吉山阿仁スキー場へは車でのアクセスになります。ただしこんな雪道(行きは上り、帰りは下り)になります。両サイドは雪の壁です。

      秋田内陸縦貫鉄道 阿仁合駅

      樹氷の季節になると秋田内陸縦貫鉄道が臨時便を運行します。定期便の列車は便が少ないので事前に確認が必要です。>>詳細はこちら

      森吉山阿仁スキー場の最寄り駅・秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合駅から乗り合いタクシー利用になります。大人片道1,100円、乗車する1時間前に予約が必要です。>>詳細はこちら

      森吉山阿仁スキー場

      >>秋田県観光公式サイト「アキタファン」はこちら

      ※当記事は2022年2月に訪問した時のものです。当日の天候や北斗くんの出勤情報はTwitterにてご確認ください。

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      中尾勝

      旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。

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