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なぜ世界自然遺産の島?魅力いっぱいの奄美群島・徳之島

記事投稿日:2022/01/10最終更新日:2022/01/10

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犬田布岬

こんにちは! Tadakatsu.Oと申します。

鹿児島県の徳之島は、2021年7月26日に奄美大島・沖縄本島北部・西表島とともに「世界自然遺産」に登録されました。

なぜ徳之島が選ばれたのか、それを探りに私は実際に徳之島を訪ねて来ました!

徳之島空港
<徳之島空港>

目次

徳之島が世界自然遺産に選ばれた理由

徳之島が世界自然遺産に選ばれた理由は「生物多様性」だそうです。

「生物多様性?」ってちょっとわかりにくいですよね。簡単に言うと徳之島を含む「奄美大島、徳之島、沖縄県北部及び西表島」は独特の地誌(※)を背景に、世界的にも貴重な固有種や、絶滅の恐れがある動植物の生育地として非常な貴重な地域であるため、選ばれたそうです。※地誌:特定の地域に関する説明や研究のこと。

奄美群島には約1,500種の植物が存在し、そのうち226種が絶滅危惧種に指定されているそうです。そして徳之島にはなんと8種の固有種と110種の絶滅危惧種があって、南限種と北限種が入り混じっている貴重な島なのです。

ガイドのなみさんと浜歩きしました!

せっかくなので徳之島をガイドさんとともに歩いてみました!

浜歩きの達人!「なみさん」です!島の南東部にある「喜念浜」で、徳之島の動植物や生態系についてのお話を聞きながら、浜歩きをしました。

奈美さん.jpg
<ガイドのなみさん>

なみさんは徳之島の阿権浜(アゴンハマ)で地元の小学生たちに阿権浜の潮だまりを「阿権浜水族館」と名付けて案内をしているそうです。>>詳細は、阿権浜水族館のFacebookをご覧ください

【関連記事】浜歩きのすすめ 徳之島の喜念浜ビーチで漂着物を見つけよう♪

絶滅危惧種を発見

歩き始めてすぐに絶滅危惧種を発見!

イソマツ

イソマツを見つけました。割と簡単に見つけられたのですが・・・。秋から冬にかけてピンクの花を咲かせます。ちょうど見ごろでした!

環境庁のレッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物の種のリスト)では、イソマツは絶滅危惧種2類に分類されていて、奄美大島から沖縄に分布しています。

薬用目的の盗掘などで生育域が減少しているらしいですが、島内でも限られた場所にしか群生していないため、守っていく必要がありますね。

ここにも軽石が漂着していた

軽石.jpg
<漂着した軽石>

ここ徳之島にも、小笠原の軽石が漂着していました。生態系に影響がなければいいのですが・・・。

徳之島といえば闘牛

余談ですが、ここ喜念浜は"徳之島と言えば「闘牛」"といわれるほど、闘牛の散歩をあちこちで見ることができます。

闘牛.jpg
<闘牛の散歩>

ナイトツアーに参加

お昼の浜歩きに続いて、森の生き物観察ナイトツアーに参加しました。

ご案内してくれたのは、徳之島虹の会のかなこさん」です。

かなこさん.jpg
<ガイドの常 加奈子(つね かなこ)さん:NPO法人 徳之島虹の会所属)>

ナイトツアーのお目当ては特別天然記念物「アマミノクロウサギ」です。

アマミノクロウサギ.jpg
<アマミノクロウサギ:mae shin/PIXTA(ピクスタ)>

アマミノクロウサギを探すのは夜です!特別保護地区の三京林道を歩きながら探します!

三京林道は個人で勝手に通行することはできません。ガイドさん同行のツアーに参加して通ることができます。ここは世界自然遺産の特別保護地区です。自然を大切に保護していくためのルールはきちんと守っていきたいものですね。

特別保護地区の三京林道のゲート.jpg
<特別保護地区の三京林道のゲート>

暗い中ライトで道を照らし歩いていると、「アマミノクロウサギのうんこ」を発見!まだ、湿っていて柔らかかったので付近を探してみましたが発見できず!残念!

ガイドさん曰く、「アマミノクロウサギ」は普通のウサギと違って前足の爪が鋭く発達していて、急な斜面も駆け上るらしいです。

ウンコ.jpg
<アマミノクロウサギのうんこ>

また、アマミノハナサキガエルにも出会えました。

カエル.jpg
<アマミハナサキカエル>

アマミハナサキカエルは絶滅危惧種2類で固有種、鹿児島県では指定天然記念物になっています!

道の真ん中にふてぶてしく鎮座。ライトで照らしてみても動く気配なし。棒でつっつくと信じられないジャンプ力で森の茂みに消えていきました。

今回は残念ながらアマミノクロウサギに出逢うことは叶いませんでしたが、夜の森散策を満喫することができました。

最後に

浜辺でピクニック

喜念浜にて、島の方々と浜辺でピクニックランチ。皆さん気さくで本当にいい人たちです。

奄美群島には、奄美大島や与論島のようによく知られた島がありますが、中でも徳之島は特に世界自然遺産に選ばれるのに相応しい、手つかずの自然が残っていました。

浜辺でピクニック

徳之島の人々と話をしてみると、皆さん温かくお迎えくださり、UターンやIターン、移住の方が多いことにもびっくりしました。

コンパクトな島で何でもできちゃうから、皆さん口をそろえて「都会は不便だが徳之島は便利!」と仰っていたのが意外でした。

逆に、私が特に印象に残ったのは「便利すぎるのはつまらない。不便だからこそワクワクして毎日が楽しい」と仰っていたことです。

島での時間が経つにつれ、その意味がわかったような気がします。

手つかずの自然が残り、人の温かさを感じられる島・徳之島。あなたも一度訪ねて、ワクワク楽しい時間を過ごしてみませんか?

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