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【ロンドン】自転車でめぐるテムズ河岸、グリニッジ半島エリア

記事投稿日:2021/12/23最終更新日:2022/05/02

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自転車でめぐるテムズ河岸

環境にやさしい移動手段として、自転車利用の促進が続けられているロンドン。自転車ルートのネットワーク、サイクルウェイが拡大されるなど、サイクリストの安全を守るための整備が、街中でも以前より目に入るようになってきました。

加えて、ロンドンには車の通行を気にすることなくサイクリングを楽しめるルートがたくさんあります。今回ご紹介するのは、身近なところでテムズ川の雄大さを肌で感じることができる、テムズ川南岸、グリニッジ半島周辺のコースです。

付近のカナリー・ワーフ地区には、観光客を含め誰でも利用可能なレンタサイクル、「Santander Cycles」のドッキングステーションが多数あるので、気軽にチャレンジしてみてください(利用料1日2ポンド~)。

>>Santander Cyclesの用法、ドッキングステーションの検索はこちらから

目次

カティーサーク前広場からスタート!

カティサーク前広場

まずはグリニッジの観光名所のひとつ、カティーサーク前広場から出発です。カティーサーク号(Cutty Sark)は、現存する世界最古のティー・クリッパー(紅茶輸送用帆船)。現在はアトラクション施設になっており、船内の見学はもちろんのこと、ショップやカフェの利用も楽しむことができます。

>>カティーサーク公式ウェブサイト

グリニッジ旧王立海軍大学

カティーサーク前から、ウォーキング・ルートのテムズ・パス(Thames Path)を川沿いに下流方向へ進んでいくと、すぐ右手に見えてくるのが、旧王立海軍大学(Old Royal Naval College)です。世界遺産に登録されている「海事都市グリニッジ」の中核をなす、美しいバロック建築の建物は、英国が誇る建築家、クリストファー・レンの設計によるもの。『フォー・ウェディング』や『007 スカイフォール』など、数多くの映画の撮影場所としても知られています。

なお、テムズ・パスには一部道幅が狭いところもあります。あくまでも歩行者優先で行きましょう!

The O2とエミレーツ・エア・ライン

川が大きく蛇行するのに沿いつつ、THAMES PATH、THAMES CYCLE ROUTEという標識に従ってしばらく進んでいくと、白い大きなドームが目に入ってきます。これがグリニッジ半島(Greenwich Peninsula)の先端に位置する巨大複合施設、The O2です。旧名は、ミレニアム・ドーム。元はイギリスの西暦2000年記念プロジェクトの一環で登場したドームですが、現在はO2アリーナ、シネコン、多数の飲食店などを含む、一大娯楽施設になっています。

The O2
<The O2正面入口付近>

テムズ川の上を横断するエミレーツ・エア・ライン

The O2付近で川の上を優雅に横断しているのは、ロンドン唯一のケーブルカー、エミレーツ・エア・ライン(Emirates Air Line)です。横断の所要時間は10分ほど。テムズ川の上から絶景を楽しめる、ロンドンでもイチオシの観光アトラクションです。ロンドン交通局(TfL)により運営されており、運賃の支払いにはオイスターカード、コンタクトレス・カード(非接触型ICカード)が利用できます。

>>エミレーツ・エア・ラインの詳細情報

グリニッジ半島のケーブルカー

グリニッジ半島オリンピアン・ウェイ

テムズ川のケーブルカー

テムズ川にのぞむカナリー・ワーフ
<かなり川幅も広くなったエリアからのぞむ、上流のカナリー・ワーフ>

ロンドンを守る巨大設備、テムズ・バリア

さらに下流方向へと進んでいくと、川面で光る、銀色の巨大な建造物が数体、並んでいるのが見えてきます。これが潮汐を調整し、大洪水からロンドンを守っている、可動堰のテムズ・バリア(Thames Barrier)です。付近にはテムズ・バリアのインフォメーション・センターがあり、見学ツアーもありますが、現在はコロナ禍で予約制になっています。

>>詳細の確認は公式サイトで

テムズ・バリア

テムズ・パス上にある案内標識
<テムズ・バリア付近のテムズ・パス上にある案内標識>

テムズ・バリア
<インフォメーション・センター付近、下流側から見たテムズ・バリア>

テムズ川北岸も見どころは満載!

The O2の対岸西側はロンドン第二の金融街、カナリー・ワーフ(Canary Whalf)です。近代的で大規模なオフィスビル群の中には、ビジネスパーソンが多く利用するショッピングセンターもあります。

グリニッジ半島先端から少し東側の対岸、イースト・インディア・ドック地区には、テムズ鉄工造船所(Thames Ironworks and Shipbuilding Company)など、過去に閉鎖した造船所の建物が残っており、新しい建物や施設の合間に、歴史を感じられる地区でもあります。

ロンドン,イースト・インディア・ドック地区,テムズ鉄工造船所の建物

テムズ・バリアの北岸側には、その名もテムズ・バリア・パークいう大きな公園があります。「グリーン・ドック」と呼ばれる、何列も並んだ長い生垣の沈床園が有名な、広大な公園です。

テムズ・バリア・パークの東は、ロンドン・シティ空港。国内やヨーロッパの都市へと就航している、ロンドン中心部から一番近い空港です。ビジネス利用が多い空港で、観光地ではありませんが、水辺で飛行機の発着を間近に眺めることができ、ひそかに嬉しいスポットです。

グリニッジ半島エリアでテムズ川を渡るには?

このエリアでテムズ川の対岸に渡りたい場合、歩行者やサイクリストが利用できる橋はありませんが、DLR(ドックランズ・ライト・レイルウェイ)や地下鉄以外の手段として、次のものが挙げられます。

  • グリニッジ・フット・トンネル(南岸入口:カティーサーク前広場/北岸入口:アイランド・ガーデンズ。無料)
  • エミレーツ・エア・ライン(南岸発着地Emirates Greenwich Peninsula駅/北岸発着地:Emirates Royal Docks駅)
  • ウーリッジ・フェリー(ウーリッジ地区。無料) >>詳細はこちら

上の3つはどれも、使ってみること自体が貴重な体験となりえるものなので、おすすめです!

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