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【北海道】果ての島・利尻島って何があるの?おすすめスポットをご紹介!
北海道の北の果てにある利尻島。日本の百名山である利尻山や、原生林に囲まれた美しい風景が魅力の離島です。今回はそんな利尻島の観光スポットや、ぜひ食べておきたいグルメを紹介します。離島独特のゆっくりとした空気を感じながら、北の大地の魅力に触れてみませんか?
目次
利尻島ってどんな島なの?どうやっていけばいいの?
利尻島は北海道の北部、日本海に浮か円形の離島です。車なら約1時間半で回れる小さな島ですが、北の大地の豊かな自然や、色とりどりの花々など多くの見所があります。
利尻島の中央に位置するのは、日本百名山のひとつ、標高約1,720mの利尻山です。利尻島のシンボル的な存在で、隣の離島である礼文島や、稚内からもその姿をみることができます。その美しい姿から利尻富士とも呼ばれています。
利尻島へのアクセス方法は、主にフェリーと飛行機があります。
フェリーの場合は稚内と礼文島から出港しており、飛行機の場合は利尻島内にある利尻空港から、札幌や東京まで便がでています。
詳しくはこちらをご確認ください。>>アクセス | 利尻島|りしぷら RISHIRI PLUS
実際に行ってみた!礼文島から利尻島沓形港へ!
今回はお隣の礼文島からフェリーに乗って利尻島に向かいました。
礼文島から約40分で利尻島に到着します。船に揺られて次の目的地へ向かいます。離島の旅という感じがして楽しいですね。
利尻島で必ず押さえておきたい観光スポット
オタトマリ沼
利尻島に行ったら必ず訪れておきたいスポットの一つが、オタトマリ沼です。周囲は約1kmと利尻島最大の湖沼です。遊歩道も整備されており、湖面に移る利尻富士を眺めながら散策を楽しむこともできます。
風も穏やかで、リフレクションが美しいです。天気が良ければ逆さ利尻富士が見られるかもしれません。
姫沼
姫沼は原生林に囲まれた小さな小沼です。周囲は約800mで沼を一周できる散策路もあります。天気が良い時は綺麗な逆さ利尻富士が見られる絶景スポット...!なのですが、僕が訪れた時は曇っていました。これはリベンジ必須ですね。
記念にパシャリ。鳥の囀りや風の音を感じられる、静かで美しい場所でした。
白い恋人の丘
北海道銘菓「白い恋人」のパッケージにも採用されている利尻島。白い恋人に映る利尻富士は、この辺りから撮影されたものだと言われています。
ここでプロポーズをすると、石屋製菓公認の「プロポーズ証明書」が進呈されるそうですよ。
残念ながら僕が訪れた時は雲がかかっていました。上の写真が粘ってギリギリ山の形が撮影できた一枚です。
山の形がはっきりと見える景色は、ぜひ下のHPからご覧ください。
>>>白い恋人の丘 | 利尻島|りしぷら RISHIRI PLUS
ペシ岬
ペシ岬は鴛泊港にある標高90mほどの岩山です。頂上までは急な坂道を登りますが、頂上からは鴛泊の町や鴛泊港、海岸線上には礼文島や稚内もみることができます。美しい夕日や朝日を見られる場所でもあるため、早朝や夕暮れ時に訪れるのも良いかもしれません。
仙法志御崎公園
仙法志御崎公園(せんほうしみさきこうえん)は、透明度の高い利尻島の海や利尻富士を眺めることができるスポットです。海岸と一緒に眺める利尻富士は圧巻の一言です(山上に雲がかかっていましたが...)。
周囲にはお土産屋さんもあり人気観光地の一つです。
麗峰湧水
麗峰湧水は利尻山に降った雨水や雪解け水が、山の地面を浸透して、長い年月を経て湧き出しているといわれている天然の湧水です。この湧水は持ち帰り自由で、僕が訪れた時は地元の方がペットボトルを両手に湧水を持ち帰ろうとしている様子を見られました。
利尻富士の中で濾過される過程で、ミネラル分がたっぷりとの中にしみ出していき、栄養価の高い湧水になっていくそうです。試しに一口飲んでみると、冷たくてとてもおいしかったです。
利尻島で食べたいグルメ
ミルピス
ミルピスは利尻島でしか飲むことができない乳酸飲料です。
沓形の道路上にミルピスと書かれひっそりと看板が立っています。中に入ってみると...
普通の民家のような佇まいの店舗があります。店内に店員はおらず、「箱の中にお金を入れてくだい」と張り紙が貼ってありました。どうやらセルフサービスのようです。
こちらが利尻島限定、最果て自家製のミルピスという乳酸飲料です。味は甘みを抑えたカルピスのようでした。牛乳瓶で売られており、一本350円。瓶を記念に持ち帰る場合は400円でした。
利尻ラーメン味楽
ミシュラン北海道に2期連続で選ばれた利尻島の名店。この一杯を食べに遠方から来る人もいるそうです。
注文したのは名物の焼き醤油ラーメン。利尻昆布をふんだんに使った甘味のある出汁に、焦げる寸前まで焼き上げた醤油が合わさり、非常においしかったです。
利尻島に来たら絶対に食べたい一杯です。木曜日が定休日などでご注意を。
終わりに
帰りは鴛泊港から稚内までフェリーに乗り、利尻島を出ました。
いかがでしたでしょうか。
北海道の北の果ての離島、利尻島。北海道旅行の際はぜひ稚内から利尻礼文の離島にもお立ち寄りください。北海道本土とはまた違った離島らしい独特の雰囲気を楽しむことができますよ。
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ひさみつ
- 写真と文章で僕が訪れた地の魅力をお伝えします。フリーランスのライター・フォトグラファーとして活動中。