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次の台湾旅行で行きたい!メニューなしの台湾料理店「老新台菜」
コロナの警戒レベルが3級から2級へと引き下げられ、イートインも解禁となった台湾。また以前のように気軽に旅行が楽しめる日も近いのでは...?そんな期待に胸がふくらみます。
久しぶりの台湾を楽しむのなら、やはり台湾ならではの料理がおすすめです。
そんな訳で本日は台湾南部の街「高雄」にある、メニューなし、完全予約制のちょっと変わったレストランをご紹介します。
目次
お店のある高雄ってどんな街?
本日ご紹介する「老新台菜(ラオシンタイツァイ)」というお店があるのは、台湾南部の玄関口として知られる「高雄」という街です。
近代的なビルが立ち並ぶ高雄ですが、もともとは打狗(ターカウ)という名の小さな漁師の村でした。街には当時を思わせる懐かしい建築物も多く残り、新しさと古さが同居しています。
台鉄高雄駅の周辺が、もっともにぎやかな市の中心部となり老新台菜(九如創始店)も駅から歩いて数分のところに位置しています。
「老新台菜」は完全予約制
高雄に2店舗を構える老新台菜ですが、創始店の方は九如二路の大通り沿いに位置しています。
どことなく昭和を感じさせる雰囲気の店内には、オーナーが集めたという「ザ・昭和」なビンテージ雑貨も並んでいます。
老新台菜は完全予約制で、遅くとも前日までに予約を入れなくてはいけません。席数はそれほど多くなく、土日は特に混み合うので早めに予約するのがおすすめです。
Facebookから英語での予約にも対応してくれるので安心です。
メニューはお任せ!何が出るかはお楽しみ
メニューはお任せ!というのが老新台菜の大きな特徴です。
予算は600元、800元、1000元の値段設定があり、それ以上の設定も相談に乗ってくれます。その時々で旬の食材が異なるため、何が登場するかはその日のお楽しみです。
1人前から注文することができ、600元のコースでこのボリュームとは驚きです!
台湾料理というと、屋台などのB級グルメ的なイメージを持つ方も多いでしょう。
一見、老新台菜の料理は屋台料理とはかけ離れているように思えますが、よく見ると台湾ならではの味や食材をベースに新しいテイストを加えていることが分かります。店名のとおり「老(古さ)」と「新(新しさ)」がコラボしているのです。
10品ほどあるメニューですが、そのうちのいくつかをご紹介しましょう。
こちらはトラ模様がかわいい「酒家虎皮軟燒雞(チキンの中華バーガー)」です。フワフワした中華バーガーの中に、野菜とチキンをサンドした一品。「割包」というこの中華バーガーは、その形がお財布によく似ていることから縁起のいいものとされています。
「櫻桃鴨沙拉(チェリーダッグのサラダ)」の見ためはまるでフレンチのようです。チェリーダックと言えば、台湾ではお寿司が有名ですが、ここではサラダでいただきます。
こちらは台湾の料理でよく登場する「古早味米粉(焼きビーフン)」です。醤油ベースで日本人にも親しみやすい味付けになっています。
食後のデザートは、「西米露、季節水果(タピオカココナツ、季節のフルーツ)」。あんなに食べた後でも、デザートは別腹です。
まるで高雄の街のように、懐かしいけど新しいレストラン「老新台菜」はいかがだったでしょうか?
本日ご紹介したのは九如創始店の方ですが、高雄市立美術館の近くにも支店があります。
次回の台湾旅行の際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。くれぐれも予約をお忘れなく!
老新台菜 九如創始店
- 住所:高雄市三民區九如二路227號
- 電話:07-313-3077
老新台菜 十全店
- 住所:高雄市三民區十全三路265號
- 電話:07-311-8099
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ロータス
- ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。