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【大分・レゾネイトクラブくじゅう】周りに人工物が無い?国立公園の中に建つ夢のような時間を過ごせるホテル
<トップ画像提供:レゾネイトクラブくじゅう>
旅でホテルに泊まる時、あなたは何を求めますか?私は、脱日常感、ゆったりのんびり、癒し、朝の爽やかな風景などを味わえたら嬉しいですね。今回そういう要素がそろったホテルに泊まりました。
九州の屋根といわれるくじゅう連山をバックにし、阿蘇くじゅう国立公園内の高台に建つホテルが「レゾネイトクラブくじゅう」です。国立公園内のため、建築規制があって周りには人工的な建物は見当たりません。
自然の中にゆったりと静かに佇んでいるこの素敵なホテルの魅力をお話ししましょう。
目次
レゾネイトクラブくじゅうとは
もともと会員制クラブとして造られたそうで、標高800mの高さにあり、築27年。14haにも及ぶ広大な敷地の中にあります。ウッディーでゆったりと造られており、自然に溶け込んでとても落ち着いた雰囲気です。
こちらがホテルのエントランスです。どことなく北欧のイメージが浮かびました。
こちらがホテルのフロントです。この右側には・・・
外を見渡せるくつろぎのスペースがあります。チェックインの間もゆったりできます。木のぬくもりが感じられる優しい空間です。このイメージはホテル内すべてに漂っています。
洋食レストランの入り口には図書スペースがあります。ホテルで何もせずゆっくり過ごす時にいいですね。
ホテルはひとつの建物ではなく、ロビー棟(レストラン、大浴場)からコテージタイプのお部屋に屋根付き通路で広がっていきます。
自然との調和が意識された設計、デザインです。この通路はどことなく東南アジアの雰囲気が漂っていると思いませんか。
レゾネイトクラブくじゅうのお部屋
こちらが今回泊まったお部屋です。
立体的で天井が高く、とてもゆったりした造りになっています。
そして他のホテルで見たことのないサービスが。。。
なんと、ミルでコーヒーを豆から挽いて飲むことができるのです。「お部屋でゆっくりお過ごしください」という気持ちが伝わってきます。ゴリゴリとミルを挽くひとときって癒されるんですよね~。
お部屋にはテラスがあります。どうですか、この大自然ひとり占め感は!はるか見渡す山並みは宮崎県の高千穂です。ここは大分県では南部に位置しているんですね。
レゾネイトクラブくじゅうは1泊だけではもったいないですね。1日何もしないでお部屋でゆっくりしたいです。夜は満点の星空です。(私が泊まった夜は残念ながら曇っていて星を見ることはできませんでした(泣)
お部屋にあるお風呂です。窓があり、外が見えます。満天の星空の下、お湯に浸かるって、どれだけ贅沢な夜なんでしょうか。
レゾネイトクラブくじゅうのお風呂
こちらが大浴場です。レゾネイトクラブくじゅうの泉質は炭酸水素塩泉です。
そしてこちらが露天風呂。
露天風呂は小さめですが、内風呂は窓が大きく天井が高く、とても解放感があるので解放感抜群です。
レゾネイトクラブくじゅうのレストラン・食事
レストランは和洋2種類のレストランがあります。今回は、洋食レストラン「メテオ」で食事をいただきました。
アメリカ映画に出てきそうなバーカウンターもあります。
レストラン横には展望スペースがあります。こちらからも高千穂や阿蘇山が見渡せます。
さてそれではお待ちかねの夕食です。
夕食
サンマのアンチョビバタートースト。
冠地鶏の燻製とホウレンソウのクスクスサラダ 砂肝のコンフィ添え。
さつまいものスープ。クリーミーで甘すぎず美味しかったです。
スズキのデュクレレ風。デュクレレ風とはフランス語で、マヨネーズに出汁を加えたソースがかかっています。酸味が効いてさっぱりとしていて白ワインによく合いました。
おおいた和牛モモ肉のロティスリー(炭火焼)。本日のメインディッシュです。美味しかったですね。適度な脂があり、しっかり肉らしい噛み応えもあり、ステーキを食べているぞー!と実感できるお料理でした。こちらはもちろん赤ワインで。
デザートはピスタチオのムースとヌガーグラッセ。
レゾネイトクラブくじゅうはパンが美味しいことでも有名です。焼きたてでパリっとしたパンは料理を引き立てます。パンはお代わり自由です。
朝食
朝食はバイキングスタイルです。
和洋、野菜もたっぷりの日本人が好きそうなメニューがずらっと並んでいました。
大分県はとうもろこしの生産量も多いそうでコーンポタージュスープも美味しかったです。
そしてカレー。お腹いっぱいになってもバイキングでカレーがあるとどうしても食べたくなってしまう私。。。
レゾネイトクラブくじゅうに泊まってみた感想
ゆったりと大自然に包まれるこのホテルにはできたら2泊以上したいなと思いました。
満天の星空、木のぬくもりが優しい建物、さりげなくちょうどよい距離感のホテルスタッフ。天井の高いゆったりした造りのお部屋でコーヒー豆をゴリゴリ挽いて人工物が見えない景色の先に連峰を望み、ほっとする時間。
それは、ここでしか味わえない何よりの贅沢でしょう。
ちなみに、レゾネイトクラブくじゅうのお水は「地下天然水」です。挽きたて淹れたてのコーヒーも美味しいわけですね。
ホテルのフロントで乗馬体験ツアーの案内がありましたが、わざわざ東京からここへ馬に乗るためにやってくる人も多いそうです。
なぜかと尋ねたら、普通乗馬体験というと柵に囲まれた庭みたいなところをパッカパッカと回るというところも多いと思いますが、ここは阿蘇くじゅう国立公園の中。牧場もあり、ここでは広い草原を馬で駆け巡るという、馬好きには天国のような体験をすることができるのだそうです。
レゾネイトクラブくじゅう
- 住所:大分県竹田市久住町大字有氏1773
- TEL:0974-76-1223
- HP:レゾネイトクラブくじゅう
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シンジーノ
- 3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。