ミャンマー旅行の回顧録

チャイプーンバゴダ

2019年末~2020年年始にかけて、ミャンマーを訪れました。もちろん当時は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や、その後2021年2月1日にミャンマー国軍が企図したクーデターが起こるとは夢にも思いませんでした。

あの平和な瞬間にミャンマーへ行くことができて良かったと思うと同時に、現在の現地の様子をニュースなどで垣間見ると胸が締め付けられます。

しばらくはミャンマーへの旅行ができそうにもありませんので、その当時の観光を懐かしい思い出とともに振り返ります。今回はバゴーとチャイティーヨで訪れた観光地を紹介します。

目次

ヤンゴンからバゴーへ

日本からミャンマーへ。到着日はヤンゴンのホテルに宿泊し、翌朝日帰りでバゴーの観光へ出かけました。

バゴーはミャンマー南部に位置する古都。ヤンゴンからは車で片道1時間半程度の距離です。

まずは、チャイプーンバゴダへ。

チャイプーンバゴダの入口
<チャイプーンバゴダの入り口>

バゴー観光1:チャイプーンバゴダ

チャイプーンバゴダ

チャイプーンバゴダは、バゴー市街南西部に位置する仏教寺院で15世紀にモン族(タイ中西部とミャンマー(旧ビルマ)東部のデルタ地帯に住む民族で人口は約100万と推定)により建立。高さ30mの柱を背に、東西南北を向く4体の仏座像が鎮座しています。

ところでパゴダとは?

卒塔婆(そとば)の変形として建てられた仏塔のことで、ミャンマー様式の仏塔のことです。

チャイプーンバゴダ

チャイプーンバゴダ

チャイプーンバゴダ

バゴー観光2:チャッカワイン僧院

次にチャッカワイン僧院へ。チャイプーンバゴダより車で20分程です。

チャッカワイン僧院通路
<チャッカワイン僧院通路>

市街中心部を流れるバゴー川沿いに位置し、1,000人以上の若い僧侶が修行しているバゴーにある仏教僧院。ミャンマーで最大規模の僧院です。

大勢の僧侶が集まって朝食を食べるところを間近で見ることができ、大変興味深かったです。

あの若い僧侶たち、今は一体どうしているのでしょうか?

チャッカワイン僧院通路

僧侶の朝食
<僧侶の朝食メニュー>

僧侶

僧侶

バゴー観光3:シュエモード・パゴダ

シュエモードバゴダまでの通り
<シュエモード・バゴダまでの通りの様子>

そして、シュエモード・パゴダへ。チャッカワイン僧院の近くにあります。

入口風景

「黄金の神のパゴダ」という意味で、114mの高さはバゴーの町のランドマーク的存在。

パゴダの内部には仏舎利が納められているとのことです。

シュエモード・パゴダ

シュエモード・パゴダ

鐘
<シュエモード・パゴダにある鐘>

バゴーでの昼食

ランチ

次の観光地へ行く途中でランチタイム。

中華風のメニューで、辛すぎもせず、味付けもちょうどよい優しいお味でした。

ランチ

ランチ

ランチ

ランチ

バゴー観光4:シュエターリャウン寝釈迦

シュエターリャウン寝釈迦仏

空腹を満たしたら、バゴーでの最後の観光地へ。この写真を見て、ご存知の方が多いのでは?

バゴー市街西部に位置、10世紀末にモン族のミガディパ王により建立されました。日本の映画「ビルマの竪琴」の背景となった巨大な寝釈迦です。全長55m、高さ16m、顔の大きさが6.86m、目の幅1.14m。

第一印象は「でかい!」そして「やっとお会いできましたね!」。

寝釈迦仏の足の指
寝釈迦仏の足の指>

足の裏
<寝釈迦仏の足の裏>

後ろ側
<寝釈迦仏の後ろ側>

お顔アップ
<寝釈迦仏のお顔アップ>

仏様のお顔がとっても愛らしく、足の裏や枕のモザイク装飾がとても素敵でした。ずーっと見ていても飽きませんでした。心癒されます。

ヤンゴンからチャイティーヨへ

翌日はヤンゴンから日帰りでチャイティーヨへ。チャイティーヨはミャンマー南部、ヤンゴンからは北東約210kmの場所。

そう、チャイティーヨにはかの有名な仏教寺院「ゴールデン・ロック」があるのです。標高1,100mの山頂部にあり、転げ落ちそうな金箔で覆われた7mほどの大きさの丸い岩で、小さな仏塔が載っています。

トラックバスの駐車場
トラックバスの駐車場>

そこに行くには、まずは麓の町キンプンへ。ヤンゴンから車で1時間半~2時間弱。そしてキンプンから「ゴールデン・ロック」まではトラックバスに乗り換え、片道40分山道をガンガンに揺られながら上りました。

バスに乗り込む
<黄色い階段上って、バスに乗り込みます>

女性係員
<乗車状況を確認する女性係員>

ちなみにこのトラックバス、遊園地のジェットコースター並みにスリリングでした(特に帰りの下り道)。

ゴールデン・ロック観光

ゴールデン・ロック

キンプンでの乗り換え時間等含めて、ヤンゴン出発から約4時間半で到着。

さてこの岩の金箔は巡礼者の寄付によって貼り付けられたものです。信仰上の理由から、女性はゴールデン・ロックに触れることは許されず、男性のみが触れられます。

なぜ岩は崩れないのでしょう?この岩の仏塔の一番上部分に、当時の国王が仏陀の頭髪を祀ったと言われており、その頭髪によって絶妙なバランスが崩れることなく保たれていると言われています。

本当かな?なんとも神秘的です。

ゴールデン・ロック

ゴールデン・ロック

ゴールデン・ロック

最後に

元日日の出

この旅行では2020年元日の日の出をヤンゴンで見て感動しました。

元日日の出

元日日の出

まさかその後すぐに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で世界が震撼させられるとは。

今回はバゴーとチャイティーヨのみでしたので、また機会がありましたらその他の観光地も紹介したいと思います。

1日も早く海外旅行が楽しめますように。

※今回記載した観光地等は2020年1月時点の情報です。現在は変更になっている部分があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

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