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人よりも猫が多い島!?愛媛県の小さな島「青島」に行ってきました
こんにちは!フォトグラファーのひさみつです!
四国は愛媛県にある小さな島、青島に行ってきました。
青島は「人よりも猫の方が多い島」として有名な離島です。早速いってみましょう〜。
目次
- 定期船に乗って青島へ!本数が少ないので出港時間に気をつけよう!
- 猫!猫!猫!どこにいっても猫だらけ!
- 餌やりはルールを守って島民の迷惑にならないように
- 松山に戻る前に立ち寄りたい観光スポット
- おわりに
定期船に乗って青島へ!本数が少ないので出港時間に気をつけよう!
青島に行くために、まずは愛媛県大州市にある長浜港へ向かいます。
ここで注意したいことが一つ!駐車場から港までがやや離れており、初見だと少し戸惑うかもしれません。僕も最初は迷ってしまいました。
こちらが駐車場です。駐車場台は無料で10台程度は止められそうです。
駐車場から数分歩くと長浜港に到着しました。「定期旅客船あおしま」は大人1人700円で往復1,400円です。
青島へ渡る定期船は1日に2往復しています。今回は長く青島に滞在したかったので始発の8:00の便を利用しました。ちなみに14:30長浜発の便は、8:30の便の利用者を引いた人数が乗船します。
船内はこじんまりとしていますが、瀬戸内海の穏やかな波のおかげかあまり揺れずに過ごすことができました。
35分の船旅を終え、いよいよ青島に到着しました。港に着くと、一匹の猫が気持ちよさそうにお昼寝をしています。人よりも猫が多いと言われる青島へ、いよいよ上陸です。
猫!猫!猫!どこにいっても猫だらけ!
青島に上陸すると・・・
民家の前や、家の隙間・・・
ちょっとした広場や・・・
今は使われていないようなリアカーなど・・・
島のいろんなところにたくさんの猫たちが!!
やーもう!とっても可愛い!!(猫好き)
人懐っこく、撫でても全然逃げたりする様子はありません。
ここ青島は、東京ドームほどの面積を持つ小さな島で、島のほとんどが山に囲まれて、港周りに民家が密集しています。
漁場に恵まれており、かつては800人ほどが住んでいましたが、現在人口は激減し、現在は10人も住んでいないと言われています。そのため学校や神社などの跡地や、誰も住んでいない民家が多くあります。
そんな青島には、たくさんの猫たちが住み着き、繁殖し、今では120匹を超える猫たちが自由に暮らしています。
そんな人気のほとんどない島で、たくさんの猫たちと触れ合えるのが、青島の魅力です。
餌やりはルールを守って島民の迷惑にならないように
青島では猫たちに餌をあげることができます。
ただしどこでも餌やりをしてよいわけでなく、餌をあげられる場所が何箇所か決まっています。
チュールを開けると、猫たちが集まってきます。鳴き声をあげながら集まってきて、とても可愛い・・・!
ここで注意しなければならないことは、青島の中に餌を売っているお店はありません。餌屋どころか、青島では自動販売機はおろか、お店や食堂などの施設もないのです。よって、事前に自分たちの食事や猫の餌などは準備しておく必要があります。
人間が自分たちのご飯を食べている時も、猫がねだりにやってくることがありますが、人の食べ物は猫にあげてはならないというルールがあるので、グッと我慢です。
また居住区は基本的に立ち入り禁止です。赤いカラーコーンで区切られているので、島民が暮らしているエリアには入らないように気をつけましょう。
青島から松山に戻る前に立ち寄りたい観光スポット
僕は今回、8:00の便を利用しましたが、14:30の便を利用している人も多くおり、島の広さから考えて、14:30の便でも十分楽しめると思います。確実に青島にいきたい方は8:00の便の方が安全ですね。
最後に、青島ではないですが長浜の港から愛媛県松山市の間にある観光スポットを紹介します。
下灘駅
愛媛県の人気観光スポットの下灘駅です。海にもっとも近い駅とも言われており、目の前を広がる海をバックに映る駅舎がとても綺麗です。
おすすめの時間帯は日没後です。海も空も真っ赤に染まりとても美しい景色を見ることができます。青島から帰る船は16:50に長浜港に着くので、その後に向かっても十分に間に合う距離にあります。
海へと続く線路
続いては、下灘駅から徒歩数分の場所にある海へと続く線路です!
青い海に線路が続いていく様子がとても綺麗です。
美しい景色なのですが、線路をよく見ると、「タツナ」「スベル」などと書かれています。
元々は個人が所有する船舶修理場だった場所が、インスタ映えスポットとして有名になったのはほんの数年前のことです。当時は、毎日100人以上が訪れるようになりゴミを捨てる人や嫌がらせをする人も増え、所有者は大変な迷惑を受けたらしいです。
「愛媛県 インスタ映え」で検索すると普通に出てくるこの場所ですが、観光の際は近隣住民の迷惑にならないように気をつけましょう。
伊予市の観光協会に確認したところ、個人の所有地であるため敷地の中に入ることはお断りしているそうですが、橋や道路の上から眺めるぶんには大丈夫とのことでした。
終わりに
いかがでしたでしょうか?猫に囲まれて静かにのんびり過ごしたいという方は、ぜひ青島を訪れてみてください!それではまた〜!
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ひさみつ
- 写真と文章で僕が訪れた地の魅力をお伝えします。フリーランスのライター・フォトグラファーとして活動中。