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野菜や果物から始まる野菜ソムリエ的旅の組み立て方~青森への旅(八戸ブイヤベース)

記事投稿日:2021/09/15最終更新日:2021/09/15

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看板

野菜ソムリエの私が旅に出ようと思う時は、「気になる農産物の生育を見たい」とか「それらを育てている生産者にお話を聞きたい」ということから始まります。そして、地図を広げてアクセスを確認し、周辺の観光情報を収集して旅のプランを固めていきます。

今回は青森県八戸市を旅しました。

目次

今回、旅のきっかけになったもの!

私は野菜ソムリエですが、実はもう一つ、フードツーリズムマイスターという資格があります。フードツーリズムというのは、「地域ならではの食や食文化を、その地域で楽しむことを目的とした旅」です。その地域ならではの食や食文化を楽しむということが旅の目的の中心にあり、それを感じるための料理を食べたり、関係する場所に行ったり、かかわる人と交流したりする旅をすること。フードツーリズムマイスターとは「食をテーマに地域と旅行者をつなぐコーディネーターでありプロデューサー」なのです。旅と食べ物が好きなので、自分向きの資格だと思い、2017年に取得しました。

フードツーリズムマイスターのミニ勉強会が秋田県八戸市であると聞き、青森に行きました。

ところで、「ブイヤベース」という料理はご存知ですか?ブイヤベースとは、「南フランスのプロヴァンス地方の海鮮料理」で、魚貝類を香味野菜と一緒に煮込むものです。

日々新鮮で、種類も豊富な魚介類がたくさん水揚げされる八戸市では、2012年から、毎年2~3月に「八戸ブイヤベースフェスタ」が開催され、市内外の10数店で八戸の海の幸を堪能できます。

八戸ブイヤベースにはルールがあります。

  • 地元八戸港に水揚げされる魚介類を最低4種類以上使い、ハーブ類や野菜などもできるだけ地元産のものを使用すること
  • 八戸流の食べ方を提供すること。最初はスープ料理として具材をそのまま楽しみ、その後はスープを活かした各店ごとのオリジナルの"締めの一皿"を楽しんでもらうこと

このフェスタのPRイベントに参加し、八戸の食を創出する「八戸ハマリレーションプロジェクト」等の活動を学びに行きました。

そう、今回の私の旅のきっかけは「八戸ブイヤベース」!

移動手段はどうする?

初の八戸への旅!

近いけど陸続きではないです。札幌から八戸に行く方法はいくつかあります。飛行機?新幹線?いや...フェリーがある!

実はほかの仕事の関係で、フェリーを使わずにいられなかったのも事実。というのも、昼間にキャンセルできない仕事があり、それを終えてからでないといけなかったのです。仕事を終え、札幌駅を21時に出たら苫小牧港でフェリーに乗り換え、翌朝7時半には八戸港に着いています。寝ているうちに海を渡っているのは、なんてすばらしいんでしょう!

札幌バスターミナル
<札幌バスターミナルからこのバスに乗り、23:59発のフェリーに乗り換えます>

シルバーフェリーでは、「札幌・八戸なかよしきっぷ」というセット切符あり、札幌から苫小牧への高速バス料金と、苫小牧港から八戸港へのフェリー料金がセットで、片道6,000円という懐に優しい価格なのです(ちなみに、札幌駅18時発八戸港4時45分着という便もあります)。

フェリー
<八戸行きのフェリーに乗って、出航です。時刻はほぼ0時>

八戸港
<朝7:30には八戸港に着きます>

真っ先に向かったのは八戸の銭湯!

八戸は銭湯などの温泉施設数が日本一多いそうです。そして、朝5時からオープンしている施設がたくさんあります。朝早くオープンするのは、八戸は海の町で、漁師さんたちが漁や市場での仕事の後に利用する名残があるからといわれています。

フェリーにもお風呂はあったのですが、私はどうしても八戸の朝風呂を利用したかったので、「スーパー銭湯極楽湯八戸店」へ。青森ヒバを使用した浴槽の天然温泉が旅の疲れを癒してくれました。

極楽湯
< スーパー銭湯極楽湯。ナトリウム−塩化物泉・低張性弱アルカリ性冷鉱泉>

念願の「八食センター」へ

東京からのメンバーと合流して、いろいろと視察。行きたかった「八食センター」へ。ここは1980年にオープンした大きな市場で、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめ、乾燥珍味や地元野菜、フルーツ、肉、土産品が勢ぞろい。買った食材をその場で食べられるエリアや食堂もあり、食のワンダーランドのようなところです。

八食センター
<新鮮なホヤ、カキ、ホタテなどが並んでいます>

八食センター
<カニもいろいろな種類があるんですね>

移動して、「八戸ハマリレーションプロジェクト」の方々からお話を聞いたり、フェスタPRイベントの「八戸ブイヤベース」をいただきました。いろいろな魚介から旨味が出ていて、本当に美味しかった!

八戸ブイヤベース
<いつもは2~3月に食べる八戸ブイヤベースですが、この日は屋外のイベント会場で!>

ユニークなデザインとユーモア、そしてオシャレなものも!

夕方、東京メンバーと別れてフェリー時間まで散策! 

まずは、イベント会場近くのショップにあった魚加工品。いろいろな魚が水揚げされ、加工会社も多い八戸。さらにファンを増やしそうなオシャレなパッケージが目をひきます。

お魚パテ
<地元の飲食店が作った「お魚パテ」。手描きっていうのがいいですね!>

鯖缶
<魚の街だからこそのバリエーション豊かな鯖缶>

オブジェ
<施設内に飾られたオブジェもなんだかオシャレ。これ、イカですよねー>

さらに、歩いていたら、ユニークなものが街のあちこちにあります。散策が苦にならない! 

水飲み場
<八戸の郷土芸能「虎舞」のトラを模した水飲み場!>

自動販売機
<全国のドリンクの自動販売機。北海道からは、なぜかわかりませんがミルクがたっぷりのミルクコーヒーが参加!>

JR本八戸駅で噴出してしまったものが、こちら! ユーモアたっぷりでいいなー。

はづのへ
<方言を逆手に取ったアピールが潔くていいコピーだと思います>

旅の最後にグルメを堪能!

夕刻近くなって腹ごしらえにフェリー乗り場に近い居酒屋さんへ。まずは「八食センター」で気になっていたホヤをお刺身でいただきました。

ホヤ
<ビール好きの私なので、ビールにピントが合ってしまってごめんなさい。おいしいホヤのお刺身でした!>

せっかくなので、地元のお酒も堪能しなくちゃと頼んだのが、地元の地酒の飲み比べセットです。

地酒の飲み比べ
<左から陸奥八仙赤ラベル、田酒、亀吉。私はこの中では八仙が一番好きでした>

お寿司
<最後はお寿司でおいしい魚を堪能しました!>

そうして、夜も更け、22時八戸港発のフェリーに乗って北海道へ。

朝日
<朝日がきれい。苫小牧港には6時に着きます>

なんと...ホテル泊はせずに、フェリーで2泊した超ハードな旅となりました。高速バスに乗り換え、札幌駅に8時38分着。

もちろん、朝から仕事しましたよ!

今回は、急に声をかけられたことにより仕事と時間と交通機関のやりくりをして、濃厚な八戸一日旅をしてきました。あまり野菜やフルーツに触れることはなかったのですが、フードツーリズムの考え方や旅人目線の観光など勉強になることがたくさんありました。

次回は、もう少しゆっくりと八戸を旅したいと思います。

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この記事を書いた人
吉川雅子
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記事投稿日:2021/09/15最終更新日:2021/09/15

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