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京都・蝶矢で梅酒手作り初体験
突然ですが、梅酒を漬けたことありますか?
私は、今まで梅酒を漬けるどころか飲んだこともありませんでした。そもそも、酸っぱいイメージの梅干しが何となく苦手で避けていました。
しかし、ある日 『レアな予約取れそうなの。梅酒作りに行こう』と、友人の強めのお誘いが!!恐る恐るホームページを見てみると、とってもフルーティーな世界が広がっています。
「これならいけそう!?この機会に、食べず嫌いを1つなくしてもいいんじゃない!?」
と、京都にある「蝶矢」での初の梅酒作り体験に参加してきました。
目次
チョーヤの蝶矢に行ってみよう
蝶矢、ちょうや、チョーヤ!!そうです。ここは、梅酒でおなじみの大阪の企業、チョーヤ梅酒株式会社さんが作られたお店。
『1粒から楽しむ、100通りの梅体験』
をコンセプトに、梅コンシェルジュのサポートで、気軽に 梅酒・梅シロップ作りができる体験型スペースなのです。
蝶矢の梅体験は、蝶矢公式ホームページから予約可能です。2週間前(午前0時より受付開始)より当日午前9時までの事前受付で、当日店頭でも空席があれば、受付していただけるそうです。
梅体験は、最大1枠4人まで。予約倍率が10倍を超えたこともあるほど人気の梅体験ですが、キャンセル待ちの登録はできないのでこまめにホームページをチェックするのが1番の近道のようです。
最寄り駅は、地下鉄烏丸線『烏丸御池』駅、もしくは阪急電車『烏丸』駅で徒歩10分もかかりません。近くに錦市場や商店街のアーケードもありますから、お店を見ながらぷらぷらと歩けばあっという間です。 京阪『祇園四条』駅からも徒歩圏内ですし、観光で訪れる方も他の観光地とスケジューリングしやすい便利な場所にあります。
六角通りの北側。ちょうど、堺町通との交差を少し東に入ったスタイリッシュなCASA ALA MODE ROKKAKUビルの1階です。おしゃれ過ぎて一瞬『何かのスタジオ?』と思ってしまいましたが、ここが「蝶矢」京都店です。
梅にふれる体験スタ-ト!!
まずは、今日教えて下さる梅コンシェルジュさんよりご挨拶と梅酒の説明があります。テンポよく進んでいきますので、私のような梅素人??は、あらかじめホームページを見てイメージトレーニングしておくとスムーズだと思います。
テーブルにあるわかりやすい説明書きにのっとり、体験の流れを確認します。
材料は、梅、お砂糖もしくはシロップがそれぞれ5種類、これで梅シロップの組み合わせが25種類で、さらに梅酒の場合はお酒が4種類なのでなんと!!合計100種類もの組み合わせが可能です。
まずは、大事な梅のチョイスです!!今回は、
- 完熟南高
- 白加賀
- 鶯宿(おうしゅく)
- 有機南高★
- パープルクィーン★
以上5種類です!名前がどれも美味しそう!!ですね。
★は、プレミアムなのでそれぞれ、 S32円、M97円、L194円 の追加料金が必要です。
もちろん、説明書きを読んだり名前の響きで決めても良いのですが、シロップ状にしたものを お味見させていただけます。どれも美味しいのですが、続けて5種類食べ続けると、梅素人にはだんだん違いがわからなくなります...のでもう!これは、直感を信じましょう!! 私は最初に食べて感動した完熟南高に!
続いて、お砂糖とシロップのチョイスです! 私は、梅酒といえば氷砂糖!氷砂糖といえば、梅酒!ぐらいのイメージでしたが こんなにたくさんの種類から選べます。
- 氷砂糖
- てんさい糖
- こんぺい糖★
- はちみつ★
- 有機アガベシロップ★
こちらも★プレミアムは、それぞれS54円、M162円、L324円 の追加料金が必要です。
こちらも、お味見させていただけます。しかしながら、梅素人の口の中は、色んな甘さが広がって混ざって大混乱に。
最終的に私は、糖質が少なくて健康志向!の一言で有機アガベシロップにしました!!絶賛ダイエット中だからです!!でも、映える!のはこんぺい糖が圧倒的です。
京都の街を歩いていると、本当によく、こんぺい糖を見かけて街に馴染んだお菓子なんだなぁ...と、印象的でした。
こんな感じで雰囲気で?決めましたが、どうしても決められないときは梅コンシェルジュさんに相談すれば的確にアドバイスしてもらえますよ。
そして!シロップにするのか!お酒にするのか!!です。
私は、普段苦手な梅にチャレンジ!が今回のテーマでしたので、まずは基本の梅シロップにしました。
ちなみに、私たちのグループ4人のうち私以外の3人はお酒にしていましたよ。
ホワイトラムだとしゅわしゅわして動画おすすめ!とのことでした。(と、静止画だけで申し訳ありません...。)
蝶矢では、独自の特別なレシピで シロップなら約1週間、お酒なら1ヶ月で 飲むことができます。
今まで梅酒といえば1年近く待って楽しむのが当たり前とされてきましたが、『一杯分が、1ヶ月で完成する』ように気軽に梅文化にふれて欲しい、という願いからこのレシピが出来上がりました。
そして、サイズ!!ここまで味見して「梅、美味しいかも!!」と思った私でしたが 、大丈夫です。初心者の方(もしくは、小さなお子様が多いです!って梅コンシェルジュさんに言われました)は、まずはSサイズでも!! かわいい。
Sサイズは、梅は一個なので、ひとりっ子として大切に育てよう!と決意しました。
偶然、友達はLサイズとMサイズを選んでくれたので、それぞれのサイズ感がよくわかりました。 Sサイズが、だいたいドリンク1杯分で1,100円、Mサイズがドリンク3杯分で 2,200円、Lサイズは、ドリンク6杯分で 3,300円、大きなサイズの方がお得になっているそうです!!迷いますよね。(各料金・追加料金は、変更になる場合もありますので、当日店舗にてご確認下さい。)
ちなみに、このボトルはリユースできるので、次回の来店時に持っていったり、オンラインショッピングで材料だけ購入して(金額は蝶矢梅キットの1/3~半額程度)、お得でエコなおうちでの梅体験で再利用したりすることも可能です。
意外と、ここまでの『どの梅酒(梅シロップ)を作るか?』迷い、話して、知る時間が梅体験の肝なのかも知れないと思いました。 『梅をよく知り、周りの人と梅について話して、自分に合う梅体験を選ぶ時間』が、『梅文化に触れる、梅体験のスタート』ということですね。
いよいよ、初めての梅仕事
ここからは、キットを机に準備して、いよいよ実際に、梅酒・梅シロップ作り開始です。
お手拭きで手を清潔にして、
<ヘタ取り>
<ヘタ取り>
まずは、梅のヘタを取り(エグみが少なくなります)...これ、私のような一粒だと一瞬ですが、Lサイズで小さな梅(パープルクィーン)を選ぶと、なかなか大変そうでした。
(実際には、ちゃんと手に持って一つ一つ取っていきます。)
実際のチョーヤの職人さんも使っているというヘタ取りで、慣れてくると、スピーディーな手つきに。
そして、砂糖、梅、砂糖、梅、、、と交互に瓶に入れていきます。私は、Sサイズなので、全て一瞬の出来事。ちょっと、寂しいです。
そして、梅酒にする場合はここでお酒を投入します。 あとは、ゆるく、ゆらゆら~とゆすります。
最後に、ふたを閉めて、出来上がり!!
作り終えたら、壁にある『7days』の説明をしていただき、ますます期待が膨らみます。 壁の瓶はただのおしゃれなディスプレイでは無くて、それそれの梅酒の変化を見ることができる!! 機能的でおしゃれなディスプレイだったのです!!
これがこうなって、
少しずつしわが・・・
どんどんと・・・
出来上がり!!
こうやって変化していくのは、植物を育てているみたいで、面白いですね。
実は、この『7days』の最新の瓶の梅酒を作るのが、梅コンシェルジュさんの朝一番の大切なお仕事だそうです。
最後は箱詰めしていただき(しっかり詰め物して下さいますが、持ち運びは、まっすぐになるようお気をつけ下さい)まるでギフトのようになって、出来上がり。 オシャレな箱と紙袋にセットして下さいます。
これなら、プレゼントにもおすすめですね。
この可愛いイラストは、梅林に飛ぶミツバチが花粉を運んで梅の実がなる様子を描いているそうです。シンプルですがかわいい。
おうちで、梅を想う
お家に帰って、毎日瓶をくるくーるとしていると、ふつふつと大きな瓶にしておけばっ!もう一本作っておけば!!と思ってしまいます。インスタグラムでモデルさんが梅酒の瓶で『映え』ていると気になります。スーパーに行くと、つい梅が無いか?と探してしまいますが、 適した梅を見極められなかったり、量が多かったりして結局悩んで買えませんでした。これは、わたしの中にも梅文化の蕾の兆しが芽生えてきたのかも??知れません。
梅の産地和歌山でも梅干しの世代間の消費量の差が顕著になっており、『加速する若者の梅干し離れ 20年で半減「酸味が...」』との記事が産経新聞に掲載され話題になりました。
「蝶矢」では そういった梅文化と縁が無い世代にも、昔から続く梅の伝統を大切にわかりやすく伝えてその体験を持ち帰ってまた作りたいと思わせるアイデアがあふれていました。
梅コンシェルジュさん達の梅愛にあふれたブログもチェックしてみて下さいね。
オンラインで 蝶矢梅キット・材料のみ・そして、大切なだれかにも梅体験をギフトできるセットも販売しています。私のようにまだお店で梅を見極められない方、気になる方はぜひのぞいてみてくださいね。
蝶矢
- 住所:京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町108 CASA ALA MODE ROKKAKU1F
- アクセス:烏丸御池駅(地下鉄烏丸線)徒歩7分/烏丸駅(阪急京都線)徒歩8分
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:年末年始
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とうもと くみ
- 舞台観劇とスポーツ観戦(球技・格闘技)が趣味な、どこでも行っちゃう『インドア脳だけど、アクティブ派体験型トラベラー』です。旅しながら、少し昔の物語を書き続ける事が、夢。離島や、閉じられた館で事件が起こったり、時代劇の人情ものが大好物。