【2024年】熱海の人気観光スポット26選! ジャンル別に厳選してご紹介

熱海の人気観光スポット26選! ジャンル別に厳選してご紹介

伊豆半島の東側の付け根にある熱海は、あの徳川家康公も愛したという日本屈指の温泉地。国内はもちろん海外からも多くの観光客が訪れる人気温泉リゾートで、伊豆旅行のスタートにもぴったりの場所です。

海岸線から山にかけてホテルや旅館、お土産屋などが軒を連ね、活気が街全体にあふれています。

また、海に面した温泉地ということで、日帰り利用できる温泉とビーチの両方を楽しめるのも熱海の大きな魅力のひとつ。保養に訪れた近現代の文化人ゆかりの店も多く、浪漫感じる歴史スポットなど見どころ満載です。

今回は、熱海旅行の際に訪れたい、人気のおすすめ観光スポットを紹介していきます。

自然、乗り物、建造物、神社、美術館、テーマパーク、温泉、お祭り、グルメなど、ジャンル別に詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

目次

<1. 熱海の自然(海・島・岬)・公園・庭園>

<2. 熱海の乗り物>

<3. 熱海の歴史的建造物・像>

<4. 熱海の神社>

<5. 熱海の美術館>

<6. 熱海の伝統芸能>

<7. 熱海のテーマパーク>

<8. 熱海の源泉>

<9. 熱海のお祭り・イベント>

<10. 熱海のグルメ>

1. 熱海の自然(海・島・岬)・公園・庭園

自然豊かな熱海には、美しい景色を楽しめる絶景スポットがたくさんあります。ここでは、カップルでの旅行はもちろん、家族旅行やひとり旅にもおすすめの自然スポットを紹介します。

1.1 熱海サンビーチ

熱海 熱海サンビーチ
<出典元:写真AC

熱海駅から徒歩約15分の「熱海サンビーチ」は、そのロケーションはもちろん、眺めも水質も設備も最上級。長さ約400メートルの砂浜にはヤシの並木が続き、地中海沿岸リゾート地を思わせる雰囲気が魅力です。

安全できれいな砂浜としても人気で、小さな子どもでも安心の「キッズラグーン」も併設されていてファミリーでの旅行にもぴったり。

また、熱海サンビーチは日本で初めて砂浜をライトアップした海水浴場としても有名で、夜にはムーンライトビーチとして幻想的でロマンチックな砂浜を毎日楽しむことができます。

  • 住所:静岡県熱海市東海岸町
  • 営業時間:
    海開き期間中の遊泳可能時間 9:00~16:00、
    ライトアップ 毎晩日没~22:00(花火打上時間は消灯)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海サンビーチ(熱海市公式)

1.2 親水公園・熱海ムーンテラス

熱海 親水公園・熱海ムーンテラス
<出典元:写真AC

熱海サンビーチから南に続く親水公園「熱海ムーンテラス」。

熱海市と姉妹都市である北イタリア・サンレモのリヴェラ海岸をはじめ、地形と街並みが似ていることから、地中海北部のリゾート地をイメージして作られた人気のエリアです。

レンガが美しいスカイデッキ、石を基調として作られた「レインボーデッキ」、南イタリアのナポリ港をイメージした「渚デッキ」など、花や木々も植えられた憩いの場となっています。

親水公園の「石のモニュメント」は「ふじのくにエンゼルパワースポット」としても有名で、モニュメントの上に二人で手を置いて愛を誓うと幸せになるのだとか。

大切な人との旅行ではぜひ訪れておきたいスポットのひとつです。

1.3 初島

熱海 初島
<出典元:写真AC

相模湾に浮かぶ小さな離島「初島」。片道わずか30分の船旅で気軽に訪れることができる静岡県内唯一の有人島です。

1時間ほどで1周することができる小さな島で、ゆっくり散策しながらプチバカンス気分を満喫することができます。

島内にはヤシの木やパラソル、そしてハンモックなどがあるリゾート感満載のアジアンガーデンや、ミネラルたっぷりの海泉浴が楽しめる温泉施設、スリル満点の綱渡りなどが楽しめるアスレチック施設、ハイビスカスが咲き誇る遊歩道などの見どころもいっぱい。

島東の丘陵にある「初島灯台」は、外側に螺旋階段が設置されためずらしい佇まいの白亜の灯台。晴れた日には展望デッキから富士山や伊豆諸島、房総半島を望める絶景ポイントです。

  • 住所:静岡県熱海市初島
  • 船運航時間:
    熱海発の始発7:30、
    熱海発の最終17:20、
    初島発の最終17:50
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:初島(株式会社富士急マリンリゾート)

1.4 あいじょう岬

熱海 あいじょう岬
<出典元:写真AC

「あいじょう岬」は相模湾や熱海の街並みを一望できる絶景スポットのひとつ。岬と言っても実際は八幡山の頂上に位置していて、そのすぐ近くには桜の名所で有名な熱海城もあります。

「あいじょう(愛情)」という名の通り、恋愛運アップのご利益があると言われているモニュメントもあって、カップルに人気のスポットです。

モニュメントの周りにはたくさんの絵馬が付けられていますが、この絵馬は錠前と鍵2つがセットになっていて、「願いが叶うように」と祈りながら鍵をかけ、その鍵をふたりで大切に保管するというロマンチックなもの。

恋人や夫婦での旅行の際には、ぜひ記念に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

  • 住所:静岡県熱海市和田浜南町8-15(あいじょう岬展望台)
  • ロープウェイの運行時間:
    上り始発9:30、
    上り最終17:00、
    下り最終17:30、
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:あいじょう岬(アタミロープウェイ公式)

1.5 錦ヶ浦

熱海 錦ヶ浦
<出典元:写真AC

熱海の観光スポットとして昔から有名な「錦ヶ浦」。

太陽が昇る時の輝きが錦織のように美しいことから名付けられた、熱海屈指の美さを誇る景勝地です。

熱海港の南側、海上から高さ約80メートルの切り立った断崖が続く絶景スポットで、大自然が作り上げた大迫力の景色を楽しむことができます。

魚見崎からは遊歩道も整備されているので、ゆっくりと散策することも。兜岩や烏帽子岩など、波の浸食によって生まれた奇岩も要チェックです。

  • 住所:静岡県熱海市熱海1993-250
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:錦ヶ浦(熱海市観光協会「あたみニュース」)

1.6 十国峠

熱海 十国峠
<出典元:写真AC

伊豆と箱根の境界線に位置する「十国峠」。

その昔、伊豆、相模、駿河、遠江、甲斐、安房、上総、下総、武蔵、信濃という10の地域が見えたことからこう名付けられ、その眺めの美さは江戸時代から人々に知られていたそうです。

山頂へは全長316メートルを約3分で登るレトロなケーブルカーが走っていて、愛犬と一緒に乗ることもできます。

展望台からは北に富士山、西に駿河湾、東に相模湾の景色が広がります。

頂上にはドッグランもあり、日本屈指の絶景にあるドッグランとして多くの愛犬家が訪れているそうです。

  • 住所:静岡県田方郡函南町桑原1400-20(十国峠ケーブルカー)
  • 営業時間:8:50~16:50(十国峠ケーブルカー)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:箱根十国峠

1.7 姫の沢公園

<出典元:Instagram

熱海の市街地中心部から北西約5キロの山間部にある「姫の沢公園」は、108ヘクタールの広大な敷地を誇る市営の総合公園です。

園内には約800種類の植物が植えられていて、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

特に4月中旬から5月にかけては75,000本ものツツジが見頃を迎え、感動的な風景に出会えます。

また、自然を生かしたアスレチックも併設されていて、子どもたちが思いっきり体を動かして遊ぶことができる人気のスポットです。

  • 住所:静岡県熱海市伊豆山1164-1
  • 営業時間:8:30~17:30
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:姫の沢公園

1.8 熱海梅園

熱海 熱海梅園
<photo by Eiichi Kimura

ひと足早く春を迎える熱海の名所「熱海梅園」。

明治19年から続く歴史のある自然園で、園内には樹齢100年を越える梅の古木をはじめ、約60品種、約470本の梅が咲き競います。

第一号の梅の花は毎年11月下旬から12月上旬に咲き始め、日本一早咲きの梅を楽しむことができるスポットとして人気です。

また、梅以外にも紅葉樹が約380本植えられていて、秋には黄色や赤色に染まった木々を見ながら園内の散策も楽しめます。

毎年1月から3月にかけて行われる「熱海梅園梅まつり」も要チェックです。

  • 住所:静岡県熱海市梅園町8-11
  • 営業時間:8:30~16:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海梅園(熱海市公式)

1.9 アカオハーブ&ローズガーデン

熱海 アカオハーブ&ローズガーデン
<photo by temaki

自然の地形を生かした広大な丘陵地に、世界各国のバラやハーブが数多く咲き誇る「アカオハーブ&ローズガーデン」。

園内には「イングリッシュローズガーデン」「日本庭園」「バラの谷」「ハーブガーデン」などテーマの異なる12の個性的なガーデンが点在。

5月から6月にかけては約600種類4000株のバラが見頃を迎え、圧倒的な美しさで来園客を迎えます。

園内バスで丘の上まで行き、そこから散策しながら下りていくのがおすすめのコース。

高台から見る海と空の絶景は、写真におさめておきたい美しさです。

もちろん、レストランやショップも充実しているので、たっぷり時間をかけて過ごすのがおすすめです。

2. 熱海の乗り物

地上を散策している時とはまた違った角度から熱海の絶景を楽しむなら、乗り物にのって観光してみてはいかがでしょうか。

ここでは、美しい熱海の海や市街地の景色を満喫できる、おすすめの乗り物を2種類紹介します。

2.1 熱海遊覧船サンレモ

<出典元:Instagram

熱海の姉妹都市・イタリアの港町サンレモにちなんで命名された「熱海遊覧船サンレモ」。

親水公園第三桟橋から出航し、熱海屈指の景勝地として有名な錦ヶ浦などの沖合を通りながら、赤根崎の手前を折り返すという30分ほどの遊覧を楽しむことができます。

海上から眺める絶景の素晴らしさはもちろん、遊覧船のデッキからはカモメの餌付けを体験できることも。

すぐそばまで飛んできて手から餌を食べるカモメの迫力は、子どもだけでなく大人も大興奮すること間違いなしです。

また、船内には海中展望室もあり、室内のガラス窓越しに遊覧船のそばを泳ぐかわいらしい魚たちを見ることもできます。

  • 住所:静岡県熱海市渚町22-2020-36
  • 営業時間:10:00~15:40
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海遊覧船サンレモ

2.2 アタミロープウェイ

熱海 アタミロープウェイ
<photo by k onomura

約3分30秒という短い乗車時間で有名な「アタミロープウェイ」。

熱海港の近くにある「山麓駅」から八幡山山頂の「山頂駅」までを結ぶ31人乗りのロープウェイで、乗車時間は短いながらも、熱海湾や熱海市街、晴れの日には房総半島や三浦半島、伊豆大島を見ることができる乗り物として人気です。

約10分間隔で運行しているので、ロープウェイの出発時間を気にすることなく観光できるのもうれしいポイントです。

  • 住所:静岡県熱海市和田浜南町8-15
  • 営業時間:9:30~17:30
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:アタミロープウェイ

3. 熱海の歴史的建造物・像

徳川家康に愛された温泉街・熱海には、江戸から昭和の時代を知る建造物がたくさんあります。

ここでは、歴史をめぐる街歩きが好きな人にぴったりの、熱海のおすすめスポットを紹介します。

3.1 起雲閣

熱海 起雲閣
<photo by Yuco

熱海三大別荘のひとつとして有名な「起雲閣」は、1919年(大正8年)に造船業で大成した内田信也の別荘として竣工。

その後は、2代目の持ち主である根津嘉一郎、3代目の桜井兵五郎によって増築が重ねられた名邸で、熱海市の有形文化財にも指定されています。

1947年に旅館として開業してからは、太宰治や山本有三などの文化人が滞在。2000年からは市の文化施設として一般公開され、ローマ風の浴室や中世イギリスのチューダー様式を用いた空間、和洋折衷の建築様式が美しいサンルームなど、みごとな建築美が訪れた人々を魅了しています。

また、1000坪の広さを誇る美しい日本庭園は海外からの観光客にも人気です。

  • 住所:静岡県熱海市昭和町4-2
  • 営業時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
  • 定休日:毎週水曜日(祝日の場合は開館)、12月26日~30日
  • 公式サイト:起雲閣(熱海市公式)

3.2 旧日向家熱海別邸

<出典元:Instagram

アジア貿易で財を成した日向利兵衛が、別邸の離れとして1936年に竣工した「旧日向家熱海別邸」。

ドイツ人建築家のブルーノ・タウトが手がけた建物のうち、日本で唯一現存する建築で、「ブルーノ・タウト 熱海の家」として重要文化財にも指定されています。

竹や桐をふんだんに使った社交室や、部屋の一部が階段になっている少し変わった洋室、和室3室、地下室などがあり、日本の様式美を取り入れた設計が特徴です。

大規模な保存修理工事のため長期休館していましたが、2022年8月に再オープンしました。見学には事前予約が必要です。>>予約サイトはこちら

  • 住所:静岡県熱海市春日町8-37
  • 営業日時:水土日祝 10:00~17:00
  • 入館料:大人1,000円、中高生700円、小学生以下無料 ※市民割引などがあります
  • 公式サイト:旧日向家熱海別邸

3.3 熱海城

熱海 熱海城
<photo by TAK.

桜祭りで有名な「熱海城」。圧巻の美しさを誇る景勝地・錦ヶ浦山頂にそびえ立つ、外観5層、内部9階の城郭は歴史的に実在したものではなく、安土桃山時代の建築様式にのっとり、1959年に築城されたもの。

360度のパノラマが楽しめる天守閣展望台からの眺めは圧巻です。熱海の市街はもちろん、湯河原や真鶴半島なども眺めることができる熱海屈指の絶景スポットのひとつです。

城内には、武家文化資料館や江戸のなぞ絵・遊び絵、お土産コーナーなどがあり、見どころ満載。

また、地下1階にある無料遊戯施設では、さまざまなゲームを無料で楽しむことができますので、ファミリー旅行にもおすすめです。

  • 住所:静岡県熱海市熱海1993
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海城

3.4 お宮の松・貫一お宮の像

<出典元:Instagram

数々の文豪たちに愛された温泉街・熱海ならではの観光スポットといえば、「お宮の松・貫一お宮の像」が特に有名です。

明治30年から6年間にわたって読売新聞に連載され、熱海を一躍有名にした尾崎紅葉の名作小説「金色夜叉(こんじきやしゃ)」にちなんだ観光名所で、写真スポットとしても人気です。

  • 住所:静岡県熱海市東海岸町15-45
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:お宮の松・貫一お宮の像(熱海市公式)

4. 熱海の神社

江戸時代から続く温泉地・熱海には、長い歴史を誇る神社が多く点在しています。

ここでは、その中でもパワースポットとして人気の高い神社を紹介します。

4.1 來宮神社(きのみやじんじゃ)

熱海 來宮神社
<出典元:写真AC

熱海の鎮守として古くから信仰されている「來宮神社(来宮神社)」。

樹齢2000余年を誇る大楠の御神木は国の天然記念物にも指定されていて、幹周り約24メートル、高さ約26メートルという圧倒的な迫力で参拝者を出迎えます。

「幹を一周すると寿命が1年延びる」「心に願いを秘めながら1周すると願いが叶う」といった言い伝えもあり、日本屈指のパワースポットとしても人気です。

また、御神札・お守りの授与所には、願い事に合わせたお守りが豊富にありますので、大切な人のために選ぶのもおすすめ。

大楠の絵が織られた立派な御朱印帳も人気です。境内参集殿脇には、オープンカフェ「茶寮 報鼓(ほうこ)」も。來宮神社の神様の好物であるといわれている「麦こがし」や「橙(だいだい)」を使った来福スイーツで、さらなる運気上昇を目指してみてはいかがでしょうか?

  • 住所:静岡県熱海市西山町43-1
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:來宮神社

4.2 伊豆山神社(いずさんじんじゃ)

熱海 伊豆山神社
<出典元:写真AC

鎌倉幕府の初代将軍となる源頼朝が、源家再興を祈願したことでも有名な「伊豆山神社」。

温泉の守護神である伊豆山大神が祀られていて、災を跳ね返すという強運のお守りが人気です。

また、源頼朝と北条政子の恋の舞台としても知られていて、縁結びや恋愛成就のパワースポットとして多くの参拝者が訪れます。

なお、本殿までの参道は、伊豆山浜から境外社「走り湯神社」を通るルートでは837段もの階段をのぼらなくてはならないため、体力勝負。歩きやすい靴はマストです。

本殿近くの駐車場まで車やバスで移動すれば、体力に自信のない人向けに、約180段をのぼるだけのルートもあるのでご安心を。

  • 住所:静岡県熱海市伊豆山708-1
  • 営業時間:御祈祷受付9:30~
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:伊豆山神社

5. 熱海の美術館

旅行中は感性が刺激され、アートに触れたくなるという人も多いのでは? 熱海屈指のアートスポットといえば「海の見える美術館」として有名な「MOA美術館(エムオーエーびじゅつかん)」は絶対にはずせない場所のひとつです。ここでは、その魅力を詳しく紹介します。

5.1 MOA美術館

MOA美術館

「MOA美術館」は、雄大な相模湾を見渡す海抜250メートルの高台にある美術館。

尾形光琳の「紅白梅図屏風」や野々村仁清の最高傑作として名高い「色絵藤花文茶壺」などの国宝3点、重要文化財67点を含む約3500点の絵画や彫刻が所蔵されています。

美術館のメインロビーや彫刻作品が展示された屋外エリアからは、熱海の街並みや海に浮かぶ初島、伊豆大島が一望でき、アートと絶景の贅沢なコラボレーションを楽しむことができます。

人気パティシエ・鎧塚俊彦プロデュースのスイーツ店やカフェのほかにも、美しい庭園を望む和食どころなどのグルメスポットもあり、ひと休みすることもできます。

忙しい毎日から抜け出して、ゆったりとした時の流れを楽しむことができる美術館です。

  • 住所:静岡県熱海市桃山町26-2
  • 営業時間:9:30~16:30(最終入館は16:00)
  • 定休日:木曜日(祝休日の場合は開館)、展示替え日
  • 公式サイト:MOA美術館

6. 熱海の伝統芸能

明治時代から続く熱海の伝統芸能「熱海芸妓」。

明治10年に阪東三代吉師(本名 樋口ろく)が遊芸師として熱海に住みながら、宿に滞在している客たちに踊りや長唄の稽古をつけたのがはじまりとされていて、それが弟子たちに代々受け継がれ、熱海温泉の花柳界へと発展していったと言われています。

現在でも120名ほどの芸者が活躍する全国屈指の芸者街・熱海を訪れたら、その文化に触れてみてはいかがでしょうか?

6.1 熱海芸妓見番(あたみげいぎけんばん)歌舞練場

<出典元:Instagram

「見番」というのは置屋の組合のことで、芸妓さんの手配から育成、稽古などを行う大切な存在です。

「熱海芸妓見番歌舞伎練習場」では、歌や舞踏の練習場を観光客に一般公開しています。

毎週土日には芸妓さんの踊りを見ることもでき、熱海の伝統芸能を存分に堪能できるおすすめのスポットです。

  • 住所:静岡県熱海市中央町17-13
  • 営業時間:月~金9:00~16:00、土日9:00~15:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海芸妓見番歌舞練場(熱海芸妓置屋連合組合)

7. 熱海のテーマパーク

情緒あふれる温泉街の散策や、大自然の絶景スポット巡りも良いけれど、お土産話のネタを探しているなら個性豊かな熱海のテーマパークに足を運んでみてはいかがでしょうか?

7.1 熱海秘宝館

<出典元:Instagram

日本で唯一残る、大人のためのテーマパーク。

相模湾に突き出した「あいじょう岬」に隣接する18歳未満は入場不可の施設です。

ユーモアあふれる道祖信仰の展示や、珍説「浦島太郎」や「一寸法師」の出し物など、大人のためのエンタテインメントとして訪れる人々に笑いを届けます。

館内は撮影禁止のため展示内容の情報が少なく、女性は入りづらいイメージがあるかもしれませんが、ネタとして楽しめる珍名所ですので、カップルや女性同士でもきっと楽しめると思います。

  • 住所:静岡県熱海市和田浜南町8-15号
  • 営業時間:9:30~17:30(入場は17:00まで)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海秘宝館

7.2 熱海トリックアート迷宮館

「トリックアート」は、目の錯覚を利用することで、立体的に見える絵や観る角度によって印象が変化する作品、中に入ることで錯覚を体感できる作品などを作り上げる新しいアートのこと。

このトリックアートのテーマパークが、熱海城の隣にある「熱海トリックアート迷宮館」です。

館内には、実際に触ったり、体験したり、撮影できる作品が多数展示されていて、大人から子どもまで大いに盛り上がるはず。

飛び出すゾウの前でおどろいて見たり、サメの口の中に落ちそうになってみたり、無料のおもしろマスクも使ってユニークな写真をたくさん撮影しましょう。

8. 熱海の源泉

熱海には実に多くの源泉があり、その数なんと500以上。90%以上が42℃以上の高温泉で、平均温度は約63℃、総湧出量毎分約16,600リットルと十分な湯量があります。

ここでは、特におすすめの2つの源泉を紹介します。

8.1 熱海七湯 小沢の湯

熱海 熱海七湯 小沢の湯
<出典元:写真AC

熱海を代表する源泉「熱海七湯」は、その名の通り、河原湯、佐治郎の湯、清左衛門の湯、風呂の湯と水の湯、大湯、小沢の湯、野中の湯という7つの源泉がり、一つひとつ探しながら温泉街を散策するがおすすめです。

その中でも「小沢の湯」では、源泉の吹き出す蒸気を利用して温泉卵を作ることができます。

10分ほどでできるとろける黄身の温泉卵は、熱海で一度は食べておきたい一品です。

こちらは高温の蒸気が吹き出していますので、お子さん連れの場合は触らないよう注意して観光しましょう。

  • 住所:静岡県熱海市銀座町14-14
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海七湯 小沢の湯(熱海市観光協会「あたみニュース」)

8.2 走り湯

熱海 走り湯
<photo by 加藤 貴之

熱海市伊豆山にある「走り湯」は、日本でもめずらしい横穴式の源泉で、愛媛県の道後温泉、兵庫県の有馬温泉と並ぶ「日本三大古泉」のひとつとして有名な源泉です。

約1300年前に役行者(えんのぎょうじゃ)によって発見されたとされる歴史ある源泉で、奥行き5メートルの洞窟からは、毎分170リットルもの温泉が湧出しています。

洞窟内は歩くことができ、岩肌から噴き出した源泉が勢いよく海へ流れ出る迫力満点の様子を間近で見ることも。

また、走り湯はその昔、源頼朝が源氏復興を願って訪れた湯であると言われていて、出世運アップのパワースポットとしても人気です。

  • 住所:静岡県熱海市伊豆山604-10
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:走り湯(熱海市観光協会「あたみニュース」)

9. 熱海のお祭り・イベント

旅行先で出会うお祭りやイベントは、旅の思い出をより華やかに演出してくれるもの。

ここでは、熱海の人気イベントでもある海上花火大会について詳しく紹介します。

9.1 熱海海上花火大会

熱海 熱海海上花火大会
<出典元:写真AC

夏の風物詩として人気の花火大会ですが、「熱海海上花火大会」は一年を通して数十回季節を問わず実施されている、観光客にも人気イベントです。

熱海の地形はすり鉢状になっているため音がスタジアムのように反響し、花火が上がるたびに臨場感たっぷりの音を楽しむことができます。

フィナーレの「大空中ナイアガラ」は、思わず瞬きを忘れてしまうほどの美しさです。

  • 住所:静岡県熱海市東海岸町(熱海サンビーチ)
  • 公式サイト:熱海海上花火大会(熱海市公式)
    ※開催日時は公式サイトご確認ください

10. 熱海のグルメ

にぎやかな温泉街・熱海には、おいしいグルメスポットも満載です。ここでは、その中でも特におすすめの2店を紹介します。

10.1 熱海プリン

<出典元:Instagram

熱海駅前の路地裏にあるレトロ感満載のかわいらしいお店「熱海プリン」。

2017年7月にオープンした熱海初のプリン専門店で、開店からわずか3日で3500個以上の売り上げを記録。SNSでも話題となり、現在では行列のできる人気店へと成長しました。

イチオシはなんと言っても看板メニューの「熱海プリン カラメルシロップ付き」。

プリンが入った容器もレトロでかわいいので、食べる前の撮影はマストです。まろやかな口当たりのプリンとほろ苦いカラメルソースの絶妙なバランスは、一度食べたら忘れられないおいしさ。

熱海銀座には2号店もあり、クラシックな固めのプリンに湯煙をイメージしたクリームがたっぷりのった「皿プリン」も人気です。

  • 住所:静岡県熱海市田原本町3-14
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:熱海プリン

10.2 囲炉茶屋(いろりぢゃや)

<出典元:Instagram

とっておきの海の幸を思う存分堪能したい!という人におすすめなのが、和食どころとして人気の「囲炉裏茶屋」。

古民家風の店内には全国各地から集められた民芸品が飾られていて、各テーブル席には囲炉裏も。どこか懐かしさを感じる空間で、地魚をふんだんに使った絶品料理を楽しむことができます。

おすすめは、旬の海の幸が盛り込まれた「刺身定食」。また、夜には囲炉裏を使って焼く魚介の串焼きも人気があります。

熱海の街並みと、その向こうに海を見ることができる座敷席からの眺望にも注目です。

  • 住所:静岡県熱海市田原本町2ー6
  • 営業時間:11:30~15:00、17:00~22:00
  • 定休日:火曜日 ※祝日の場合は変更あり
  • 公式サイト:囲炉茶屋


日本屈指の温泉リゾート地・熱海には、海あり山ありで見どころももりだくさん! 熱海へ旅行する際には、ぜひ上記で紹介した内容を参考にして、素敵な観光プランを計画してみてくださいね。

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