ハワイ個人旅行のメリットとデメリットを解説!ひとり旅にも役立つ情報を紹介

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近年、国内旅行と同様に、個人で飛行機やホテルを手配してハワイに出かける方が増えているようです。筆者の周りでも、「ハワイへ出かけるにはツアーと個人旅行、どっちがいいのかしら?」という声がちらほら。 でも、この答えはとても難しくなかなか即答することはできません。そこで、この記事では、個人手配の旅行のメリット・デメリットを徹底分析。ハワイ旅行を考えている方は、目的や時期、滞在期間、一緒に出かける人などをイメージしながら、旅行のスタイルをイメージしてみてください。

目次

<1. 個人旅行でハワイ旅行をするメリットは?>

<2. 個人旅行でハワイ旅行をするデメリット>

<3. 個人旅行だからできる、自分らしいハワイの過ごし方>

<4. 暮らすようにハワイを旅する方法も?>

1. 個人旅行でハワイ旅行をするメリットは?

飛行機もホテルも現地での移動手段も、旅行に関するすべてを自分で手配するのが個人旅行。つまり、航空会社や飛行機の出発時間、座席、ホテルランク、客室のカテゴリー、滞在日数など、自分の望みどおり自由自在に決められるということ。自分の思い通りのハワイ旅行が実現できるというわけです。 ハワイ旅行は何度か経験していて、現地の様子がわかっている方は、面倒な手配も含めて楽しめるのではないでしょうか。これらを踏まえて、個人旅行としてハワイへ行くメリットを紹介します。

1.1 個人旅行なら予算の中で自由にアレンジできる

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<個人旅行なら遅い時間のフライトも思いのまま。撮影:たなかみえ>

飛行機は航空運賃の安いLCCを使うけれど、ホテルはオーシャンフロントのデラックスな部屋を選ぶことや、反対にキッチン付きのコンドミニアムに泊まり、自炊で食費を抑えるなど、限られた予算の中でやりたいことが実現できます。

また個人旅行では自分で飛行機の便や座席を決められるため、マイルを貯めている航空会社を利用したり、仕事が終わった後の遅い便で出発したりするのはもちろん、機内では窓際の席で景色を楽しんだり、トイレに立ちやすい通路側の席を選んだりもできます。 さらに、片道だけビジネスクラスにするなど、往復の時間も思いのまま。また、自分の思い描くハワイステイに合わせて、ホテルのランクやロケーション、部屋のカテゴリーなども自由自在に組み合わせることができます。

1.2 個人旅行は長期間・大人数のハワイ旅行にも対応しやすい

通常販売されているツアー商品は、3泊5日、4泊6日、5泊7日が主流。それ以上となると選択肢がぐっと減り、料金も高くなってしまう傾向にあります。 しかし、個人旅行なら滞在日数や人数に応じて適切な宿泊施設を選びやすくなるため、規定した人数や日数ではないハワイ旅行の場合、個人旅行を選択するメリットは大きくなるでしょう。

2. 個人旅行でハワイ旅行をするデメリット

自由に自分なりのハワイ旅行が実現できる反面、個人旅行に慣れていない方は、ひとつずつ手配していくのは手間や時間がかかるデメリットも。 この項目では、特に注意しておかないとトラブルに巻き込まれたり、予定が狂ってしまったりする可能性もある、ハワイ個人旅行のデメリットについて解説します。

2.1 個人旅行は貴重品管理や治安対策は自己責任

最近、日本人に限らずハワイ旅行中の人が襲われたり、事故に遭ったりという話をよく耳にします。過去に見たものとしては、若い日本人女性が食事中に、パスポートやクレジットカードの入ったバッグをテーブルの上に置いたままお手洗いに立ち、置き引きされたというニュースについてハワイのガイドさんがブログに書いていました。 日本なら大丈夫ということでも、ハワイでは通用しません。多くの場合は、私たちが危機意識をもって行動することで避けられるため、ツアーのとき以上に貴重品管理や治安対策は徹底したいものです。

2.2 時間管理をしないと飛行機に乗り遅れることも

時間管理も自己責任のうち。特に帰国の際は余裕をもって空港に出かけないと、渋滞に巻き込まれたり、手続きに時間がかかってしまったりするなど、飛行機に乗り遅れてしまうケースもあるようです。 ツアーなら、スタッフが責任を持って出国するまで見届けてくれますし、万が一のときは相談できる窓口も用意されていますが、個人旅行はそうはいきません。

2.3 個人旅行のときは忘れないで!送迎の手段と手配

ツアー旅行なら含まれている送迎も、個人旅行では自分で手配しなければなりません。現地に着いてからでも、タクシーやシャトルバスなどに乗ることはできますが、慣れないうちは出発前に予約をしておくとよいでしょう。 もちろん、レンタカーの場合も同じです。最近はウーバーや定額料金のタクシーなどもありますから、どの手段を選ぶのかをあらかじめ調べておきましょう。 またツアーの場合、現地移動に便利なトロリーの利用料金は、多くの場合、ツアー代金に含まれています。しかし、個人旅行の場合は自腹なので、あちこち出かけているとけっこうバカにならない金額に。 オアフ島を走る料金一律のThe Busに乗るなら、小銭も必要になります。また、飛行機は燃油サーチャージや空港税、ホテルは宿泊費以外に税金やリゾート税もかかります。毎日のベッドメーキングの際に置いておくチップもありますね。

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3. 個人旅行だからできる、自分らしいハワイの過ごし方

ここまで、個人旅行でハワイへ行くメリットとデメリットについて解説しました。では、個人旅行の醍醐味である「自分らしいハワイの過ごし方」とは、どのようなものが思い浮かぶでしょうか? この項目では筆者がさまざまな形でハワイ滞在を楽しんだ経験から、過ごし方のアイデアを紹介します。

3.1 目的に合わせて宿泊先を選ぼう

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<ハワイのお家の庭にはこんな木がいっぱい。撮影:たなかみえ>

たとえば、朝早く起きてサーフィンをするのなら、海辺のホテルやコンドミニアムがオススメ。ワイキキからは車で一時間ほどかかりますが、ビッグウェーブを目当てに多くのサーファー達が集まるノースショアのホテルはいかがでしょう? お部屋でのんびり過ごしたいならオーシャンビューのお部屋、昼間は出かけることが多いなら、夜景が見える山側のお部屋を。大人数なら、いっそのこと海辺の一軒家を借りて、お庭でバーベキューなんていうことも実現できます。

せっかくなので、日本人がいないような環境もいいですね。私の知り合いは、毎年ノースショアのアパートを借りて、近所の人に庭で採れたマンゴーやアボカドをおすそ分けしてもらったり、一緒に食事に出かけたりしているそうです。

3.2 時間の制約なく、自由に過ごそう

訪ねるルートが決まっているツアーでなく、レンタカーやThe Busなどを使って自由に行動できるのも個人旅行の魅力。現地発着のオプショナルツアーをしたり無料のワークショップに参加したりしやすいのも、時間の制約がない個人旅行だからこそ。The Busを利用して、途中下車をしながら自分だけの観光スポットを探すのもステキですね。

4. 暮らすようにハワイを旅する方法も?

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<現地の人に混じって、ファーマーズマーケットで買い物するのも楽しいですね。撮影:たなかみえ>

最近、「暮らすようにハワイを旅する」という特集を、雑誌やWebサイトで目にすることが増えてきました。 観光スポットを回ったり、有名レストランで食事をしたりというご褒美旅行も素敵ですが、スーパーマーケットやファーマーズマーケットでハワイの食材を手に入れて料理したり、好きなゴルフやウクレレ、フラダンスなどを楽しんだり、何もせずのんびり1日中海を眺めていたり、現地の人と同じようにハワイで過ごそうと提案しています。

最後の項目では、個人旅行ならではの「暮らすようにハワイを旅する」ときに覚えておきたい、滞在方法について紹介します。

4.1 バケーションレンタルや民泊を利用してみよう

持ち主が使用していない期間を貸し出すバケーションレンタルは、現地の不動産(運用)会社を経由して申し込みます。不動産会社を経由することで、何か部屋にトラブルがあった場合は対応してもらえますよ。 またブログやSNSを通じて、個人で部屋を貸し出しているケースも見かけます。いわゆる民泊は、Airbnbの公式Webサイトなどで、手軽に探せます。部屋の写真ばかりではなく、ホスト(貸主)の評価も公表されているので安心感がありますね。 とは言え、民泊の場合はトラブルが発生しても保証を満足に得られない可能性もあるため、しっかりと貸主の情報や民泊サービスの保証制度を調べることをおすすめします。
>>>Airbnbについてもっと見る(外部サイトに遷移します)

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4.2 今や宿泊先の候補はホテルだけではない

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<バケーションレンタルで暮らすようにハワイを過ごしました。撮影:たなかみえ>

筆者もひとりでハワイに滞在したとき、バケーションレンタルを利用しました。ホテルに泊まるという選択肢もありましたが、Webサイトで見たラナイからの風景が素敵だったこと、同レベルのホテルに比べて少し安価だったことから、宿泊先に決めました。日本人が経営する会社だったので、わからないことはメールで気軽に問い合わせられたことも心強かったです。

バケーションレンタルでかかった費用は、宿泊代金と税金、清掃代金、そしてデポジット。チェックアウト後、問題がなければデポジットは支払いに使ったクレジットカードに返金という仕組みです。 オーシャンフロントの部屋でしたが、ホテルではないのでリゾート税がかかりませんでした。また滞在中、スタンドの電球が切れたときも、管理会社にメールするとすぐにスタッフが修理に来てくれました。

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<ラナイからこんな景色が広がりました。撮影:たなかみえ>

ハワイ旅行の選択肢はツアーだけ、という時代は終わりました。個人手配にすれば、航空会社も宿泊先も思いのままに選べます。 とはいえ、ツアーと個人旅行のどちらにもメリット・デメリットはありますし、一緒に行くメンバーや人数、目的などでどちらを選択するかかが変わってくるのではないでしょうか。あなたは、どんなハワイ旅行をしたいですか?

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たなかみえ

東京生まれの東京育ち、書くことを生業としています。インタビュー、取材でお会いした100人を超える有名、無名の方々に伺ったお話が私の財産です。大好きなハワイの風、匂い、人、場所。読んでくださる皆さんと共有できたらいいな。ハワイ州観光局公認ハワイスペシャル検定上級取得。

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