現地滞在経験者が語る、本当によかったフランス土産6選

ギャラリー・ラファイエット百貨店 フランス

旅行の楽しみのひとつといえば、お土産選び!せっかくのフランス旅行なら、大切な家族や友人、日頃お世話になっている人たちへ感謝の印として、とっておきのお土産をプレゼントしたいですよね。もちろん、自分へのご褒美やフランス旅行の思い出としてのお土産も欠かせません! フランスのお土産はお菓子やお酒、おしゃれなデザインの雑貨まで、種類が豊富でつい迷ってしまいます。

そこで今回は、フランスのパリで長期滞在を経験した筆者が、おすすめのお土産を6つ紹介します。 定番のものからツウなものまで、本当によかったお土産を厳選しました。ぜひ、フランス旅行のお土産選びの参考にしてくださいね。

目次

本当によかったフランス土産1:ボンヌママンの焼き菓子

本当によかったフランス土産2:アンジェリーナの缶入りお菓子

本当によかったフランス土産3:フラゴナールの石鹸

本当によかったフランス土産4:シードル

本当によかったフランス土産5:ピローヌの雑貨

本当によかったフランス土産6:フランスの個性的なポストカード

本当によかったフランス土産1:ボンヌママンの焼き菓子

ボンヌママンのフィナンシェとマドレーヌ
<ボンヌママンのフィナンシェとマドレーヌ/撮影:natsumi>

赤と白のチェック柄がトレードマークの「ボンヌママン(Bonne Maman)」の焼き菓子シリーズ。日本でもタルトが3種類、ジャムが11種類販売されていますが、本場フランスではクッキーに各種マドレーヌ、フィナンシェ、クレープ、パウンドケーキ、ワッフルなど、さまざまな種類が揃っています。

1.1 筆者おすすめのボンヌママンの焼き菓子2種!

なかでも筆者がおすすめしたいのが、アーモンドフィナンシェ「Bonne Maman Financier amandes」。アーモンドの香りがふわっと引き立つほんのりとした甘さが絶妙です。しっとりした生地には、たっぷりのバターとアーモンドプードルが入っています。

もうひとつはチョコレートクリーム入りのクレープ「Crêpes fourrées chocolat noisettes」。クレープ生地は柔らかく棒状に巻かれており、かさばらないパッケージなので、お土産として気軽に購入できます。

1.2 フランス人もお墨付き?ボンヌママンシリーズが人気の理由

筆者はフランス人の友人に勧められ食べたのがきっかけで、ボンヌママンのアーモンドフィナンシェやクレープをお土産として購入するようになりました。日本未入荷でフランス人もお墨付きの味であることから、ボンヌママンの焼き菓子はフランス土産にぴったり! フィナンシェやクレープは1つ1つ小分けになっているので、バラマキ土産としても重宝します。

1.3 おすすめの購入場所・購入の際の注意点

ボンヌママンの焼き菓子シリーズは、フランス全土に展開している「モノプリ(MONOPRIX)」をはじめ、スーパーで簡単に見つかります。パリ市内では、シャトレ-レ・アル駅(Gare de Châtelet - Les Halles)直結のショッピングモール、「フォーラム・デ・アール(Forum de Halles)」内にあるモノプリの規模が大きく、品揃えも豊富なのでおすすめです。

筆者はフィナンシェやクレープ、マドレーヌなどを何種類か購入し、詰め合わせのプチギフトのようなものを自作してからお土産として渡しています。また購入時は、賞味期限を確認してから購入するようにしましょう。マドレーヌなどは意外にも賞味期限が近いものもあるので、注意が必要です。

MONOPRIX FORUM DES HALLESの基本情報

  • 名前:MONOPRIX FORUM DES HALLES
  • 住所:101 PORTE BERGER , 75001, PARIS

本当によかったフランス土産2:アンジェリーナの缶入りお菓子

アンジェリーナの缶入りお菓子
<缶の絵柄が可愛い、アンジェリーナの塩キャラメル/撮影:natsumi>

1903年創業のパリの老舗サロン「アンジェリーナ(Angelina)」。あのココ・シャネルも通ったとされるモンブランの名店として有名ですが、お土産にぴったりなお菓子も多数取り揃えています。なかでもおすすめなのが、可愛らしい缶に入ったお菓子シリーズ。缶のレトロな絵柄が目を惹くだけでなく、もちろん味も本格的。チョコレートにクッキー、キャラメルまで、バラエティも豊富です。

2.1 アンジェリーナのパリ本店やデパートで購入可能

アンジェリーナの缶入りお菓子は、チュイルリー公園の隣でルーヴル美術館からも近いアンジェリーナのパリ本店をはじめ、「ギャラリーラファイエット」や「ボンマルシェ」などのデパートでも購入できます。

筆者は「ギャラリーラファイエット メゾン&グルメ館」で、缶入りの塩キャラメルを家族へのお土産にゲットしました。可愛らしいパッケージに一目惚れして購入しましたが、味も大満足! 少しソルトの効いた濃厚なキャラメルで、家族にも好評でした。食べ終わった後は、缶をインテリアや小物入れとして使えるので、女性向けのお土産にもぴったりです。

Galeries Lafayette Gourmetの基本情報

  • 名前:Galeries Lafayette Gourmet
  • 住所:8 Rue des Mathurins, 75009 Paris
  • 営業時間:[月〜土]8:30〜21:30、[日曜]11:00〜19:00 ※営業時間など最新情報は、公式サイトをご確認ください
  • 公式サイトはこちらから

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本当によかったフランス土産3:フラゴナールの石鹸

フラゴナールの石鹸
<お土産にぴったりなパッケージの、フラゴナールの石鹸/撮影:natsumi>

南仏の香水の都・グラースの老舗「フラゴナール(Fragonard)」。香水だけでなく石鹸やハンドクリームなどもグラース伝統の製法で作られており、フランスの優雅さを表すような上品な香りが魅力的です。

筆者のおすすめは、種類が豊富でおしゃれなパッケージが特徴の石鹸。香りはもちろん、丸型に花の柄が彫ってあるものからハート・卵・アヒルの形まで、可愛らしいものばかり! パッケージも、女心をくすぐるようなカラフルかつゴージャスなデザインが特徴です。インテリアとして部屋に飾ったり、小物入れとして使ったりすることもできます。

3.1 パリ市内では5店舗で購入可能

フラゴナールの石鹸は、パリ市内中心部のオペラ地区にある「フラゴナール博物館」や周辺の2店舗をはじめ、ルーヴル美術館直結のショッピングモール「カルーセル ドゥ ルーヴル(CARROUSEL DU LOUVRE)」、サン=ジェルマン、モンマルトルの直営店で購入できます。

筆者はオペラ地区にある直営店で購入しましたが、品揃えが豊富でスタッフの方も親切に対応してくれました。英語も通じるので、観光客も気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力。価格も1個5~10ユーロ(約610円~1,220円)ほどとお手頃で、女性向けのお土産やプチギフトに最適です。

Fragonard Boutique Haussmannの基本情報

  • 名前:Fragonard Boutique Haussmann
  • 住所:5 Rue Boudreau, 75009 Paris
  • 営業時間:[月〜土]10時〜20時、[日曜]11〜19時 ※最新情報については、公式サイトをご確認ください
  • 公式サイトはこちらから

本当によかったフランス土産4:シードル

シードル
<シードルが有名な、ブルターニュ地方のカフェにて/撮影:natsumi>

フランスのリンゴの発泡酒であるシードル。リンゴ栽培に適したフランス北部のブルターニュ地方やノルマンディー地方で有名なお酒ですが、パリのスーパーでも気軽に手に入ります。

4.1 フランスならではのツウなお土産としておすすめ

シードルはリンゴのスパークリングワイン。爽やかな味わいが特徴で、一般的に辛口(cidre brut)から甘口(cidre doux)、オーガニックであるBIOなどの種類があります。アルコール度数は5%前後と低いため、強いお酒が苦手な方でも比較的飲みやすい印象。風味が大人しく、野菜やシーフード、豚肉料理など、さまざまな料理と合うのが魅力のひとつです。

日本では高価な上に、ぶどうのワインと違いスーパーでフランス産のシードルを見つけることは難しいので、フランスならではのツウなお土産としておすすめです。パリのスーパーで購入できるシードルは、750mlの大瓶だけでなく、小瓶が3本や6本セットで売られていることもあります。小瓶のセットは、お土産として配るのに便利です。

4.2 フランスのスーパーで手軽に購入可能

フランス全土に展開する「モノプリ(MONOPRIX)」「オーシャン(Auchan)」「カルフール(Carrefour)」などの大手のスーパーに行けば、シードルは基本的に見つかります。

また、ブルターニュ地方の人気観光地・モンサンミッシェルでは、クレープリーと呼ばれるガレットやクレープをメインに提供するレストランを多く見かけます。郷土料理のクレープやガレットと相性の良い本場のシードルを提供しているので、お土産選びの参考に試してみるのもおすすめです! なお、日本へ酒類を持ち込む場合、成人1人当たり3本(1本=760ml)まで免税となります。4本目以降の持ち込みや未成年による持ち込みは課税対象となるため、注意しましょう。

MONOPRIX ELYSEESの基本情報

  • 名前:MONOPRIX ELYSEES
  • 住所:52 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris,
  • 営業時間:[月〜土]9:00〜23:45、[日曜]10:00〜23:45 ※営業時間は変更される可能性があります

本当によかったフランス土産5:ピローヌの雑貨

ピローヌの雑貨
<ルーヴル美術館から直結のピローヌ/撮影:natsumi>

パリ発祥のフランス雑貨店「ピローヌ(PYLONES)」。カラフルでポップなデザインのインテリア雑貨や生活雑貨、キッチン雑貨などを展開しています。フランスらしいおしゃれな雑貨ばかりで、一目見るだけでパッと明るい気持ちになれます。大人はもちろん、子どもも喜ぶようなお土産が見つかりますよ。

デザインとカラーバリエーションが豊富な水筒やマグカップ、ポーチ、iPhoneケースなど、日常使いできるアイテムは必見! なかでもエッフェル塔の形をした歯ブラシは、赤・白・青のトリコロールカラーをはじめ全6色で展開されています。並べて立てると非常に可愛らしいので、家族へのお土産に色違いで購入するのもおすすめです。

5.1 パリ市内に10店舗を展開

ピローヌはパリ市内に10店舗を構えています。特におすすめなのが、ルーヴル美術館直結のショッピングモール「カルーセル ドゥ ルーヴル(CARROUSEL DU LOUVRE)」内の店舗。ルーヴル美術館の見学の後に立ち寄れる便利な立地です。地下鉄駅からも直結しているので、雨の日でも安心してショッピングが楽しめます。

PYLONES CARROUSEL DU LOUVREの基本情報

  • 名前:PYLONES CARROUSEL DU LOUVRE
  • 住所:99 Rue de Rivoli, 75001 Paris,
  • 営業時間:[月]11:00〜19:00、[火〜日]10:00〜20:00 ※営業時間など最新情報は、公式サイトをご確認ください
  • 公式サイトはこちらから

本当によかったフランス土産6:フランスの個性的なポストカード

個性的なポストカード
<モンマルトルの丘付近の雑貨屋にて/撮影:natsumi>

フランスの可愛らしいポストカードは、旅の思い出として自分へのお土産にするのはもちろん、大切な人に贈るのにもぴったり。エッフェル塔などパリらしいイラストをモチーフにしたものをはじめ、さまざまなポストカードを見つけることができます。

フランス郷土料理の写真や、イラスト・レシピが書かれたポストカードもおすすめ。美食の国・フランスならではのユニークなポストカードとして、料理好きの友人に贈るのも良いですね。自分用のお土産にして、フランス旅行中に気に入った料理をポストカードを見ながら自宅で再現するといった楽しみ方もできます。

6.1 アートの街・モンマルトルでポストカードをゲット

アートの街として知られ、現在も数多くの芸術家たちが集まるパリのモンマルトルを訪れたら、レトロなポストカードをぜひチェックしてみてください!

昔流行したポスターをモチーフにしたポストカードは、インテリアとして部屋に飾るのにもぴったりです。 モンマルトルのテアトル広場付近の雑貨店や画廊を訪れると、豊富な種類の中からお気に入りの1枚を選べます。値段も1枚1ユーロ(約120円)〜とお手頃でかさばることもないので、お菓子や雑貨のお土産に添えて渡すのもおすすめです。

Galerie Butte Montmartreの基本情報

  • 名前:Galerie Butte Montmartre
  • 住所:1 Rue des Saules, 75018 Paris

フランスのお土産は、お菓子やお酒、雑貨など、魅力的なものが盛り沢山! 中身のクオリティはもちろん、パッケージもフランスらしいおしゃれなものが多く、食べた後はインテリアとして飾ることができるものも。

お土産が購入できるパリのスーパーやデパートなどは観光スポットからも簡単にアクセスできるので、観光の合間にお土産選びが気軽に楽しめます。フランス旅行のお土産を選ぶ際は、ぜひ参考にしてくださいね。

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natsumi@Paris

パリ在住のフリーランスライター&ブロガー。WORK HARD, TRAVEL HARDERをモットーに、世界30カ国への旅やパリライフの経験をメディアで発信中。パリをはじめ、現地の生活に溶け込んで得たリアルな情報をお届けします!

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