歴史を肌で感じる「ポーランド」~8つの世界遺産を含む12の観光地~

2019年8月9日~8月18日に、一度行ってみたかったポーランドに行ってきました。
「ポーランド」と聞くと皆さんは何を連想されますか?
ショパンの国、中世の街、負の歴史、サッカーが強い等色々あるかと思います。
私自身ポーランドをぐるりと1周してきたので、今回はその中でも8つの世界遺産を含む12の観光地に焦点をあてて紹介したいと思います。切りの良い10にしようと思ったんですが、12でより多く伝えたいと思いました。

>>>ポーランド旅行に役立つサイトはこちら

目次

1.【世界遺産】ワルシャワ歴史地区
2. ジェラゾヴ・ヴォラ 「ショパンの生家」
3. ヴロツワフ
4. クラクフ
5. オシフィエンチム 「アウシュビッツ強制収容所」、「ビルケナウ強制収容所」
6. ヴィエリチカ岩塩坑
7. トルン
8. マルボルク
9. グダニスク
10. ポズナン
11. ヤヴォル
12. ボレスワヴィエツ
最後に

1.【世界遺産】ワルシャワ歴史地区

1980年に世界遺産に登録された「ワルシャワ歴史地区」。

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1596年クラクフに替わってポーランドの首都になり発展を遂げ、その繁栄ぶりは「北のパリ」と称されるほどでした。中心である、ワルシャワ旧市街広場の中心には人魚像が剣を振り上げています。

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<ワジェンキ公園>

「聖十字架教会」や「ワジェンキ公園」、「キュリー夫人の生家」もワルシャワ歴史地区にあります。

2. ジェラゾヴ・ヴォラ 「ショパンの生家」

首都ワルシャワから西へ約55km、ショパンの生家がある村「ジェラゾヴァ・ヴォラ」。

ポーランドの前期ロマン派音楽を代表する作曲家「フレデリック・ショパン」。ピアニストとしても有名で、作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占めているため、「ピアノの詩人」ともいわれています。


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広大な庭園に囲まれた生家内は、資料やゆかりのピアノが並ぶ、まさしくショパン博物館です。

>>>「ショパンの生家」の開館時間など詳細情報はこちらから

3. ヴロツワフ

ポーランド南西部に位置する第4の都市「ヴロツワフ」。

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ヨーロピアン・ベスト・デスティネーション2018年第一位 に選ばれたヴロツワフ。「こびとの街」とも呼ばれており、街中には300体以上の小人の像があるのでお気に入りの小人像を探してみるもおすすめです。

(※ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションは、ベルギー・ブリュッセルを本拠地とするヨーロッパの文化や慣行をプロモーションするために発足した機関です。420万人もの旅行者の投票により選ばれます。)

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<百周年記念会館>

世界遺産に登録されている百周年記念会館や250年かけて増改築が繰り返された旧市庁舎は是非訪れたいスポットです。

4. クラクフ

チェコ共和国との国境に近いポーランド南部に位置し、第三の都市である古都「クラクフ」。旧市街地区はユネスコの世界遺産にも登録されており、歴史的な街並みも現在まで残っています。


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クラクフで一番おすすめスポット中央広場は、とても華やかでした。中央広場の周辺には織物会館や旧市庁舎の塔、聖マリア教会の塔などの建物が並びます。馬車の御者はほぼ女性で美女揃いでしたが、私は親切なマダムと写真を撮らせていただきました。

5. オシフィエンチム 「アウシュビッツ強制収容所」、「ビルケナウ強制収容所」

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クラクフから日帰り観光でオシフィエンチムにある「アウシュビッツ強制収容所」や「ビルケナウ強制収容所」などの世界遺産を訪れることができます。

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ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に国家を挙げて推進した、人種差別による絶滅政策および強制労働により、最大級の犠牲者を出した強制収容所で、収容された90%がユダヤ人でありました。悲劇を繰り返さないよう後世に伝えていこうという願いをこめて、無料で公開されています。「負の世界遺産」とも言われています。

>>>「アウシュビッツ強制収容所」、「ビルケナウ強制収容所」詳しい情報はこちら 

6. ヴィエリチカ岩塩坑

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廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古の歴史を誇り、世界遺産として登録されている「ヴィエリチカ岩塩坑」。

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最大のハイライトは「聖キンガ礼拝堂」。天井に輝くシャンデリアから中央の祭壇、周囲の壁の彫刻まですべて岩塩で造られており圧巻です。ここは写真撮影する際にはカメラ1台10PLN(約300円)必要です。

>>>「ヴィエリチカ岩塩杭」の開館時間やチケットの購入など詳しい情報はこちら 

7. トルン

ポーランド中北部ヴィスワ川のほとりに位置し、中世の趣が色濃く残る風光明媚な街「トルン」。

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ヨーロッパの中でも重要な商業都市のひとつとして数えられていました。ポーランドを代表する偉大な天文学者 コペルニクスの生家や聖母マリア教会等見所たっぷりです。

8. マルボルク

ポーランド北部の都市に位置する「マルボルク」。

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東京ドーム4.5個分ある世界遺産「マルボルク城」が最大の見所です。

>>>マルボルク城の開館時間や詳しい情報はこちら 

9. グダニスク

バルト海に面したポーランドの港湾都市「グダニスク」。

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グダニスクは街がコンパクトで歩きやすくオリーヴァ大聖堂のオルガンコンサートが迫力がありオススメです。

10. ポズナン

ポーランド西部に位置し最古の都市と言われる「ポズナン」。

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長い歴史を誇る建造物、絵本のような美しい街並み等魅力もたくさんあります。特に旧市街広場には美しくかわいらしいカラフルな建物が並び、まるで絵本の中に迷い込んだかのよう、写真映えするスポットです。

11. ヤヴォル

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ポーランド南西部ドルヌィ・シロンスク県に、世界遺産にも登録されている「ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群」があります。

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ヨーロッパ最大の木造宗教建築物(ヤヴォルの平和協会は一度に約6000人を収容できる)で、質素な外観と、豪華絢爛な内部のギャップには驚かされます。

>>>「ヤヴォルの平和協会」の開館日時など詳しい情報はこちら 

>>>「シフィドニツァの平和協会」の開館日時など詳しい情報はこちら

12. ボレスワヴィエツ

ドイツとチェコの国境に近いポーランド南西部に位置する町が「ボレスワヴィエツ」。

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町を代表する老舗陶器メーカー「ボレスワヴィエツ」は、最近では日本でも人気が出てるんだとか・・・。お土産にはおすすめですが、割れ物なので気を付けなければいけません。買い物される際は日本から「ぷちぷち」を持っていく事、おすすめします。

>>>ボレスワヴィエツ社の公式サイトはこちら 

★最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

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中央ヨーロッパに位置する人気の観光地、ポーランド。
フレデリック・ショパンや、地動説で有名なコペルニクスの故郷であり、首都ワルシャワをはじめとした世界遺産も数多く見所もいっぱいで、歴史についても色々と学ぶことができます。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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すさっち

座右の銘は「臥薪嘗胆」、娘と息子の2児の父親です。渡航国数は40ヵ国以上、行った国々でマグネットを買って集めるのが趣味だったのに、妻にかわいいもの以外、いつの間にかほぼ捨てられるというオチ…それ以降、旅先でマグネットを買うことはなくなり、今は各国の観光地でどうやったら上手く写真を撮れるかに凝っています。

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