ドイツの物価は高い?安い?フランクフルトの傾向や節約テクニックを紹介!

ドイツを旅行する際に気になることの一つとして、現地の物価はどうなっているのか、というのはありますよね。 特に、日本からの旅行者にとっては、ユーロという慣れない通貨を扱わなければなりません。また、日本とドイツとでは経済状況や文化も異なるため、何が高くて、何が安いのかを現地で即座に把握することは困難と言えるでしょう。

そこでこの記事では、ドイツにおいて交通や物流の中心である、フランクフルトの物価について徹底解説します。事前に費用感を頭に入れて、ドイツ旅行を賢く楽しみましょう!
※編集部註:当記事は2019年11月時点で確認できた情報に基づきます。最新情報については、各種公式サイトなどをご確認ください。

目次

1. ドイツの物価は高い?安い?フランクフルトの傾向を解説します。

2. ドイツ(フランクフルト)の物価、旅行者はここをチェック!

3. ドイツのホテル料金は高い?それとも安い?

4. ドイツのフランクフルト旅行で知っておきたい!節約テクニック

1. ドイツの物価は高い?安い?フランクフルトの傾向を解説します。

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<写真はイメージです。Photo by Mathias Konrath on Unsplash

ドイツというと、どこか物価が高そう......とイメージする人は多いかもしれません。しかし、ドイツの物価は都市の位置が重要なポイントとなっています。大きく分けると、旧東ドイツの都市(東側)は物価が比較的安く、旧西ドイツの都市(西側)は物価が比較的高い傾向です。

首都のベルリンは旧東ドイツなので物価は安め、一方、旧西ドイツだったミュンヘンや、今回紹介するフランクフルトは物価が高めです。首都の物価が安いというのも、なんだか不思議ですよね。

1_1. フランクフルトは首都ベルリンよりもいろいろ高い!

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<写真はイメージです。Photo by Tiara Aracama on Unsplash

旧西ドイツに含まれていたフランクフルトはホテル、交通チケット、外食、スーパーなど首都のベルリンと比べ、全体的に物価が高め。 まず、ホテルに関していえば、ベルリンにはドミトリールーム(相部屋)に格安で泊まれるホステルや、ゲストハウスがたくさんあります。

しかし、フランクフルトになると、そういったスタイルの宿泊施設がグッと減るのです。交通費も、ベルリンに比べるとやや高め。旅行者の方が利用されるであろう、フランクフルト空港や、ベルリンのテーゲル空港、シューネフェルド空港まで行くことのできる、公共交通機関の1日チケットで比較してみましょう。

ベルリンの1日チケットは、ABCの3つに分けられたゾーンをそれぞれ移動できるというもの。AB区間(ベルリンの中心ゾーン)、BC区間、ABC区間の3パターンチケットが存在します。 テーゲル空港へ移動できるものはAB区間の1日チケットで、これが8,60ユーロ(空港までの移動手段はバスのみ)。シューネフェルド空港はCゾーンにあり、この場合はBC区間の1日チケットが必要で、こちらは9,00ユーロ。ABC区間の1日チケットは9,60ユーロとなります。

それに対し、空港駅を含むフランクフルト1日チケットは、9,75ユーロです。

※編集部註:料金は2020年3月時点、ベルリン市交通局(BVG)公式サイト、フランクフルト交通局(RMV)公式サイトで確認できた情報です。
参考:ベルリン市交通局(BVG)公式サイト(ドイツ語、英語。外部サイトへ遷移します)
参考:フランクフルト交通局(RMV)公式サイト(ドイツ語、英語。外部サイトへ遷移します)

外食に関しても、全体的にベルリンより高い傾向です。たとえば、ドイツでは道端でソーセージを販売している光景がよく見られますが、そのソーセージも、フランクフルトではベルリンより10〜20セント高くなっています。

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1_2. フランクフルトはレストランなど外食は高いけど、スーパーは安い

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<写真はイメージです。Photo by cmophoto.net on Unsplash

フランクフルトの中での物価を考えると、レストランは高め、スーパーは安めです。フランクフルト内の食糧品関連のお店であれば、レストラン>インビス(屋台)>専門店(パン屋さんや精肉店など)>スーパーという順番で徐々に物価が下がっていきます。

ということで、旅行費用を抑えたい人にはスーパーがおすすめです。フランクフルトのスーパーでは、焼きたてのパンコーナーがよく見られます。おいしいうえに、一つから購入できるのもうれしいポイント。ドイツ名物のプレッツェルも30セント前後で買えるので、スーパーを見かけたらチェックしてみてくださいね。

レストランはスーパーに比べてどうしても物価は高めですが、レストランの強みは、一皿の量が多いということ。肉やイモを使ったボリューム満点の料理を味わえるので、日本人の旅行者ならシェアしてちょうどいいくらいですよ。

1_3. ドイツの付加価値税(VAT)について知っておこう

ドイツには、「付加価値税」が取り入れられています。これは、日本でも話題となった「軽減税率」と「標準税率」に分かれています。 標準税率は19%、軽減税率は7%で、農産物や水道水、書籍、交通費などは軽減税率の適用対象です。

旅行者に関わるところだと、ドイツの名産品ソーセージは軽減税率の対象ですが、お菓子やクッキー、ビールなどの嗜好品やホテルでの宿泊代は対象外(=標準税率)です。ややこしいかもしれませんがドイツの場合、お店での価格表記は、ほぼ必ず税込価格ですので、買い物の度に計算しなくても問題ありません。

しかし、どんな商品にどれくらいの税金がかかっているのかが分かりにくいともいえますね。 ただしホテルの宿泊代は、都市によってさらに「観光税」もプラスされることも知っておきましょう。フランクフルトの場合は、1人1泊あたり2ユーロの観光税が賦課(ふか)されます。ほとんどの場合、現地ホテルでの支払いとなるので予約サイトなどを利用する場合は、「表示金額に加えて観光税を払う」ことを覚えておきましょう。

2. ドイツ(フランクフルト)の物価、旅行者はここをチェック!

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<撮影:Shoko>

物価が比較的高めなヨーロッパ。ドイツ旅行においても、できるだけ無駄遣いはしたくないですよね。また物価を正しく把握していれば「ぼったくり」に遭うリスクも減らせます。

この項目では、賢くお得に旅行するために、旅行者が知っておくべきポイントを紹介します。

2_1. レストランの物価は?

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<ドイツの名物料理「シュニッツェル」。撮影:Shoko>

現地で主にかかる費用といえば、「食費」ではないでしょうか? そんな気になる食費の相場について、フランクフルトにある施設ごとに紹介します。 まずは、一般的なレストラン。フランクフルトには、ドイツ料理はもちろんのこと、イタリアンやアジアン、中東系まで、さまざまなレストランがあります。

たとえば上の写真を撮影したドイツ料理レストランだと、シュニッツェル(ドイツ風豚カツ)が12ユーロ前後、ソーセージの盛り合わせは9ユーロ前後が相場。ランチタイムは、お得なセットメニューが用意されている場合があるので要チェックですよ。ディナータイムは、主に一品料理になるので15ユーロ前後から。やはり少し割高感があります。

ドイツ(フランクフルト)は魚介類が高いので、基本的に日本料理は価格が高めの傾向。ラーメンで10ユーロ、お寿司で20ユーロ程度が一般的です。 ただし、同じアジア料理でもインド料理や中華料理などは比較的安め。レストランなど、店員さんがテーブルまでお料理を持ってきてくれるお店では、基本的にチップ(10%前後)が必要です。

お店によっては、サービス料が含まれていることもあるので、その場合チップは必要ありません。

2_2. ファストフードやカフェの物価は?

続いてファストフード。世界的チェーンのマクドナルドや、バーガーキングは、メニューの違いはあっても、日本での価格とさほど違いはありません。大きさも少し大きいくらいでしょうか。マクドナルドには日本の「100円マック」のような、1ユーロメニューもあります。

また、フランクフルトには素敵なカフェもたくさんあります。一般的なカフェで、コーヒー1杯が2~3.5ユーロ。ケーキは3ユーロから。特に、ドイツのケーキは大きいので日本で食べるよりも割安感があります。パン同様においしいので、是非試してみてくださいね。お店によってはテイクアウトにすると、店内で食べる場合より50セントほど安くなる場合があります。

2_3. スーパーやインビス(屋台)の物価は?

ドイツのスーパーマーケットにもお惣菜は売っていますが、日本ほどは充実していません。 サラダで1〜3ユーロ、サンドイッチが2ユーロ前後が多いです。 ヨーグルトなども、カップタイプで30セント程度からあります。美味しいのでおすすめです。先述の通り、おいしい焼き立てのパンを安く買うこともできます。

最後に、ドイツでよく見かけるインビス(屋台)。気軽にリーズナブルな価格で食事ができるので、旅行者にもおすすめです。フランクフルトには、ソーセージや、トルコ系のケバブ、アジア系など、たくさんのインビスがあります。

街の至る所で見かけるケバブは4ユーロ前後が目安。ユーロ円のレートによりますが、2020年2~3月時点では500円くらいで、野菜もお肉もたっぷり食べられます。ソーセージは2ユーロ前後、アジア系インビスでは焼きそばやチャーハンなどが、3ユーロ程度で食べられこともあります。

2_4. 飲み物の物価は?

ドイツではレストランのお水も基本的に有料です。そのため、多くの場合は飲み物も注文することになります。水は2~3ユーロ、コーラは3ユーロ前後、ビールは3~6ユーロ前後です。

一方、スーパーで購入すると、ペットボトルのミネラルウォーターで10セント、コーラは60セント~、ビールは70セント〜なので、外食で注文する飲み物は、比較的割高感がありますね。また、駅の売店などで購入すると、同じお水でも倍くらいの価格になることがあります。

ドイツで飲み物を購入する際、多くの場合「Pfand(プファンド)」という、ペットボトルや缶、瓶などの容器代がかかります。ものによって異なりますが、ペットボトルで25セントです。また、プファンドはいわゆるデポジット制度であるため、容器を返却することで返金してもらうことが可能です。

スーパーなどに容器回収のための機械が置いてあるので、そこに容器を入れ、返金レシートをもらいレジにて返金してもらいましょう。節約しながら旅行をしたい、という方はきちんと容器を返却することを意識してみてはいかがでしょうか。

2_5. 日用品の物価は?

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<撮影:Shoko>

ドイツには、街中にドラッグストアがあります。街を歩いていて1番よく目にするのは、おそらく「dm」や「Rossmann」というドラッグストアでしょうか。 ドラッグストアには日本でお馴染みのドイツメーカー、ニベアの商品もたくさんあります。価格は日本とあまり変わらないのですが(店舗やセールなどで変動します)、大きなお徳用の商品や、ドイツ限定品も販売されていますのでチェックを。

そして、各薬局のオリジナルブランドは比較的安い傾向があります。ハンドクリームは1ユーロ以下〜、リップクリームも1ユーロ以下〜で購入することができます。また、日本で買うと高いオーガニック商品も充実しており、これらは比較的安く手に入れられますよ。生理用品も1~3ユーロくらいからあります。コスメ類も日本に比べて安く、マスカラが4ユーロ前後です。

2_6. フランクフルトにおける交通費、博物館などの入場費用は?

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<写真はイメージです。Photo by Thanos Pal on Unsplash

フランクフルト観光で必要な交通費は、利用範囲(ゾーン)により異なります。中心地の「ゾーン5000」内で、片道チケットが大人一人2.75ユーロ、1日券で大人一人5.35ユーロです。 空港まで行く必要がある場合は、「ゾーン5050」のチケットを買う必要があるので、片道4.9ユーロ、1日券9.55ユーロとなります。

空港まで行くことを考えれば、ベルリンから空港へ向かうより高くなる点にご注意ください。

2_7. 美術館や博物館の入場料は?

博物館などの入場料金は規模にもよりますが、10ユーロ前後で入場できます。 マイン川を挟んでフランクフルト中央駅付近にある、シュテーデル美術館は14ユーロと少し高め。しかし、ここには有名なボッティチェリの「女性理想像」などが展示されていますので、鑑賞したい方は検討してみてはいかがでしょうか。 ベルリンの美術館も、入場料が10ユーロ前後のところが多いので、さほど違いはありません。

ただし、フランクフルトにはベルリンで発行されている「ベルリンミュージアムパス」のようなフリーパスがないので、多くの美術館を回る場合は割高かもしれません。交通チケットとセットで入場料が割引になる「フランクフルト・カード」というものはありますので、フランクフルトを観光する方にはこちらがおすすめ。

「フランクフルト・カード」は、空港や観光案内所、Webサイトなどで購入できます。Webサイトで事前購入しプリントアウトしておけば、フランクフルト到着後すぐに利用することが可能です。日程変更やキャンセルができない点には要注意。

参考:フランクフルト・カード公式サイト(英語、外部サイトへ遷移します)

2_8. タバコやビールなど嗜好品の価格は?

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<写真はイメージです。Photo by Stephan Mahlke on Unsplash

フランクフルトでは、ビールはスーパーで60セント程度から販売されています。あまり小さいサイズを見かけることがなく、多くは500ml以上のサイズです。特にスーパーのプライベートブランドだと、6本セットで1.8ユーロくらい。500mlが1本約30セント(約36円)という計算なので、日本と比べるととても安いですよね。フランクフルトのスーパーでは、1ユーロ以下でビールが買えると覚えておきましょう。

また、上記項目「2_4. 飲み物の物価は?」でも触れましたが、プファンドというデポジットシステムがあるので、空き瓶は返却してデポジットを受け取るのをお忘れなく。なお、レストランで飲む場合は500mlで5ユーロ前後くらいなので、それほど安くありません。

タバコに関しては、一般的な箱入りのタバコは7ユーロくらいで日本よりも高め。最近では箱入りより安く買える、自分で巻くタイプのタバコを吸っている人をよく見かけます。ちなみに、ドイツでは喫煙が18歳から可能。また非常に喫煙者が多く、道端やカフェのテラスなど、屋外であれば基本的にどこでも喫煙が可能です。歩きタバコも非常に多く、街の至る所に吸い殻入れ付きのゴミ箱が設置されています。
※編集部註:ドイツ全般の交通費や博物館の料金、ベルリンの物価事情をお知りになりたい方は、関連記事もご覧ください。

▼関連記事:

3. ドイツのホテル料金は高い?それとも安い?

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<写真はイメージです。Photo by Daniel von Appen on Unsplash

旅行中の疲れを癒すことは、旅行の充実度に関わってきますよね。そのためには、ホテル選びがとても重要です。宿泊費用は航空券の次に大きな費用なので、ホテルの価格事情も知っておきたいポイントです。

相場としては日本と大きく変わりませんが、高いホテルと安いホテルの傾向をチェックしておきましょう。

3_1. フランクフルトのホテルで高いのはブランド系

フランクフルトに限った話ではないですが、マリオットグループなどの世界的なホテルブランドや、星4つ以上のグレードが高いホテルは価格も高くなります。東横インなどの日系ホテルもありますが、こちらも価格は少し高め。

フランクフルト中央駅周辺よりも、ハウプトヴァッヘ駅周辺にあるホテルの方が高い傾向にあります。

3_2. フランクフルトのホテルで安いのはビジネス系

フランクフルトといえば、ビジネス街でもありますよね。そのためビジネスマン向けの、駅前にあるホテルは比較的安い傾向があります。フランクフルト中央駅近くであれば、他の都市に移動する際も便利ですし、フランクフルト中心地へも歩いて移動が可能です。

しかし、中央駅の駅前はドイツの中でも特に治安の悪い場所もあるので、予約する際は事前に場所をチェックして、初めてフランクフルトを訪ねる方や女性の旅行者、ひとり旅の方などはできれば避けることをおすすめします。

筆者が個人的に利用したことのある「Colour Hotel」は、価格の割に立地も良く、旅の拠点となりとても便利でした。また、清潔感があり、朝食のビュッフェも充実していましたよ。
※編集部註:ライター訪問時の感想です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

基本情報

名前:カラー ホテル(Colour Hotel)
住所:Baseler Strasse 52 60329 Frankfurt am Main, Germany
公式サイト:https://hotelcolour.de/en/

4. ドイツのフランクフルト旅行で知っておきたい!節約テクニック

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<写真はイメージです。Photo by Steve Johnson on Unsplash

せっかくの旅行では、お金の無駄遣いをせずに賢くまわりたいですよね。浮いた費用でお土産を買ったり、ちょっと豪華な食事をすることができたら、より素敵な滞在になることでしょう。

最後の項目では、充実したフランクフルト滞在にするために知っておきたい、節約テクニックをご紹介します。

4_1. フランクフルトでの移動は1日乗車券を活用しよう!

フランクフルト中心(ゾーン5000内)であれば、片道チケットが2.75ユーロ、1日券で5.35ユーロなので、2回以上乗るのであれば、1日券の方が安くなります。1日券でSバーン(通常の鉄道)、Uバーン(地下鉄)、トラム(路面電車)、バスが利用できます。

また「フランクフルト・カード」という、公共交通機関が乗り放題のチケットと主要な観光地の入場料割引特典がセットになったものもあります。たくさん観光地を回る予定の方は、こちらがおすすめ。事前予約などによる割引はありませんが、ウェブサイトから事前に購入しておけば、現地でスムーズに移動ができますよ。

>>>フランクフルト・カードについて詳しく見てみる(公式サイト)

4_2. 食費を抑えるならカフェ、スーパーの総菜、屋台でお手軽グルメ

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<撮影:Shoko>

ドイツで手軽に安く食事をしたいときに、まずおすすめなのがインビス(屋台)です。ドイツらしいものが食べたい時にはソーセージ、野菜が欲しいと思った時はケバブ、お米が恋しくなった時には中華系インビスでチャーハンなどを食べることができます。パンとソーセージなら2ユーロ弱くらいから食べられますし、ケバブも4ユーロくらいと割安。

インビスは基本的にテイクアウトですが、お店によっては簡単な椅子とテーブルが用意されている場合もあります。また、パン屋さんもおすすめです。おいしい焼き立てのパンやサンドイッチを安く購入できます。ケーキやクッキーなども、安くておいしいのでおすすめですよ。イートインコーナーがある場合は、朝食やお茶をするのにぴったり。

そして、いちばん安上がりなのはやはりスーパーでしょう。日本ほどお惣菜のラインナップは充実していませんが、サラダ、サンドイッチ、ラップサンドなど手軽に購入できるものもたくさんあります。特におすすめなのは、パンコーナー。できたてのパンがたくさん用意されています。ドーナツやパイ、ピザが置いてあることも。

天気の良い日はスーパーで食料を購入して、公園やマイン川沿いなどでランチタイムにするのも素敵ですね。

4_3. フランクフルトでの宿泊費を抑えるなら民泊も?

最近日本でも話題になってきた民泊サービス。かの有名サービスは元々欧米で始まったものなので、ドイツでも盛んです。民泊の場合はホテルより比較的安く滞在することが可能ですし、ホスト(部屋の提供者)によっては一緒に郷土料理を作るなど、貴重な体験をすることが出来ます。もちろん、民泊はホストの質に左右されるため、情報収集は怠らないようにしてください。

普通にホテルを取る際も、クリスマスマーケットやメッセ(展示会)などイベントの時期は価格が上がります。そのため、できるだけ価格が上がる時期を避けるか、行く時期が決まったら早めに予約することをおすすめします。

今回は、フランクフルトの物価について細かく解説していきました。 ドイツ最大規模のハブ空港「フランクフルト空港」、ヨーロッパ最大のターミナル駅「フランクフルト中央駅」などがあるフランクフルトは、ドイツ国内各地、ヨーロッパ各地へのアクセスが抜群。日本からのアクセスも良いので、ぜひこれらの内容を参考に訪れてみてくださいね。

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Shoko

ドイツ在住。旅行が大好きで、渡独後はヨーロッパ各地に旅行しました。色々な国に住むことが夢。ファッションが好きで、ジュエリー作家でもあります。

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