たびこふれ

コロナが猛威を振るう状況下にある韓国・ソウルの近況(2020年3月25日現在)

記事投稿日:2020/03/31最終更新日:2020/04/14

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韓国に在住のCOZです。2020年3月25日現在のソウルをお伝えします。

まさか新型コロナウイルスがこんなに長引くとは、誰も予想できなかったでしょう。

以前、SARS(サーズ)が流行した時も、ソウルは厳戒体制ではありましたが外出禁止ではなかったと記憶しています。当時、私は入院中で、主人が面会に来るのが難しかったのを覚えています。

目次

【観光地の状況】明洞

2月29日の時点では、まだ入出国制限がなかったためか、そこまで人が少ない印象はありませんでした。しかし、日本人の入国制限が発動された後の3月12日は、閑散とした明洞(ミョンドン)。

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屋台もあまり出ておらず、歩く人は仕事で来ている韓国人ばかり。

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私も在韓して約18年になりますが、こんな明洞は初めて見ました。

観光客で保っている地域は、こういう場合まさに直撃しますので、お店の方は悲鳴をあげていました。

【観光地の状況】広蔵市場

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いつもは人で混雑して行き来するのも難しいほどの広蔵市場(クァンジャンシジャン)は、やはり閑散としています。

ただ、この市場は地元韓国人も来る市場なので、お買い物に来ている人もチラホラ。

もう諦めてお店を締めているところも多く、こちらも初めて見る状況です。

▼関連記事:
一度行ったらまた行きたくなる!100年伝統のレアな市場・韓国『広蔵市場』

【観光地の状況】東大門市場

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東大門市場は、夜が本番です!昼間は少なくても夜は...と思いきや、やはり少ない。

バイヤーさん達は夜中に動くので、その時間は活発かもしれません...?

地元人はどこへ?

観光地は燦々たる有様ですが、実は外に出ている人は意外と多いようで。

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韓国人は、冬はじっとしていますが、暖かくなるとワラワラと出てくるのが毎年恒例の風景なわけです。気候が良くなっていくこの時期に家でじっとしているわけがないんですね~!

私の犬の散歩コースは南山公園なのですが、引きこもりがちで太りぎみなので、犬の散歩は長時間と決め、なるべく人のいない場所を探して、険しい山道などを歩くのですが、どんなへんぴな山道でも行けども行けども、ひっきりなしに人に会ってしまう...。

えっと、人を避けているのに、この人の多さはどうしたことか?と言いたくなります。

ちなみに漢江(ハンガン)公園なども人が多いようで、繁華街ではなく、狭い空間を避けて郊外に行く人が多いようです。

マスクは足りてるの?

私の記憶では初期の頃、日本でマスクが足りないと騒ぎ出した頃、韓国ではバスで、マスクを無料で配ってくれていました。運転席の横に箱が置いてあって、勝手に持って行くスタイルでしたが、大量に持っていく人が増えたことと韓国でも品薄と言われ始めたので中止になったようです。

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韓国では国民一人ひとりに住民登録番号があるのですが、マスクの購入は日時と枚数などが決められていて、薬局に自分が購入できる日に買いに行くという形になっています。薬局では連日長蛇の列で、整理券を配る薬局もあるようです。

しかし明洞や東大門でも、マスクは1,500ウォン(=約140円/2020年3月現在レート)くらいで売ってましたので、並ぶ必要があるのかと、私は疑問に思っていることろです。

日本のように高額で転売する人もいたようですが、大きな問題にはなってなかったと思います。

感染者の行動監視

私が韓国で見ている日本のニュースは、民法テレビが見られないので、NHKワールドプレミアムやネットニュースだけなのですが、台湾の「感染者の遠隔監視強化」に関する報道が多いように感じています(違っていたらすみません)。

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<参考:龍山区ホームページ

韓国では、かなり早い段階から「感染者の行動経路」をネットやスマホに発表していました。感染者の移動経路がわかるので、その場所を避けて通ることができるというものです。

日本だったら個人情報が~などと批判を受けそうですが、緊急事態には、こういうことが大切だと思います。

日本は先進国と言いますが、IT関連に関しては、かなり後進国になっていると思います。この辺も危機意識を持って欲しいと感じる部分ですね。

韓国人的な心温まる話

ある日のニュースで、ある男性が建物の前に紙袋を置いて走って逃げるという防犯カメラの映像が映りました。私はそれを見て、なんの犯罪かとドキッとしましたが、その紙袋の中にはマスク、キャンディと手紙が入っていたと言うのです。手紙にはたったこれだけで申し訳ないと書かれていたそうです。他にも小学生やアジュンマ(おばさん)やアジョシ(おじさん)がマスクを寄付するという防犯カメラの映像が色々紹介されていました。

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<参考:SBSニュースサイト

また飲食店は打撃が大きいため、建物のオーナーは賃貸料をもらわないという話もチラホラ聞こえてきます。

困っている人をほっとけないのが本来の韓国人なのですヨ!韓国人魂は、まだまだ健在!と拍手を送りたいエピソード類でした。

まとめ

アメリカでは大人1人に最大1,200ドル(=約13万円)、韓国では最大100万ウォン(=約9万円)支給するという話が出ています。日本は1世帯あたり10万円を支給するという案も出ているようですね。

>>>韓国、新型コロナ支援金8千億円 4人世帯に9万円(日本経済新聞)

私の個人的な考えでは、一時的な支給では難しいので、いっそベーシックインカム()を導入するタイミングではないかと思っています。今がチャンスですよ!政治家のみなさん!(あくまでも私の見解です)

ここまで来ると、もう個人でできることは限られてきますが、それでも皆んなが大変な時は、皆んなで助け合いたいと思います。自分さえ良ければいいという考え方は、もう終わりにする時代になってきてるのではないかと感じるこの頃です。

※ ベーシックインカムとは

ベーシックインカムとは最低限所得保障といって、国がすべての国民に対して最低限の生活費を定期的に支給するという制度で、その代わり年金や生活保護といった社会保障などの支給はなくなるので、それに従事する人も必要なくなり、むしろ国の支出は減ると言われています。毎月最低限の生活費が出るので、働かなくなる人が増えて経済が回らないと、反対する意見も多くありますが、試験的に一部導入している国もあります。

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