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また海外が近くなりました ~規制緩和後の日本入国体験談~

記事投稿日:2022/07/04最終更新日:2022/07/04

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飛行機

先月スペインで開かれた最大級のワイン見本市には、日本から何人もの来場者があったことをSNSで目にしました。それ以外にも出張や観光で日本からスペインに来る方をちらほら見かけます。日本からの海外渡航のハードルが下がったということですね。最近になって、コロナウイルスの感染拡大で鎖国とも揶揄された日本の厳しい入国規制がまた緩和されました。

私は先日コロナ禍で3度目の日本帰国をしたので、今回はスペインからの帰国を例に、日本への入国についてお話しします。

目次

とにかく大変だったこれまでの日本入国

昨夏と昨年末にスペインから日本に一時帰国した際は、陰性証明書をはじめとする書類を手に、指定のアプリを携帯にダウンロードした上で日本に到着。その後いくつもの窓口で書類のチェックや提出、アプリの確認があり、唾液検査の結果が出るのを待たないといけなかったため、空港到着後にパスポートコントロールを通るまでに4時間以上かかりました。

ただでさえ飛行機を乗り継いでの長旅の直後だったので、とても疲れました。無事入国を果たした後もそのまま隔離先のホテルに連れて行かれて3泊4日を狭い部屋の中で過ごし、それが終わったら11日の自宅待機。毎日位置確認のアプリに応答し、厚生省からのビデオ通話に出なければいけませんでした。

それを経験した後の今回の入国の楽だったこと!!

ホテル
<3晩部屋から出られず、好きな飲み物や食べ物も口にできないのは思ったよりつらいものでした>

スペインから日本への入国は、ホテルや自宅での待機なし

日本入国に関する情報はインターネット上にあふれているので、どこを見ていいのか迷ってしまうと思います。私が参考にしたのは、唯一私が住むバレンシアを管轄するバルセロナ日本総領事館のHPです。こちらをご覧ください。ここをよく読んで、必要なものを用意すればOK。スペイン以外の国から日本に帰る方は、きっとその国の日本大使館や領事館のHPが役に経つはずです。

ただ、乗り継ぎの国によってに必要な書類があるかもしれないので、それは別途ご確認ください。私は今回、同じフランクフルト経由の友人達に「何もいらない」と教えてもらいましたが、コロナ初の一時帰国だった昨夏はパリ経由だったので、航空会社以外に在仏日本大使館や在日フランス大使館に問い合わせました。どこもすぐに返事はないので、余裕をもってコンタクトすることをおすすめします。

現在、スペインから日本への入国直後のホテル隔離はありません。空港からすぐに公共の交通機関を使って自宅や宿泊先に移動できます。また自宅や宿泊先での待機も必要ありません。スペイン以外の国からの検疫措置については、厚生省のこちらのページをご覧ください。

日本
<空から故郷の町が見えると嬉しいもの>

一番大切なのは有効な陰性証明書

ただ、入国前に準備しておくものはいくつかあります。

陰性証明書

日本政府指定の用紙に書いてもらうことが推奨されていますが、どうしても無理な場合は同じ内容であれば違う書式でも構いません。指定の用紙は最近簡素化されました。用紙はここからダウンロードでき、多言語対応しています。

重要なのは、出国前72時間以内に受けた検査であることです。私は6月23日午前5:50の便に乗ったので、20日の午前5:50以降に受けた検査である必要がありました(実際に受けたのは21日16:30です)。とにかく有効な陰性証明書がないと日本に入れませんので、検査の予約などは事前にしっかりしておきましょう(不備があって入国できなかったケースは多々あるそうです)。後はなんとかなります。

検査
<今はまだ陰性が証明できないと日本入国は不可>

スムーズな入国にファストトラックは必須

ファストトラック

これは今年3月から運用がスタートした画期的なシステムです。入国前に、MySOSという携帯アプリで陰性検査証明書、個人誓約書、ワクチン接種証明書等の書類の確認手続きを済ませることができるのです。今回はこれを使い、検査もなかったので過去2回とは比べ物にならないほど入国がスムーズでした。

スマホ
<携帯で簡単に入国に必要な検疫審査を受けられます>

まずは、このアプリをダウンロードします。質問票と誓約書は、アプリ上で必要事項を記入。あとは有効なワクチン証明書と陰性証明書を登録するだけです(PDFか写真で撮った書類でもOK)。

今回初めてだったのでうまくできるか不安でしたが、とても簡単でした。日本サイドで申請された内容を審査し、問題がなければアプリ画面は青(もしくは緑)に変わります。私は出発前日に陰性証明書を登録したのですが、2時間もすると青い画面に。日本の空港に着いた後は、この青い画面を水戸黄門様の印籠のようにかざすだけでスイスイと進んでいくことができました。審査中、もしくは検査証明書を事前にアプリに登録せずに空港で見せる場合は黄色い画面に、申請内容に不備がある場合は赤い画面になるそうです。

ファストトラックを使わなくても入国はできますが、書類の確認を到着空港ですることになるので時間がかかります。ファストトラックは、成田、羽田、中部、関西、福岡の各空港から入国する場合に使用可能です。ファストトラックの説明は厚生省のこのページをご覧ください。

なお、私は求められませんでしたが、空港でのチェックイン時や乗り継ぎのフライトに搭乗する前に、MySOSのアプリを確認されることもあるそうです。

気軽に海外渡航できる日はきっともうすぐ

日本入国について書きましたが、日本にお住まいの皆さんが海外に行く場合は、まずその国に入国する際に何が必要かを調べないといけませんね。その時に役に立つのが外務省のこのサイトです。参考にどうぞ。

飛行機

このように、日本のパスポートを持つ人であれば、今までより手間はかかるものの、事前に必要な書類さえあれば日本とスペインを行き来できるようになっています。このままコロナウイルスが沈静化すれば、さらに入国規制も緩和されることでしょう。また多くの方がスペイン旅行に来て、スペインの素晴らしさを感じてくれることを願っています。

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この記事を書いた人
田川敬子(Keiko Tagawa)
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記事投稿日:2022/07/04最終更新日:2022/07/04

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