フルーツの美味しいマレーシア、でも季節や購入する場所にもよりますよ。

フルーツファーム＋カフェ型のショップ増加傾向

ここ数年、フルーツ専門店が爆発的な増加をしているマレーシアでは、最近になってフルーツファーム＋カフェ型のショップが増えている傾向にある。

毎日がとても暑く、ヘイズといった空気汚染も多い。それにもかかわらず肉類を好みあまり野菜を摂取しないマレーシアンは、リフレッシュに、そして良質のビタミン類をたくさん取ろうと、おやつにもフルーツを沢山食べる。フルーツ天国のマレーシアは、街には何十年も昔から比較的容易にカットフルーツを買うこともできるので、オフィスで仕事中でも気軽にフルーツが摂取できるのだ。都市部近郊の商店街ではフルーツショップの個人店やMBGなどのフルーツチェーン店も増加したが、その中でもバラエティー豊富なフルーツが買えて、オリジナルフルーツデザートメニューがある「フルーツファームインスタザシティー」カフェ、またフルーツ、有機ドリアンのスペシャリストがいる「Eco Valley」などは街中の人気フルーツショップだ。

よりクオリティーの高いものを探したい

「Eco Valley」では、こだわりの強いオーナー自らが農園からショップに来て、お客さんが食べているフルーツひとつひとつの果樹の経歴、まさに出身詳細を教えてくれる。そして通常のフルーツがいかに防腐剤、ペスト剤、肥料などの薬品で冒されているか、人体にどのような影響を与えるか、そしてオーガニックがいかに身体に良いかをきちんと説明してくれる。

「フルーツファームインスタザシティー」でも、フルーツをふんだんに使ったオリジナルボックスやスムージー、ジュースなどが店内でいただける。

マレーシア国内で生産されるクオリティーの高いフルーツは通常キャメロンハイランド産なのだが、悲しい事に、良いクオリティーのフルーツは、高く売ることが出来るシンガポールなどへ輸出されてしまう。そしてマレーシアで食べるのは、お隣タイから輸入されたものがほとんどだ。

もし大型スーパーでフルーツを購入したい場合は、何処がいいのだろうか？

お勧めとしては、今どんどん店舗が増えている「Jaya Grocer」そしてアッパーミドルクラスや駐在員などが行く「BIG」「Village Grocer」は、より質の良いものに出会える確立が高い。「Tesco」「Aeon」などで売っている安い値段のものは安いなりだ。でも何処のスーパー内でもカットフルーツやミックスされたフルーツが売られているので、自分とで斬ったり川を剥いたりすることなく、いつでも気軽にどこでも食べられるのが嬉しい。