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4泊6日でハワイを楽しむ!初心者さん向けおすすめの過ごし方徹底紹介
「連休と土日に絡めたお休みをとって、ハワイに行きたい!」という方に、おすすめの滞在日数が4泊6日。この場合、利用する飛行機の便にもよりますが、日本~ハワイ間の移動が行き6~7時間、帰りは約9時間とすると、それらを差し引いてハワイに滞在する実際の期間は約3.5日〜4日弱になります。
覚えておきたいのが、旅行会社のツアーなどで掲載される「ハワイ5日間」という日程は、ハワイに滞在するのが4日という意味ではなく、移動にかかる時間を差し引くと実質2日間の滞在ということ。「休みは取れないけど、どうしてもハワイに弾丸で行きたい!」という場合は2泊4日のハワイ旅行も仕方がありませんが、初めてなら観光もショッピングもビーチも楽しみたいですよね。
ということで、リピーターでも初心者でもそれぞれの楽しみ方を満喫できる最小単位の日数は4泊6日がベスト。この日数でたっぷりハワイの魅力を満喫できる、おすすめのモデルプランをご紹介します!
目次
- 1日目(飛行機を降りるまで)の過ごし方
- 1日目(ハワイに着いてから)の過ごし方
- 2日目はハワイをアクティブに楽しもう!
- 3日目はワークショップでハワイの文化を学ぶ
- 4日目は心残りのないように
- 5日目は日本へいよいよ帰国
- ハワイ旅行は予算に余裕を持って満喫したい
1日目(飛行機を降りるまで)の過ごし方
<写真はイメージです。Photo by Sarah Brown on Unsplash >
日本からハワイへ行く場合の飛行時間は約6時間半〜7時間。成田、羽田、中部国際空港、関空、福岡など、ほとんどの日本発便のハワイ到着時刻は午前中。朝に到着するというのは嬉しいことです。到着する時間帯によっては、丸ごと1日使える場合もありますからね。
ハワイに着いて、まずやっておきたいことは時差ボケ調整。これを完璧に調整しようとすると出発前からの調整が必要なのですが、興奮して飛行機の中で一睡もしない、というのは絶対に避けたい事態です。
というのも、ハワイに住む人たちは基本的に日の出とともに起きてきて22時ぐらいには寝てしまうという健康的な生活をしているケースが多く、お店なども基本的には日本のように夜通し営業していることは少ないのです。このため、時差ボケが残ってしまうと、現地の時間間隔に合わせる形で満喫することができません。
上手な時差調整の仕方
日本を出る日は、できるだけ早起きをしておきましょう。私はわざと飛行機の中で寝るために前日徹夜をしたこともありますが、それで体力を奪われなかったのは20代前半頃までの話。年々時差ボケ調整のつもりがグッタリして疲れが取れなかったり、到着してから体調を崩したり、という最悪のループになりかねないということを学びました。
ハワイ行きの飛行機は基本的に夜の便なので、出発の日に早起きしておけば飛行機に乗って数時間後には、ちょうど眠くなるように調整できます。
飛行機の中でどうしても寝られない人は
よく、「お酒を飲んで寝る!」というような情報が流れていますが、実はアルコールを機内で過剰に摂取することはあまりおすすめしません。機内は通常よりも気圧が低い状態になっていて、酔いやすい状況です。眠りたいからアルコールをたくさん飲む、というのは悪酔いを招きかねませんのでご注意を。カフェインの過剰摂取にも要注意です。
それよりも重要なのは、寒い機内で羽織ることができる、薄手の折畳み可能なダウンや目元をリラックスさせるアイマスク(最近は蒸気が出るタイプもありますね)を着用して、上質な眠りを得られる状態にしておくこと。暖かく、静かな環境にするためにできるグッズを用意しましょう。
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1日目(ハワイに着いてから)の過ごし方
<写真はイメージです。撮影:Hawaiiii(ハワイイ)編集部>
リピーターであれば、レンタカーで早速アクティブに行動する場合もあるかもしれませんが、初めてハワイ旅行される方や、初心者の場合まずは荷物をどこかに置きたいですよね。
ハワイに着いたら、とにかく滞在するホテルに移動です。事前にアーリーチェックインができるかどうか確認しておくことも忘れずに。もちろん、アーリーチェックインができない場合でも、デスクへ相談すれば先に荷物を預かってもらうことはできるので、断られても途方にくれないでくださいね。
※編集部註:アーリーチェックインや荷物預かりは、別料金になるケースもあります。滞在先のホテルへお問合せください
アーリーチェックインができた場合、部屋に案内されて快適なベッドでとりあえずゴロンと横になりたいですよね。しかし、ここで寝てしまって「起きたら夕方だった!」なんてことにならないようにしたいもの。よほど体調が悪い場合などを除いては、荷物の整理を簡単に済ませ、早速ハワイの空気を感じに行きましょう。
ハワイの朝は爽やかで、思わず「最高!」と口に出してしまうはず。ブランチに美味しいパンケーキを食べに出かけるのもいですし、アラモアナ・ショッピングセンターまでお散歩してみるのはいかがでしょう。ワイキキ滞在の場合、アラモアナ・ショッピングセンターまでは徒歩でゆっくり歩いて約30分ほどです。
暖かい風を感じながらウィンドーディスプレイを見てお買い物計画を練ったり、気になる新店舗をチェックしたりすれば、あっという間にリゾート気分が盛り上がってきます。
旅の上級者は初日にお土産を調達!
4泊6日の旅ともなると、職場のメンバーに「お休みをいただきます。」と伝え、出発してきた方もいるのではないでしょうか?ここでやっておきたいのが、相手に渡すためのお土産を先に買うことです。これを済ませておけば、あとは心置きなく楽しむだけ!
初日は渡航の緊張感が続く状態であるため、うっかり買い忘れや数を間違うリスクも少なくなりますし、あとで個数を調整する時間を確保できるのもメリット。買うべきものは先に買っておく、それが旅行満喫の秘訣です。
最終日にバタバタしながら、お土産を空港で大量購入するのはなかなか大変ですし、LCCなどの場合は、お土産の買いすぎで重量がかさみ、追加料金がかかってしまうことに気づかない場合も。後で慌てないよう、時間を有効活用しましょう。
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チェックインしたら再び外へ繰り出しましょう!
時差ボケ調整はここからが勝負です。チェックインが済んだらいよいよ昼寝がしたくなると思いますが、ここで寝てしまったら夜中に目が覚めてしまうことになります。1日目で頑張って現地時間の夜まで起きていてこそ、次の日以降のハワイが充実したものになるということを覚えておいてくださいね。
初日は21時まで起きておこう!
初日はとにかく自分たちが楽しめる、眠くならない行動を選ぶのが成功の鍵です。ショッピング重視の女子旅ならアラモアナ・ショッピングセンターやワイケレ・プレミアムアウトレットに行けば、いやが応でもテンションは上がるはず。お買い物に熱中すれば、眠さは吹き飛ぶことでしょう。
思い出を作りたいカップル旅なら、ムーディーなサンセットを見られるビーチサイドのバーに早めの時間帯から滞在するのも素敵。初ハワイなら、半日でいろいろ見て回れる現地ツアーに参加するのもいいですね。バスに乗って効率よく連れて行ってもらえるので、時差ボケがあって車内でちょこちょこお昼寝してても、着いたら起こしてもらえる仕組みです。
機内食をあまり食べない人はハワイ到着時点でかなりお腹が空いているかもしれませんが、ハワイの料理は日本と比べると大ボリュームが基本。ランチやディナーでは、このハワイサイズを考慮してあれこれ頼みすぎないようにしましょう。食べ過ぎると、苦しくなって眠れない可能性があるからです。
21時~22時ぐらいに寝ることを目標にすれば、次の日からは少しハードスケジュールでも力一杯楽しむことができます。体力を温存、時差ボケを全力で直すということが1日目のポイントです。
【参考】
2日目はハワイをアクティブに楽しもう!
<写真はイメージです。Photo by Nik Lanús on Unsplash>
早めに睡眠を取り、時差ボケは解消できたでしょうか?2日目のハワイでおすすめの過ごし方は、おいしい食事とアクティビティを堪能すること!なぜ2日目にアクティビティを楽しんだ方が良いのか、理由も含めてご紹介しましょう。
朝ごはんをしっかり食べて栄養補給
早起きしたら、朝の散歩に出かけましょう。現地の人たちの生活リズムに合わせることで、活気ある町の様子を楽しめるため、旅の醍醐味を味わうことができます。
マーケットや雰囲気のいいカフェに立ち寄ってみるのも良いですし、朝食付きプランでない場合は、滞在しているホテル以外の場所へ朝ごはんを食べに行くのも楽しいですよ。ビーチサイドのテラス席で、ココナッツソースのたっぷりかかったふわふわのパンケーキを頬張っていると、日本を出発したのは遠い昔のことだったような気がしてくるから不思議です。スムージーやサラダでフルーツをたっぷり摂って、栄養補給も忘れずに。
ビーチ系アクティビティは2日目がおすすめ
<写真はイメージです。Photo by Jeremy Bishop on Unsplash>
ハワイには、日本でなかなか体験できないビーチ系アクティビティがたくさん。アクティビティは体を思い切り動かすので、実はものすごく体力を消耗します。そのため、気力も体力もある2日目ぐらいに、アクティビティを入れるのがおすすめです。
おすすめのビーチ系アクティビティは水中スクーター「シーボブ(SEABOB)」。ヘルメットをつけて海を歩くシーウォーカーは有名ですが、より高速に動き回れる水中スクーターはまた違う楽しみがあります!
スリリングな体験を楽しみたい場合、「バンパーチューブ」はどうでしょう。これはバナナボートに近いアクティビティで、私は親友と行ったハワイ旅行で大笑いするほど楽しみました。
バンパーチューブは大きな浮き輪(またはゴムボート)に持ち手が付いていて、それをジェットスキーで縦横無尽に引っ張られるというもの。波が顔にかかる上に、考えられないタイミングで振動が体にやってくるなど、とにかく持ち手にしがみついているのがやっと!でも、面白いのでぜひ体験してみて欲しいと思います。
イルカと泳ぐアクティビティ「ドルフィンスイム」も、ハワイならでは。これはパドルサーフィンなど他のスポーツも組み込まれているプランがあるので、色々比べて選んでみてくださいね。
【参考】
とにかくスリルを求める方にはこれ!
<写真はイメージです。Photo by Pixabay>
ハワイに行ったら必ず行くことにしているのが「スカイダイビング」です。テンションが高くないと勇気が出ないアクティビティだと思いますが、やりきった後の爽快感は他の何物とも代え難いものがあります。
私は初回で、すっかりスカイダイビングファンになりました。余裕が出てくると景色を楽しむ余裕も出てきて、ウミガメが泳いでいる様子を空から見つけることができたり、サーファーが波を越えていくところを見たり、と普通では見られない角度からの景色を楽しむことができます。
たっぷり運動したらガッツリ目のディナーを満喫
2日目にたっぷり運動した後は、これぞハワイ、と感じられるようなビッグサイズのステーキやボリューミーなシーフードはいかがでしょうか。おすすめのお店は、アラモアナ・ショッピングセンター内に店舗がある「MORTON'S THE STEAK RESTAURANT」です。
ステーキだけでなく、シーフードも充実していて、シックな雰囲気の中でメモリアルなディナーを楽しむことができます。ボリューミーなハンバーガーは写真映えも確実。ヘルシー目を狙いたいなら、見た目も美しいクラブケーキがおすすめですよ。
基本情報
- 名前:モートンズ ザ ステーキハウス(MORTON'S THE STEAK RESTAURANT)
- 住所:1450 Ala Moana Blvd, Honolulu, HI 96814
- 営業時間:日~木曜 16:00~21:00、金~土曜 16:00~22:00
- 公式サイト:Morton's the Steak Restaurant
3日目はワークショップでハワイの文化を学ぶ
<写真はイメージです。Photo by Pixabay>
「体験」を楽しむには3日目がベスト。前日にアクティビティを楽しんだ方も、観光やショッピングを楽しんだ方も疲れがあるはず。そこで、ゆったりと静かに楽しめるような、ハワイの文化を学ぶ体験教室に参加するのはいかがでしょうか。
ハワイに来たからこそ、普段はできないことにチャレンジ
ハワイには料理教室、ビーチヨガ、ハワイアンジュエリー、フラダンス教室、ウクレレ教室など体験教室が盛りだくさんで迷ってしまうほど。日本語で受けられる教室もたくさんありますので、「語学に自信がない......。」という方も気負わず受講できるはずです。
体力に余力がある人はサーフィン体験、シュノーケリングやスキューバダイビングなどもあります。全くの初心者でも、サーフィンは1日でボードに立てるまでになるのだとか。初サーフィンがハワイというのも贅沢ですね!興味がある人はぜひトライを。
ハワイをいつもと違った視点で散策するなら、「セグウェイ」や新感覚の乗り物「アービー(URB-E)」などを使ったツアーもあります。乗り物好きの方はチェックしてみてくださいね。
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食べ歩きやマッサージも楽しもう
<写真はイメージです。Photo by hshk>
体験教室の合間にできた時間では、ハワイアンスイーツ「マラサダ(揚げドーナツの仲間)」や、「アサイーボウル」などをハシゴしてみるのも楽しいですよ。ランチには「ガーリックシュリンプ」など、ハワイに来たからにはこれを食べなきゃ!と思える定番フードを選択しましょう。
また、体験教室以外ではハワイアンマッサージ「ロミロミ」や、ホテルのスパを楽しむのもいいですね。今回のモデルプランでは、このタイミングでマッサージやスパをするために、2日目へハードなアクティビティを持ってきたとも言えます。ホテルのスパは大抵ネット予約が可能なので、英語が苦手でも安心です。
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4日目は心残りのないように
4泊6日でハワイへ滞在する場合、実質最終日となる4日目。この日は予備日と思って、スケジュールをあまり詰め込まないようにしましょう。思わぬアクシデントに見舞われた場合など、想定外のことが起こっても日程通りに帰国できるようにしたいものです。
また、出発までの時間でどうしても行きたい場所や、やりたいことを実行して心残りがないように行動しましょう。ここでたっぷり自分だけの時間を確保するためにも、お土産の購入は初日に済ませておくというアイデアです。
この項目ではおすすめの「やるべきこと」は記載していませんが、気になるお店やレストランは事前にチェックしておき、行ける場合はぜひこの時間までに訪ねておきましょう。
5日目は日本へいよいよ帰国
疲れをなるべく残さないように、帰りの便でも時差ボケ調整を行いましょう。到着する時間から逆算して「日本に着いたら寝ておくべき時間」に寝るようにすればOKです。
利用する便にもよりますが、大体の場合は機内で寝ないというのがポイントになると思います。帰りの便の方が少し時間が長いので、快適に過ごせるように機内の服装や寒さ対策はしっかりとして、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
このほか、荷物のパッキングや重量計測も確認してください。荷物が重量オーバーしてしまうと、超過料金を取られるなど思わぬ出費になることも。吊りはかりを持ち込んで計測できるようにする、ばらまき用のお土産はいっそ日本の取り寄せサービスを使ってみる、などとにかく重量オーバーしない工夫を検討しましょう。
ハワイ旅行は予算に余裕を持って満喫したい
ここまで、4泊6日でハワイを満喫できる、おすすめの過ごし方を紹介してきましたが、最後にお伝えしたいのは予算に余裕を持つこと。ハワイは思わぬ掘り出し物があったり、どうしても食べたいものがあったり、と誘惑の多い旅行先であることは間違いありませんので、そういった意味でも少し多めに予算をとっておきましょう。
また、意外と忘れがちなのが移動費用。アクティビティなどで郊外に出る場合は送迎バスがホテルまで来てくれることが多く、その費用も込みの金額なので安心ですが、レストランへ行くときやショッピングからの帰りは、ついタクシーに乗ってしまいがち。
塵も積もれば山となると言いますが、予算がかさんで本当にやりたいことができず、旅がつまらなくなってしまうかもしれません。ハワイを存分に満喫するのであれば、細かな費用も含めて予算を確保するようにしてみてくださいね。
(執筆:yukaco)
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