公開日:
最終更新日:
【秋田】秘湯「乳頭温泉郷」の魅力をお伝えします!!
2019年10月29日、乳頭温泉郷へ行ってきました!最近では秘湯としてメディアでも注目されていますので、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。車・バス以外のアクセスは困難な奥地にありますが、江戸にタイムスリップしたような風情のある建物とかけ流しの温泉が楽しめます。
今回は、その中でも木造校舎の旅館として有名な大釜温泉を中心にご紹介していきます。
目次
東京から4時間で江戸情緒あふれる秘境温泉に到着【乳頭温泉郷への行き方】
東京駅(新幹線:約3時間、1万6470円)→田沢湖駅(バス:約1時間、680円)→乳頭温泉郷
バス停「田沢湖駅前」から羽後交通バス、乳頭線【乳頭温泉】行きにご乗車ください。
- 運行会社 羽後交通/TEL.0187-43-1511
秋田空港をご利用の際は、秋田エアポートライナーで2時間10分(1日4便)
- 運行会社 キングタクシー/TEL.018-867-7444
17時を過ぎると周囲は真っ暗。街頭もなく頼りは車のライトのみです。バス運転手のお話では11月末ごろから初雪が降るようで、道中かなり雪深いので運転の場合は気をつけて下さいね。
<冬の乳頭温泉/写真提供:秋田県観光連盟>
乳頭温泉郷の一つ「大釜温泉とは」
ブナ林に囲まれた大釜温泉。
入口すぐのところに貴重品ロッカー(脱衣所の着替える場所に鍵付ロッカーはありません)。
小学校の廃校舎を移築してできた旅館で、木のぬくもりを感じられるユニークな建物です。建物自体は古いですが、弱酸性泉のお湯はとても気持ちよく旅の疲れが一気に吹き飛びます。
玄関。2階:宿泊者専用
源泉98℃!!
温泉遺産認定証書が飾られていました。
ミシュラングリーンガイドに掲載されていたのですね~。
いざ!入湯!!
<大釜温泉/写真提供:秋田県観光連盟>
ブナ林に囲まれた露天風呂の中、冷たい風の中入る温泉はまた格別です。乳頭温泉は山間部なので冷え冷え、、お昼過ぎに訪れて外気温10度。じっくり入って暖まることができました。内湯・露天共に男女別なので、気兼ねなく入浴できます。
そして建物の端にこんな看板が!
乳頭温泉郷唯一の足湯です。
今年は紅葉が2週間遅れて今がピーク!!足湯に浸かりながらほっこりした時間を過ごせました。
のんびりしていると地元の方にお会いしました。蟹場温泉に宿泊していて湯めぐり帖(のちほどご紹介します)で周っているんだとか。昔はピークという言葉もないほど地元の人たちだけで温泉を楽しんでいたようです。
大釜温泉から100m先に「妙之湯」がみえます。
<妙之湯/写真提供:秋田県観光連盟>
夏はハイキングの後に温泉にビールもアリですね。
大釜温泉は年中無休です。
大釜温泉
- 住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字先達国有林
- 電話番号:0187-46-2438
- HP:大釜温泉
実は、乳頭温泉郷内に温泉は7つあるんです
<温泉MAP>
秋田県仙北市、田沢湖の北に位置しており、乳頭山麓に湧き出る七湯が「乳頭温泉郷」と呼ばれています。元々は秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉でどこも大自然に囲まれた一軒家。ご宿泊の他に各施設で立ち寄り湯もあります。
- 鶴の湯:10:00~15:00 ※日帰り入浴月曜日露天風呂不可
- 妙の湯:10:00~15:00
- 黒湯温泉:9:00~16:00(冬季休業)
- 蟹場温泉:9:00~17:00
- 孫六温泉:9:00~16:00
- 大釜温泉:9:00~16:30
- 休暇村乳頭温泉郷:11:00~17:00
一番馴染み深い温泉は「鶴の湯」でしょうか。こんなに近い温泉でも、7つの宿それぞれが個性的で泉質や雰囲気が異なるのが魅力です。時間があれば宿をはしごして秘湯を堪能したいですね。
温泉はしごに便利『湯めぐり帖』
七湯をおトクな価格でまわれる湯めぐり帖(1冊1,800円)は要チェック!なんと3ヵ所入湯すれば元が取れちゃいます。※ご宿泊のお客様限定販売
有効期限は1年ですので、今回入れなかった温泉は次回に・・・ということもできます。 さらに巡回バス『湯めぐり号』も乗車可能。それぞれの湯宿へは距離があるので、公共バスの利用を考えている方はこちらも便利ですね。
おわりに
冬の「鶴の湯」では乳白色の湯に浸かった雪見露天風呂が外国人に大変人気です。
夏は蟹場温泉口、孫六温泉口、黒湯温泉口からは2~3時間で乳頭山へ登れるハイキングコースもあります。そして駒ヶ岳からは田沢湖が一望・・・。と年間いつでも楽しめる乳頭温泉。
機会がありましたら、ぜひぜひ近隣の角館とセットで訪れてみてくださいね。
関連記事
Ranking秋田記事ランキング
-
yuri
- 旅行会社勤務。