公開日:
最終更新日:
シチリア土産おすすめ7選!どれをスーツケースに入れますか?
せっかくシチリアに来たなら、シチリアの特産品や名物など、日本では手に入らないシチリアならではのものをいっぱい買って帰りたいですよね。でもシチリアのお土産って、いったい何を買ったらいいのでしょう?今回はご自身へはもちろん、家族や友人、同僚にもぴったりのお土産を7つご紹介します。
目次
- 1. オリーブオイル(Olio d'oliva)
- 2. モディカのチョコレート(Cioccolato di Modica)
- 3. ピスタチオ(Pistacchio)
- 4. アーモンドのソフトクッキー(Pasta di mandorle)
- 5. シチリアワイン(Vino siciliano)
- 6. カラスミ(Bottarga)
- 7. セラミック製品(Ceramiche)
- さいごに
1. オリーブオイル(Olio d'oliva)
オリーブオイルってどこでも買えるのでは?...いえいえ、エトナ山の恩恵を受けた、ミネラルたっぷりの肥沃な大地で育ったオリーブから作られるオリーブオイルは格別です。
このオリーブオイルを、ただシンプルに、パンにちょっとつけて食べてみてください。サラダのドレッシング替わりに掛けてみてください。豊かな風味が口いっぱいに広がって、止められない止まらない状態になってしまいます。
<シチリアのオリーブの品種で作られたオイル>
<バジル入り、ペペロンチーノ入り、レモン入りのオリーブオイルも>
2. モディカのチョコレート(Cioccolato di Modica)
モディカというのはシチリアの町の名前で、トリノ、ペルージャに並ぶイタリア3大チョコレートの町の1つ。チョコレートは、1700年代から代々伝わる伝統的な製法で作られており、その独特の食感が病みつきになります。ノーマルなカカオはもちろん、ピスタチオ入り、オレンジ入り、ペペロンチーノ入りなど種類もたくさん。モディカだけでなくシチリア各地のお土産屋さんに置いてあります。一般的なチョコレートより溶けにくいので、夏でもお土産に最適です(※出来るだけ涼しいところで管理してください)。
<モディカのチョコレートはとても分厚い板チョコ>
<カターニア空港のセキュリティチェック後でも買えます(※2019年6月時点)>
3. ピスタチオ(Pistacchio)
ピスタチオの名産地であるブロンテのピスタチオ(Pistacchio di Bronte)を贅沢に使った製品はとても濃厚で美味しいです。チョコレートやクッキーをはじめ、パンに塗ったりお菓子に使ったりするピスタチオクリーム、パスタなどに使うピスタチオペースト、ピスタチオを練りこんだパスタ...などなどたくさんあります。
シチリアのブロンテ産ピスタチオは、世界の数あるピスタチオの中でも別格。2年に1度しか収穫されない、希少価値の高いものです。ぜひ1つは日本に連れて帰って頂きたいお土産です。
ここで1点注意ですが、ピスタチオのクリームやペーストも液体物と見なされるので、必ずスーツケース(預け荷物)に入れてください。100ml以上のものは没収されてしまいます。
<ピスタチオペーストの瓶>
<ピスタチオやピスタチオパウダーは真空パックも>
4. アーモンドのソフトクッキー(Pasta di mandorle)
シチリアはピスタチオだけでなく、アーモンドでも有名。3月はアーモンドの白い花がとてもきれいです。このシチリア産アーモンドを使った製品でお土産におすすめなのが、パスタ・ディ・マンドレ(Pasta di mandorle)。アーモンドのソフトクッキーのようなものです。軽めで個別包装してあるので、ばらまき用のお土産に最適です。お土産屋さんの他、一部のお菓子屋さんやスーパーマーケットでも購入できます。
<シチリア島マークがついていたら、間違いなくシチリア産>
<オレンジやピスタチオを加えたものもあります>
5. シチリアワイン(Vino siciliano)
イタリアに来ると、ワインの美味しさと安さにびっくりしますが、シチリアも例外ではありません。お土産屋さんでも日本で買うよりは十分安く手に入りますが、スーパーがあれば是非スーパーへ。十分な品揃えで更にお安く手に入ります。
シチリアのブドウの品種といえば、ここでは挙げきれないほど数多くあるのですが、スーパーではNero d'Avola(ネロダヴォラ)やFrappato(フラッパート)、Nerello Mascalese(ネレッロマスカレーゼ)、Grillo(グリッロ)などをよく目にします。
ボトルを見て、もしシチリア産のものか自信がなければ、「E' siciliano? (エ シチリアーノ?)/シチリア産ですか?」と店員さんに聞いてみてください。
<スーパーも品揃え豊富>
<ブドウの品種やsicilia(シチリア)の文字をチェック>
6. カラスミ(Bottarga)
イタリア語でボッタルガといい、主にボラの卵巣を使ったものを指します。ボラのカラスミ(Bottarga di muggine)自体は他の南イタリアでも生産されていますが(特におとなりのサルデーニャ島は有名)、シチリアではマグロのカラスミ(Bottarga di tonno)が有名です。場所やカラスミの大きさにもよりますが、1パック大体10~15ユーロぐらいで購入できます。真空パックタイプがあるので持ち帰りも安心。
パウダー状のものも売られていますが、ブロックで買い、削ってパスタにかけて食べるのがおすすめです。
<カタカナで「カラスミ」の文字を発見!>
<シチリア産マグロのカラスミ>
7. セラミック製品(Ceramiche)
シチリアのセラミックはとても可愛いです。「陶器の街」として有名なカルタジローネで作られるセラミック製品は、シチリア各地で取り扱われています。日本のイタリア・シチリア料理のシェフの方々も、よく買い付けに来られています。陶器で壊れやすいため、特に何も言わなくても大体きちんと梱包してくれますが、飛行機で持って帰るといえば、より厳重に梱包してくれます。
中でもお土産におすすめなのは、軽くて持ち運びも便利なアクセサリー。カラフルでエレガントな色遣いが素敵です。また、シチリアデザインは年齢を選ばないので、ティーンからお年を召した方まで幅広く使えます。彼女や奥様、お友達へのプレゼントにもぴったりです。
<インテリア小物だけでなく、お皿やオイル入れなど実用的なものも>
<シチリアらしいデザインのピアス>
さいごに
シチリア人はシチリアが大好き。もしシチリア産のものか分からなければ、迷わず店員さんに聞いてください。快く教えてくれます。スーツケースと手荷物の容量と相談して、出来るだけシチリアをいっぱい持って帰ってくださいね。
関連記事
Rankingイタリア記事ランキング
-
サエコ
- シチリア島に魅せられて移住。目標は地元民に間違えられるようになること。ガイドブックに載っていないような、ローカルな情報をお伝えします。