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マレーシア都会の女性が憧れるセレブと起業&結婚

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マレーシアのセレブリティーファッション起業家
女性から圧倒的な支持があるVivy Yusofさん。彼女は、10年程前から国内におけるブログやユーチューバーの先駆け人で、コツコツと身の回りの出来事、ほんとうに一般人がアップしているような、例えば旅行したこととか、子どものこと、仕事のことなどを発信して来た。
その後、彼女はインスタグラムなどのソーシャルメディアを駆使したセレブリティーファッション起業家として一躍有名になった。
自身のファッション&コスメブランド 「dUCk」や、様々なデザイナーを集めたブティック「Fashion Valet」を設立し全て大成功を収めている。「Fashion Valet」の方では、300者のデザイナーからのファッションアイテムを収集してオンラインで販売し、クアラルンプール近郊のショッピングモール内(バンサーヴィレッジ2やプトラジャヤIOIモールなど)では、いくつかの実店舗も展開している。
ビジネスと結婚が両立
ほかにも似たような起業セレブにはDiyana Zainulさん、Noraさん、Emmaさんといった、ムスリム用のスカーフファッションブランド立ち上げやブティックホテル、カフェなどの起業進出者が多数存在する。
このように、マレーシアでは都会派の女性がどのような女性にひかれ、フォローするかといえば、こうして、セレブのように綺麗で、起業して忙しく、パワフルに動きまわっている女性、出来れば結婚していて子供もいて、旦那さんがビジネスに協力的な人が注目されるのだ。ファッション視察のために海外に行ったり、セレブとして有名になることも都会女性の憧れだ。
とくにまた、Vivy Yusofさんの場合は、夫婦で起業しているために旦那さんと仕事が一緒、非常に多忙な傍、きちんと3人の子どもを育てているハッピーファミリーを持っているということも、多くの女性に支持されている理由だ。マレー系(ムスリム)の女性は、結婚をして家族を持つということは人生の間で絶対行われるべきものという考えがあるために、家庭を持ち自分のビジネスを持つということが好まれている。
Vivy Yusofさんは、2017年にフォーブスにおける30歳以下のカテゴリーでアジアのトップ30に輝いている。
こうしたセレブリティーファッション起業家を目指すというのが今トレンドで、会社勤めをするよりは、自分で起業したいと意欲的な都会のマレーシア女性が非常に多い。特に女性は、スカーフやトドゥン(頭を覆うスカーフ)などといった小さなアイテムのファッション関連からビジネスをスタートしやすい。
多くの女性の興味と重なる上、小規模からスタートするとなると銀行からの融資無くても可能である事、また万が一の融資をしてからビジネスが失敗に終わったとしても大被害とならないからだ。
女性がやりたいと思ったら、スタートしやすい環境
日本でも、「もっと早く自分の好きなことを仕事にできたら」「もっと自由な働き方をしたい」とおもっている人は多いはずだ。
マレーシアでは、
- 「育児が忙しいからそんなことはやっていられない」とはあまりに考えない。(サポートしてくれる人が周りにたくさんいる)
- 御主人が比較的サポートしてくれる。(それだけ自分の仕事が超忙しくないということだけど)
- 失敗のリスクについてあまりの悩まず飛び込める。
こうした環境のバックの人が多いので、起業も比較的スタートしやすいのだと思う。本人がしっかりした理念やプランをもつことも大切なだが、やはり、やって見たいと思った時に、周りの人サポートがあってこその実現なのだと思う。
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YasminYoko
- マレーシア、クアラルンプールに在住。渡航して32年、ライター、リサーチ、コーディネートをはじめ翻訳通訳、日本語教師、個人輸出業を手がける。