夏にノルウェー・ボードーへ行ってきました。冬とは一味違った魅力をお届けします!

「北ノルウェーの街」と聞くと多くの日本人はトロムソやロフォーテン諸島を思い浮かべるのではないでしょうか。どちらも北極圏に位置し冬には美しいオーロラが観測できることから最近は日本からのツアーも多くあります。

今回はあまり日本では馴染みのない同じ北ノルウェーのBodø(ボードー)という街についてご紹介したいと思います。

目次

Bodøはどこにあるの?

BodøはノルウェーのNordland(ヌールラン)県、首都のオスロからは北に約800kmの位置にある街です。飛行機では約1時間半、電車では途中乗り継ぎをして約18時間かかります。旅行する際に時間を優先で考えると飛行機の方が断然楽で早いですが、もし時間に余裕のある場合はゆったり長距離鉄道旅もオススメです。

長距離を走る鉄道では前もって少し広めのコンフォートの座席や寝台車両のチケットを購入することもできますし、軽食が購入できる売店や子供が遊べる空間がある車両もあります。北極圏を通過する際や見どころの景色があるところでは車掌さんによる説明のアナウンスがありノルウェーの豊かな自然を眺めながら辿り着くことができます。

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素敵なビーチや自然を探しに...

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<中心地から車で20分ほどのMjelle beach>

Bodøは人口約5万人のこじんまりとした街です。レストランやホテルのある中心地は1日もあれば十分満喫できるでしょう。そこでオススメなのがレンタカーを借りて少し離れたところまで足をのばすことです。空港内や街中にはレンタカーショップがいくつかあり気軽にレンタルすることができます。

道路はどこもほぼ1本道で混むことも迷うこともありません。何より中心地から少し出るだけで手付かずの自然を楽しむことができます。

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<脇道には野生のトナカイが!>

北ノルウェーらしい山並みに澄んだ海、漁師の生活ぶりや昔ながらの田舎のノルウェーの姿を垣間見たい方にはKjerringøyという場所がオススメです。中心地からは途中10分ほど車ごとフェリーに乗りますがトータルでは1時間ほどの距離です。

北欧らしいカフェやレストラン、ビンテージ品が扱われるお店やカラフルな家々が並び観光客には人気のエリアです。農家や博物館なども見学することができます。ぶらりと散策しているだけで、まるで1800年代にタイムトリップしたような感覚を味わうことができるでしょう。漁師として生計を立てていた生活ぶりが感じられる港や北極圏ならではの青緑に澄んだ海も魅力的です。

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<Kjerringøyのカラフルな港>

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<Kjerringøyにて北ノルウェーの澄んだ海と山並み>

北ノルウェーの綺麗な海で海水浴がしたい!!というあなたにはAuvikaというビーチがオススメです。中心地から車に乗ると30分弱で辿り着く白い砂浜のビーチです。水もかなり澄んでおりビーチの周りは芝生になっているためキャンプやピクニックを楽しむことも可能です。

緩やかな丘に囲まれた湾で丘の上からはエメラルドグリーンに輝くビーチとその反対側には近くの島にそびえ立つ山が見渡せます。あくまでも自然の中にひっそりとあるビーチですので公共の脱衣所などはありません。駐車場からは小道を歩いて5分ほどでビーチが見えてきます。

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<Auvikaビーチを隣の丘の上から見下ろした様子>

船で周辺の離島へ

Bodøは海に面した街です。周辺にはいくつもの小さな離島が点在しており、離島に住んでいる住民もいるため定期船が行き来しています。小さい島ですので地元民は自然と共に暮らしており海の透明度は抜群です。

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残念ながら船の本数があまり多くないため一度島で船を降りてしまうと次の船が来るまでかなり待たなければなりません。しかし船上から壮大な山々や透き通る海の景色を眺めているだけでリフレッシュすることができ十分楽しむことができます!興味のある方はぜひ観光案内所で船の時刻表をもらってみてください。

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<船が停泊する島々の一つ>

渦潮を見に行こう!

Bodøにはなんと「世界最強の渦潮」があるのです。Saltstraumen(サルストラウメン)海峡は世界で最も潮の流れが速い場所です。海峡の長さは1.9km、幅は150mでそこに4億立方メートルの海流が流れ込んでいます。渦潮の大きさでは日本の鳴門海峡が世界最大とされており、ノルウェーのサルストラウメンはそれに続く2番目の大きさです。その激しさはナイアガラの滝以上で最強の渦潮と言われています。

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<サルストラウメン海峡の様子>

車では中心地から約1時間ほどです。バスも出ています。近くにはキャンピングエリアなどもあり山小屋に宿泊することも可能です。渦潮をボートで見に行くのはもちろん、ボートで釣り、博物館の見学など様々なアクティビティが楽しめます。詳しくはサルストラウメンのホームページをご参照ください。

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街を一望できるハイキング

中心地からそれほど遠くないところにある山Keiservardenでは気軽にハイキングが楽しめます。綺麗な景色は拝みたいけれど本格的な山登りには自信がない...という方には特にオススメです。ノルウェー人の俗に言う「ハイキング」は基本かなりハードです(笑)

ボードー周辺には様々なハイキングのできる山がありますが普段山登りに慣れていない旅行者には過酷すぎる場合がほとんどです。もちろんそのために準備して挑むなら別ですが...。しかしこの中心地から近いハイキングコースは初心者向けで往復約5km。高さも駐車場のスタート地点からは225mほどです。頂上からはボードーの街や周辺の島々、反対側にはロフォーテン諸島の山並みを見ることができます。

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<頂上付近の様子>

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<上から見たボードーの街並み>

道は石段や砂利道がほとんどです。履き慣れたスニーカーで登ることをオススメします。また頂上付近は木がほとんどないため風が強めで意外と寒いです。夏でもジャケットなど1枚上から簡単に羽織るものがあれば防寒暴風対策もバッチリです!

もし途中や頂上で立ち止まって休憩する場合は飲み物や軽食を持参しても良いかと思います。天気が良い場合は地平線に沈む夕日を眺めるのもいいですね!絶景をバックに記念撮影もお忘れなく!

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<山頂から眺める夕焼けと周辺の離島>

最後に

オーロラやシロクマなど冬のイメージの強い北極圏!夏に訪れてもまた一味違った魅力を楽しめます。白夜で日が長いので夜遅くまでゆっくり観光や街歩きをすることができるのも夏だからこそ!

今年の夏は北極圏の街ボードーで北ノルウェーの自然を満喫してみてはいかがでしょうか。

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Wedum莉子

神戸市出身、現在はノルウェー内陸部の小さな田舎町に在住しています。幼少期に3年間インドネシアで暮らしたこと、学生時代に様々な国へ旅行したことを通して異なる文化、人々の暮らしの違いを自分の目でみることの面白さを日々体感しています。旅行をすること、美味しいものを作り食べること、綺麗な景色の写真を撮ることが好きです。

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