たびこふれ

幸せの伝染する国デンマーク、ユトランド半島中部の見どころ5選!

記事投稿日:2019/06/01最終更新日:2019/06/01

Views:

北欧の中では一番南に位置するデンマークは、幸福度が高い国としても有名です。

「国民が幸せかどうかなんて、旅行者には関係ないさ」などと思ってはいけません。国民の満足度は、国全体の大らかさに繋がるものなのです。実際、私も、デンマークでは、どこへ行っても、どんな時も、焦らず、ゆったりと、分け隔てなく接してくれる人々のおかげで、すっかり寛いだ気分で旅することができました。

目次

半島と島々で成るデンマーク

九州よりやや小さいデンマークの国土は、ヨーロッパ大陸のユトランド半島と、多くの島々から成っています。デンマーク観光というと、首都コペンハーゲンとその近郊が有名ですが、コペンハーゲンの位置は、東のシェラン島のこれまた東端に過ぎません。

首都から遠いためか、日本では注目されることの少ない西方のユトランド半島ですが、実は、ここにも観光に値するスポットは数多くあります。

まず、なんと言っても、かつてヴァイキングの王座が置かれたイェリング遺跡は外せないところ!イェリングについては、「Bluetoothロゴを生んだデンマーク・ヴァイキング遺跡はここ!」を読んでいただくとして、この稿では、ユトランド半島中部から、そのほかのお勧めスポットを紹介しましょう。

Jelling.jpg
<空から見たイェリング, 2017, 写真:Finn Byrum>

絵葉書のように可愛らしい町エーベルトフト

Ebeltoft (1).jpg
<エーベルトフトの街並み>

エーベルトフト(Ebeltoft)はユトランド半島中部東側の古い港町です。石畳の街並み。木材を使った古い家々。窓辺や玄関先を飾るバラや立葵の花々。どこを切り取っても、そのまま絵葉書になりそうな町です。ハンドメイドの小物やアンティークを売る店が点在する旧市街を散策するだけでも、のどかな気分にさせてくれます。

それに加えて、世界最初のガラス美術館や、世界最長の木造軍艦がそのまま博物館となっているジルランド・フリゲート(Fregatten Jylland)などの施設も揃っています。特に、ジルランドは、1864年のヘルゴラントの戦いで活躍した軍艦で、150年経った今も威風堂々たる姿が印象的でした。

Ebeltoft (3).JPG
<木造軍艦ジルランド>

素晴らしい充実度!モースゴー先史博物館

デンマーク第二の都市オーフス郊外にあるのがモースゴー先史博物館(Moesgaard Museum)です。

「先史かぁ、興味ないや」と思った方!ちょっとお待ちください。先史博物館とは訳されているものの、モースゴー博物館が扱う分野はもっと多岐にわたります。言うなれば、人類学、民俗学、歴史、自然といった複数の分野を糸を縒るように融合させ、また展開するミュージアムです。デジタル技術やVRを駆使し、見学者たちが自ら発見していくようにうまく練られた展示は実に魅力的で、大人も子どもも丸一日夢中になって過ごせます。展示はすべて英語版も整っています。

Moesgaard (1).jpg
<中世についての展示一部 写真:Simon Christensen, Moesgaard museum>

Moesgaard (2).jpg
<Borum Eshøj Grave. 写真:Medie Afdelingen, Moesgaard museum, JacobGonge Due>

建築も素晴らしく、森に囲まれてうずくまるように建つモースゴー博物館の屋根は、そのまま緑地となっていて、自由に散策することも可能です。

Moesgaard (3).jpg
<モースゴー先史博物館外観, Moesgaard museum>

デンマーク最古の町リーベ

ユトランド半島の西側に位置するリーベ(Ribe)は、8世紀頭に建設されたデンマーク最古の町として知られます。長い歴史の中で、火災や洪水、ペストなどに襲われたこともありますが、いまもリーベ川に囲まれた地域には、大聖堂を中心に、素敵な町並みが広がります。

Ribe  (1).jpg
<リーベの大聖堂>

Ribe  (2).JPG
<リーベ川>

Ribe  (3).JPG
<リーベの町>

また、リーベから12キロメートル西にあるマンデ島(Mandø)は、干潮の時だけ現れる道で半島に繋がる島です。特に何があるわけではありませんが、風車の立つ丘から見る海と空は広く、頭と心を空にするには、もってこいの風景が広がっています。

Mando.JPG
<マンデ島の風車>

エスビアウの海辺

リーベより幾分北に位置するエスビアウ(Esbjerg)近郊には、広大な砂浜を満喫できる海辺が広がっています。

MenAtSea (2).JPG

まず、エスビアウを出てすぐの海辺に立つのがメン・アット・シー(Men at Sea)と題された巨大な彫刻像。デンマーク人アーティスト、スヴェンド・ウィグ・ハンセンの手によるもので、白い男性像四体がじっと海を向いて座る彫刻は、なんと高さ9メートル!青い空をバックにした巨大な彫刻群には、行きかう人の足を止める抜群のインパクトがあります。

MenAtSea (1).jpg

別稿で紹介したイェリングを入れると全部5か所となる、これらユトランド半島中部のお勧めスポット。どこも、首都コペンハーゲンから、鉄道で3時間強から4時間の距離にあります。また、コペンハーゲンからの移動以外に、陸続きのドイツ北部から訪れるのも一案です。ちなみに、ドイツ北部のハンブルグから、エスビアウ、オーフスまで、鉄道なら3時間半から4時間半強の距離ですが、車ならもう少し短い時間で移動できます。

最後に

ドイツ北部と同時に訪れても面白いユトランド半島。是非、デンマークの大らかな空気に触れて、幸せな気分に伝染してバカンスを過ごしてみてください。

プロフィール画像
この記事を書いた人
冠ゆき
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • LINE シェア

記事投稿日:2019/06/01最終更新日:2019/06/01

Views:

デンマークのアクセスランキング

    © 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.