公開日:
最終更新日:
世界で最も美しい航路にてオーロラ鑑賞と美しい景色の眺望を楽しむノルウェー「フィンマルケン」の旅!!
目次
はじめに
今回は「世界で最も美しい航路」とも呼ばれる、ノルウェーの沿岸急行船「フィンマルケン」での船旅をご紹介します。
この沿岸急行船は、ノルウェー沿岸の港に立ち寄りながら、ベルゲン~キルケネス間の約2,400kmを往復する定期船です。客船としての役割だけではなく、物資を運ぶ貨物船としても活用されています。カジノやエンターテイメントが充実している豪華客船ではありませんが、フィヨルドの絶景や夜は煌めくオーロラ鑑賞のチャンスがあり、充実した船旅を楽しめました。
毎晩オーロラチャンス!?
冬の沿岸急行船の楽しみはやはり「オーロラ鑑賞」です。ベルゲンから北のキルケネス港へ向かう北向き航路になりますので、オーロラ鑑賞のチャンスは、旅の後半につれて確率が高くなっていきます。今回参加した行程では、計3回オーロラを鑑賞することができました。
沿岸急行船でのオーロラ観測のおすすめポイントは下記の2つです!
1. オーロラの出現率が高い!
寄港地ボード―以降はオーロラが出現しやすいといわれる<オーロラベルト>の中の1つです。また、海の上は街明かりに影響されることなく、360度見渡すことができるので、どの方角に出現しても観測が可能です。
2. オーロラの待ち時間が短い!
船内ではオーロラが出現した際、オーロラアナウンスが流れます。したがって、極寒の中、オーロラを待つ必要がなく楽に観測が楽しめます。北欧のオーロラ出現の目安は20:00~24:00頃です。今回、私が参加したツアーでも20:00~22:00の間に出現しました!
ノルウェーの港町へ。船の寄港地観光!
沿岸急行船は物資の運搬や人々の移動手段として利用されている為、多くの街に碇泊(ていはく)します。ベルゲン、オスロ、トロムソ、ノールカップと個人では訪れにくい港町を巡っていきます。沿岸急行船では各寄港地でのオプショナルツアーが販売されています。「犬ぞり」や「カヌー」など様々です。お好きなものに参加してみてはいかがでしょうか。今回はその中からトロムソとノールカップをご紹介します。
1. 美しい景色を山頂から眺められる<トロムソ>
北欧の「パリ」とも称される北極圏最大の港町、トロムソを訪れました。今回は、日本人のガイドさんとともに街中に出かけました。気温は大体-10~15度くらいです。まず、向かったのはサルファー山ロープウェイです。気温はぐっと下がりますが、山頂から眺める街並みは格別です。
次に向かったのは北極圏教会です。三角の形をした可愛らしい教会で、中の光がステンドグラスにあたり、かなり綺麗です。
最後に北極圏の動物の生態や本物のアザラシの餌やりを見学し、船に戻りました。
2. ヨーロッパ最北端の岬<ノールカップ>
ノールカップは、ヨーロッパ最北端の岬です。そちらに向かいました。港から約1時間30分位で到着しました。ノールカップに向かうには、何台かの車が除雪車の後を走ります。悪天候の場合、通行禁止となってしまいます。今回は無事到着することができました!!ヨーロッパの最北端を訪れることは滅多にないので、とてもいい経験になりました。
沿岸急行船内での過ごし方は?
移動手段として利用される船の為、いわゆる「豪華客船」という船内ではありませんが、ジャグジーやサウナ、パノラマラウンジなどがあり、のんびりと過ごせます。
ヨーロッパからの観光客が多く、アジア人は少なかったです。詰め込まれた観光行程ではなかったため、最適の船旅でした。朝はのんびり、夜はオーロラ鑑賞で少し夜ふかしと、ゆったりとした時間を過ごせました。
さいごに
オーロラは自然現象でなかなか見れないもの・・・と思っていましたが、今回は天候にも恵まれ、船上で3回も観賞できたのはとてもラッキーだったと思います。天候が変わりやすく、波が荒いことで有名なコースですが、揺れも少なく船酔いもまったくしませんでした。ノルウェーの港町の観光も本当に楽しかったです♪ご興味のある方は是非、参加してみてください。
Rankingノルウェー記事ランキング
-
ゆりなす
- 旅行会社歴1年・社会人1年目です!好きなことは、Huluで動画を見ること、旅行に行くことです。今は海外のお見合い番組にハマってます!次の旅行は、東南アジアに行きたく計画中です☆