たびこふれ

オフシーズンのハンガリーでも十分楽しめる!!まだ知られていないマニアックなお祭り『マンガリッツァフェスティバル』とは?

記事投稿日:2019/04/30最終更新日:2019/04/30

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毎年2月の第1または第2週末(今年は2月8日~2月10日)の3日間の間、ブダペストの自由広場にて開催されるマンガリッツァ豚のお祭り、その名も「 Mangalica Fesztivál 」に行ってきましたのでこの場を借りてご紹介したいと思います。

目次

マンガリッツァ豚とは

マンガリッツァ豚と聞いても日本ではなかなか馴染みがない品種ですが、ここハンガリーでは「食べられる国宝」としてとても有名です。
なぜ「食べられる国宝」と言われているかというと1833年に品種改良で生まれてからハンガリー全土で飼育されていたのですが、90年台に大量飼育が簡単な豚種が登場し、マンガリッツァ豚の数が激減してしまいました。ですが、その希少性から2004年に国宝に認定されると国を挙げて飼育管理制度が今一度徹底され、絶滅寸前になりながらも現在はある程度安定して供給できるため、許可を得た一部の精肉店やレストランで販売されるようになったのです。

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しかもこのマンガリッツァ豚、ウーリーピッグ種と言ってマイナス30℃にもなるハンガリーの厳しい冬に対応出来るよう羊のようなモコモコした毛で覆われているという珍しい見た目をしています。

マンガリッツァ豚フェスティバルの様子

このお祭りはマンガリッツァ豚をより多くの人に知ってもらおうとハンガリーの各地で年4回(2月ブダペスト、4月デブレツェン、9月セーケシュフェヘールヴァール、11月セゲド)に渡って開催されています。

私が今回行ったのは2月のブダペストで会場も聖イシュトヴァーン大聖堂の裏手にある Szabadság tér (自由広場)と街の中心地だったので観光がてら寄るのにも適していました。

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会場はブダペストの中心地「デアーク・フェレンツ駅」から歩いてすぐのところにあるのですが、今年は公園の入口にあるモニュメント前に慰霊者の写真などが張ってあり、どこか厳かな雰囲気がありました。

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会場内に入ると早速マンガリッツァ豚を使ったソーセージや燻製されたハム、サラミ(特にハンガリーサラミはイタリア・スペイン産に並ぶ高級品と言われている)などの加工品の数々が所狭しとたくさん並んでいて、店の前を通るとおばちゃん達が威勢よく試食を勧めてくるので、それをつまみながら散策。食べてみると脂身が程よく乗っていてお酒にあいそうな味でした。

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またマンガリッツァ以外にもホットワインやチーズなどのヨーロッパならではの商品、さらにはチョコレートやケーキなどのお菓子類なども売っていたので家族連れにも楽しめると思います。

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さらにはイートインのコーナーもあったので美味しいマンガリッツァ豚の料理をその場で食べることも出来ます。

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奥に進むとライブをしているステージがありハンガリーらしくバイオリンやアコーディオンなどの管弦楽団で使われるような樂器を含めたバンドがちょうど演奏していて盛り上がっていました。

そのライブステージ横には昔の衣装を着て写真を撮ってくれるブースが設置されていて、その時一緒に行っていた友達と撮ってもらおうと思いスタッフのおじさんに尋ねてみると高そうな一眼レフカメラで撮ったあとそのデータをわざわざ私のメールに送ってくれるとのこと。しかも全て無料です!!

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送られてきた写真はモノクロでマンガリッツァ豚の飼育が盛んだった当時の20世紀初頭の雰囲気が出ていてとても面白い出来でした。

そしてこのフェスティバルでは普段めったにお目にかかれない生のマンガリッツァ豚ちゃんたちもお出迎えしてくれます。

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日本の豚より一回りくらい大きく、よく見ると毛の色も白以外に赤や黒などの色が付いているのが確認できます。

まあほとんどの豚が何か食べてるか寝ているかのどちらかでしたけど...。

オススメの食べ方

マンガリッツァ豚を家庭で調理して食べる際は、一般の豚肉よりもサシと呼ばれる霜降り分が高くその脂肪も低温で溶けてしまう特性があるので、煮込むよりも焼きの方に適していると思います。しかも一説には品質管理をしっかりしてあるので、牛肉のように多少レアでもお腹を壊さないとの話もあります(自己責任ですが...)。そんな訳で今回はお肉屋さんでマンガリッツァ豚を買って自分で焼いて食べてみることにしました。

マンガリッツァ豚を売っている店は数が少なくてブダペストだと、中央市場よりもセーナ・テーリ市場(Széna Téri Piac)にある精肉店が1番品揃えが多いかと思います。

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市場に入って1階の一番奥(写真でいうと真ん中の階)にマンガリッツァ豚の剥製が置いてある店があり、そこにお目当てのお肉がたくさん置かれていました。

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スーパーだと豚肉1kgで1,000Ftくらいなのでやはりマンガリッツァ豚は少々高いです。でも日本円にしたら1kgで1,000円程度なので日本に比べればまだ安いですね^^

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そして、マンガリッツァ豚を2kgほど買って宿に帰りみんなで焼いて美味しくいただきます。

普通のハンガリーの豚肉は赤身が多くて焼いて食べると筋っぽかったりして硬いのですが、このマンガリッツァ豚は日本でいうところの三元豚や牛カルビのように脂ものっていてご飯ともよくあい、5人で2kgをペロッと食べてしまいました。

まとめ

このフェスティバルはあまり大々的に行われていないので地元の人でもあまり行っている人は少なく、超穴場のお祭りなのです。しかも、最近は日本でもリッツカールトンホテルのレストランなどで出されているという高級食材のマンガリッツァ豚ですが、本場のここハンガリーではまだ比較的お値打ちにその味を楽しむことが出来ます。

また2月という寒い時期に行われているので、シーズンを外してしまってあまり観光意欲がわかない人にもオススメですので、是非1度行ってみてはいかがでしょうか?

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記事投稿日:2019/04/30最終更新日:2019/04/30

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