イタリア・アマルフィ海岸のような和歌山県雑賀崎へ日帰りで行ってきた!

目次

大阪からひょっこりアマルフィ海岸へ行ってきた

南海電車のなんば駅から電車に揺られること約1時間。和歌山市駅に到着。ここから車で15分ほど走るとそこは和歌の浦。和歌の浦は日本遺産に認定された風光明媚な地。果たしてここにアマルフィ海岸と同じ光景が広がるのでしょうか?

アマルフィ海岸とは

アマルフィ海岸といえばイタリア南部の世界遺産に登録されている美しい海岸線。日本からも数多くのツアーが出ているし、映画(邦画)の舞台にもなったことがあるので、ご存知の方も多いでしょう。背後に山が迫る丘陵地に白亜の家々が建ち並ぶ光景に目を奪われる人も多いのだとか。僕もイタリアには過去何度も行きましたが、アマルフィ海岸の人気が出る前だったので行ったことがありません。

日本のアマルフィ海岸は和歌山市の雑賀崎(さいかざき)にある!

雑賀崎は和歌山市南部に位置する和歌の浦の一部。万葉歌に「雑賀浦」の「海人の燈火」と詠われた雑賀崎の地にある漁師町。断崖に家々が密集して並ぶ風景は、まるでイタリアのアマルフィ海岸のようだとも称されています。

それでは日本のアマルフィ海岸と呼ばれる雑賀崎(さいかざき)に行ってみましょう!

和歌山南港から見た...

南海電車の和歌山市駅から車で約15分。和歌山南港から西浜地区を見た風景...ですが、ちょっと違うなぁ。確かに丘陵地に家が建っていますけど...。

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番所庭園から見た...

番所庭園(入園は有料)から振り返るとこちらの方がアマルフィらしい風景。でも、海に面していないので違和感があります。なお、番所庭園は紀州藩の遠見番所が置かれた地。整備されていて景色がとても綺麗です。晴れていれば淡路島も眺望できます。

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雑賀崎灯台から見た...

番所庭園から車で3分のところにある雑賀崎灯台。鷹の巣と呼ばれる雑賀崎の険しい崖の上に立つ灯台です。ここには展望施設があり、遠くの海岸や島々は眺望することはできますが、残念ながらアマルフィ海岸らしい風景は見ることができませんでした。

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雑賀崎灯台の展望台からの眺望。こちらは南側。

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雑賀崎灯台の展望台からの眺望。こちらは西側。右下は番所庭園です。

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雑賀崎港から見た...

雑賀崎港...というより漁港より撮影。これぞアマルフィ海岸です!

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パノラマで撮影。

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少しアップで撮影。

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さらにアップで撮影。

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角度を変えて撮影。

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場所を変えて撮影。

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丘陵地に近づいてみた。確かに建物がへばりつく感じです。

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漁協付近から撮影。

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雑賀崎港です。丘の上にホテルが建ち並びます。

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雑賀崎港をパノラマ撮影。

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2019年11月に再訪しました!

前述の写真は2019年2月に撮影したもの。でも曇り空だったのでイマイチ...(僕の撮影技術がないだけだとは思いますが)。いつか綺麗な写真を撮りたいとその時を待っていました。

そして2019年11月。ついに!夕日に浮かぶ雑賀崎を狙って撮影しました。

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風もなく最高の天気でした。

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後方から夕陽を浴び雑賀崎が浮かび上がってきました。

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西の空が何ともいえない色に染まっていきます。

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町に明かりが灯り、海面に光が浮かび上がってきました。

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何とも素晴らしい景色。丘陵地、建物、空、海が一体となっています。

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日が沈み、オレンジ色、紫色に空が染まっていきます。

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本当にイタリアにいるような雰囲気になってきました。

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色のコントラストが素晴らしい!晴れの日を狙って行って正解でした!

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ロマンチックですね。デートスポットとしては穴場かも。新たな夕日スポットにオススメします!

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和歌の浦地区でいただいた御朱印を紹介

和歌浦天満宮(わかうらてんまんぐう)

天神山の中腹に社殿が建っています。石段を上ると和歌浦湾を一望することができます。

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紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)

紀州徳川家初代藩主・頼宣公が父・家康公の霊を祀るために造営。「関西の日光」とも呼ばれています。ここからの和歌の浦も絶景です。

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玉津島神社(たまつしまじんじゃ)

境内で参拝後、奠供(てんぐ)山に登れば和歌の浦の絶景を望むことができます。

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鹽竈神社(しおがまじんじゃ)

鹽竈神社は玉津島神社の隣に鎮座。目の前にアーチ型の美しい石橋・不老橋があります。なお、御朱印は玉津島神社でいただきます。

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紀三井寺(きみいでら)

西国三十三所観音霊場第二番札所です。御朱印は西国三十三所草創1300年記念の特別印が右上に押印されています。

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最後に

今回、空気が霞んでいましたので、少しどんよりとした写真になってしまいました。空気が澄んだ日に行けば建物の白と海の青が映えて綺麗だと思います。また、夕暮れ時も美しい光景が見ることができると思います。なお、雑賀崎へは路線バスか車で行くことになります。車で行くとアクセスの道が非常に狭いのと、どこから進入したらいいのかとても分かりづらいので注意が必要です。路線バスで行き、車で入ることができない坂(階段)を気ままに巡ってみるのも良いかもしれません。今回は地上レベルで雑賀崎を撮影しましたが、高台に上がって町並みを見下ろしてみるのも風景の違いがあって楽しいかもしれません。

【注意】雑賀崎の町中は地元の方々の生活空間です。訪問の際はお静かに。特に路上駐車は厳禁です。

■和歌山市観光協会HP:http://www.wakayamakanko.com/
■和歌の浦日本遺産活用推進協議会事務局HP:http://wakanoura-nihonisan.jp/

※当記事は2019年2月に訪問した時のものです。

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中尾勝

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