ハワイの日差しはとっても手ごわい!女性だけでなく男性も日焼け対策を

※編集部註:この記事は2018年1月時点の情報を元に構成しています。

一年を通して常夏のハワイでは、毎日強い日差しが降り注いでいます。6月から9月ごろの真夏に比べると気温が幾分か下がる11月から2月ごろであっても、その日差しは日本の真夏の日差しに匹敵する強さ。

そのため、熱中症や強い日差しに長時間さらされることで起きる日焼けや体調不良を防ぐことは、女性だけでなく男性にとっても大切です。今回は性別に関係なく、ハワイを訪れる皆さんに気をつけてほしい日焼け対策についてご紹介します。

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ハワイの日差しは一年中日本の夏レベル

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<2017年9月著者撮影>

「せっかくハワイを訪れるのだから、ちょっとくらい日焼けをしてこんがり小麦色で帰国したい」「少しくらいの日焼けなら気にならない」という方もいらっしゃるかもしれません。

特に、欧米からの観光客の中には、日焼けすることを楽しみにしている方もまだまだ多いように感じられます。でも、ちょっと待ってください!ハワイの日差しは思った以上に強烈です。

ワイキキの街中を歩いていても、かわいそうなくらいに真っ赤になっている、痛々しい肌の男女を見かけることも多々あります。ハワイの日差しはいったいどれくらい強烈なのでしょうか?

ハワイでも冬なら紫外線対策をしなくても大丈夫!?そんなことはありません

一年中常夏のイメージがあるハワイですが、日本ほどはっきりした四季の区別はもちろんありません。それでも夏と冬の気候の違いは存在しています。

6月から9月にかけての真夏と比べると、10月、11月と季節が進むにつれて、一日の日照時間が短くなって気温も少し下がり、肌で感じる日差しの強さも幾分か和らぐように感じ始めます。

しかし油断は禁物です。たとえハワイの冬に相当する12月や1月であっても、地上にそそぐ紫外線の強さは日本のそれとは比べ物にならないほど強いのです。

関連記事:12月~2月のハワイは寒い?気温や服装、持ち物などの疑問に答えます!

ハワイで気をつけたい。毎日の紫外線レベル(UV INDEX)

では、ハワイの紫外線は実際にどのくらい強いのでしょうか?

Weather Atlas(世界各地の天候レポートサイト)の、ハワイ・ホノルル年間気候レポートによれば、ホノルルの気温は8月、9月がピーク。湿度は夏場に当たる6月から8月が最も低く、この時期はからりと晴れて、じりじりとした日差しが肌を焼くほどに感じられます。

そして一日の日照時間も7月が9.9時間、8月が9.8時間と一番長く、この時期は同じ時期に紫外線レベル(UV INDEX)も12と最も高くなっていることがわかります。

12月になると、一日の日照時間は6.4時間、紫外線指数も6と真夏に比べるとぐっと下がりますが、それでも日本の春や秋に相当する紫外線は十分に降り注いでいます。

出典:Weather Atlas(外部サイトに遷移します)

出典2:WHO(外部サイトに遷移します)

ハワイ旅行前に知っておきたい、紫外線指数の読み方と強さ別紫外線対策

現在では様々なWebサイトで毎日の紫外線情報や予測が提供されていて便利ですが、そこで使われている紫外線の強さを表す指数(UV INDEX)はどのように読み取るのかご存知ですか?

この項目ではUV INDEXについて、簡単にご紹介したいと思います。

UV INDEX 0-2

この場合は、日光にさらされた場合のリスクが低いと定義されています。屋外に出ても危険はなく、特別な紫外線対策は必要がないとされています。

UV INDEX 3-5

日光にさらされた場合のリスクが中程度とされている紫外線指数が3-5に当たります。

しかしこの段階になると既に、真昼の時間帯に屋外で過ごす場合は肌の露出を制限する、帽子やサングラスを身に着け、日焼け止めを塗るなどの対策はあった方がよいと推奨されています。また、木陰など日陰を選んで過ごすようにすることも大切です。

UV INDEX 6-7

紫外線指数が6を超えると、リスクが高いという範疇に入ってきます。先にご紹介したハワイの冬場の紫外線指数は、実はこのリスクが高いというレベルに相当しているのです。

この段階になると、日焼け止めの使用はもちろん、サングラスの装着、つばの広い帽子や日除け効果のある服を着用して、しっかりと肌を守ることが推奨されます。

また、日差しが最も強くなる時間の前後3時間ずつは、日光にさらされる時間を控えるようにと注意されています。

UV INDEX 8-10

紫外線リスクがとても高いと評されるようになるこのレベルは、ハワイでは2月と10月あたりが該当します。

この段階になると、日焼け止め、シャツ、帽子、サングラスの着用は必須として推奨されるほか、日中に長時間外で過ごさないようにと忠告されるようになります。

UV INDEX 11+

そして紫外線指数が11を超えると、紫外線リスクが極度と評されます。ホノルルであれば、一年の半分以上が、この極度レベルの紫外線を記録する時期に当たると言っても過言ではありません。

日本で長期休暇を取りやすいゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークまでの期間はハワイ旅行を検討される時期かもしれませんが、実は紫外線リスクが最も高い時期でもあります。

あらゆる紫外線対策をとるべきとされるこの段階では、日焼け止め、長袖、長ズボン、サングラス、つばの広い帽子の着用はもちろん、一日の中で日差しが最も高くなる時間の前後3時間は日光にさらされることを避けるようにと忠告されます。

出典:The weather network(グローバルお天気情報サイト、外部サイトに遷移します)

ハワイでは一年を通して日焼け止めが必須!おすすめの日焼け対策グッズは?

一年を通して、紫外線対策が必要とされるレベルの強い日差しが降り注いでいるハワイ。しっかりとした日焼け対策が必要であることは言うまでもありません。

もちろん長袖の衣類や、ストール、手袋、帽子、日傘などで、完全防備で出歩いている方も見かけますが、やっぱりハワイは暑い!ですし、男性なら半袖アロハシャツにショーツ、女性もハワイアンプリントのワンピースなどでリゾート気分を味わいたいですよね。

ビーチやホテルのプールで、水着姿で過ごす機会も多いでしょう。そんな時に頼りになるのはやっぱり日焼け止めクリームやスプレーです。そこで、現地で調達できる便利な日焼け止めをご紹介します。

※編集部註:2021年以降、ハワイ州は「サンゴ礁への有害性が指摘される物質を含んだ」日焼け止めの販売・流通を禁止する法案を可決しています。そのため、以降の項目はあくまでもタイプ別日焼け止めの紹介であり、商品写真は参考イメージとしてご覧いただきますよう、お願いいたします。

出典:CNN-ハワイの日焼け止め規制法が成立、サンゴ礁に有害な成分を禁止(外部サイトに遷移します)

ビーチやプール、ハイキングなどを楽しむならスポーツタイプを

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<2018年1月著者撮影>

ハワイならではのウォータースポーツを楽しんだり、ダイヤモンドヘッドへのハイキングなどアウトドアアクティビティを予定している日には、スポーツタイプの日焼け止めでしっかり肌を保護することをおすすめします。

これらの日焼け止めは、汗や水で落ちにくいタイプになっています。特にこちら「Bul Frog」は男性にもおすすめできるアイテムで、海のスポーツ、陸のスポーツとシーン別に分かれています。

肌の広い範囲をカバーするならスプレータイプが便利

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<2018年1月著者撮影>

水着を着用する時や、肌の露出面積が多い時などに便利なのが、スプレータイプの日焼け止めです。広範囲にまんべんなくスプレーして、手でしっかり塗り伸ばすことが大切です。

また、実際に外出するタイミングや水に入る時間の少し前にスプレーして、しっかりと身体に定着させてから活動することをおすすめします。

筆者はスプレータイプの日焼け止めを、日常の買い物などに出かける時に、さっと足にスプレーしています。サンダル跡をつけないようにしたいときにも役立ちますよ。

忘れがちな唇もしっかりケアを

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<2018年1月著者撮影>

顔や体にはしっかりと日焼け止めを塗って対策をしても、ついつい忘れがちなのが唇、リップケアです。屋外で長時間過ごすことがわかっている時には、紫外線対策の施されたリップクリームで唇を保護することも大切です。

強い日差しで敏感な唇の皮がむけてしまうと、せっかくのハワイアングルメが心ゆくまで楽しめなくなってしまうかもしれませんので、お気をつけくださいね。

年中晴れていて暖かい南国のイメージがあるハワイ。ですがそのイメージには「強い日差し」が含まれていることを忘れてはいけません。服装や日焼け止め、時には屋内で楽しむことも考慮しながら、肌にやさしくハワイ旅行を楽しんでみては。

<執筆:ヒューレット秦泉寺 明佳>

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