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【絶景】圧巻の大自然キルギス!シルクロードの交易路で三蔵法師も訪れた天山山脈の国境を越えてきました!
シルクロードの交易路として知られる天山山脈(てんざんさんみゃく)の国境越えに行って参りました。
あの有名な三蔵法師が越えたとされる天山山脈には、以前より憧れていて行ってみたかったため、出発前から胸躍る心境でした。
今回は、中国側の新疆(しんきょう)地区にある「カシュガル」から国境を越えて「キルギス」へと陸路で抜けていきました。
目次
- 中国の西端「カシュガル」から旅がスタート!
- 中国とキルギスの国境「トルガルト峠」を越える!
- キルギス入国!どこを見ても全部が絶景です!!
- シルクロードのキャラバンが休憩した「タシュラバット」
- 日本人とそっくり!?親日的な国「キルギス」ってどんな国?
- キルギスの代表的な伝統料理
- 三蔵法師も訪れた天山の真珠「イシク・クル湖」
- キルギスが、また訪れたい国No.1になりました!
中国の西端「カシュガル」から旅がスタート!
まずは、中国(タクラマカン砂漠)西端、『シルクロードの真珠』と呼ばれマルコポーロも訪れたと言われる「カシュガル」から今回のレポートは始まります。
カシュガルは、建物・街の風景・街ゆく人も中国とは思えません。
ここは、もう中国ではなくまさに中央アジアです!
新疆唯一の国家レベル「歴史文化名城」と認められただけの事があり、カシュガル古城・職人街は中央アジアの風を感じることのできる独特の雰囲気があります。もう少し時間があればティーをしながらゆっくりと過ごしたい場所でした。
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中国最西端!異国情緒たっぷりな街並みのカシュガルへ行ってきました!
中国とキルギスの国境「トルガルト峠」を越える!
翌日、カシュガルを出発しいよいよ中国とキルギスの国境越え!トルガルト峠を目指します。
<提供:西安天馬国際旅行社>
幾度となくある検問(ウイグル民族の特徴なのか検問のチェックもマイペースです。。。)や出国手続きを終え、やっとの思いで国境へ!
<提供:西安天馬国際旅行社>
トルガルト峠(3,752mの標高で富士山なみの標高)の国門と呼ばれる国境の門を徒歩で超えるのですが、検問が厳しかっただけに感動も倍増です!!
キルギス入国!どこを見ても全部が絶景です!!
いよいよキルギス入国!中国側の厳しさとは全く違い、あっさりと入国出来ました。
ここで驚いたのが、天山山脈の中国側の剛健な景色とうって変わり、圧巻の大草原が眼前に飛び込んで来ます!この景色を見ましたら、中国側の検問の厳しさや苦労は吹っ飛びました。
私は学生時代に山岳部に所属し壮大な大自然を色々見て来ましたが、これだけ壮大な大草原を見たのは初めてです。ずっと車の窓越しに景色を眺めていても全く飽きません。
写真ストップで何ケ所か止まりましたが、景色にうっとりし何時間でもいることができます。
どこが絶景ポイントかといいますと答えは全部です!
次の予定がなければ、1日中でもここにいたかったです。
シルクロードのキャラバンが休憩した「タシュラバット」
途中、シルクロードのキャラバンサライ(=隊商宿)として知られる「タシュラバット」に立ち寄りました。
昔のままの宿が残っており、ここで昔の方々が骨休めをしたと思うと、時空を超え感動に浸ることが出来ました。
目をつぶると彼らの息吹が聞こえて来そうです。
日本人とそっくり!?親日的な国「キルギス」ってどんな国?
キルギスは、国土全体の40%が標高3,000mを超える山国です。
キルギス国民の間では「昔、キルギス人と日本人は同じ民族で、肉が好きな者はキルギス人となり、魚が好きな者は東に渡り日本人となった」という伝説が信じられております。
キルギス人と日本人は顔がそっくりだと言うのもこの伝説の所以です。
このような事もありキルギスは非常に親日として知られております。
実際、現地の方は、日本人?と見間違えるほどです。
>「キルギス」について詳しくはこちらをご覧ください(外務省)
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キルギスの代表的な伝統料理
キルギスの代表的な伝統料理といえば、羊や馬の肉料理や麺料理「ラグマン」です。思ったよりくせもなく絶品です!
三蔵法師も訪れた天山の真珠「イシク・クル湖」
続いて、『天山の真珠』と呼ばれるイシク・クル湖にやって来ました。
三蔵法師もこの湖にやってきました。琵琶湖の9倍の広さを誇るイシク・クル湖は三蔵法師の書物「大唐西域記」にも載っており、この湖にやってきた事が書かれております。
湖に映える天山山脈は、これまた見たことのない絶景です。
今回は、残念ながら騎馬民族ショーや鷹狩などは見る事が出来ませんでしたが、次回は是非見たいです。
キルギスが、また訪れたい国No.1になりました!
総括としまして、出発前の期待を大きく上回り大感動いたしました!
キルギスはどの場所も見飽きることなく、必ずまたここに来ることを胸に誓いました。
私にとって間違いなくまた訪れたい国ナンバー1となりました。
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