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中央アジアのラグビー!?キルギス伝統スポーツ「コクボル」を観に行ってきました!

記事投稿日:2019/11/22最終更新日:2019/11/22

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今年はラグビーワールドカップが大変盛り上がりました!

中央アジアには、馬に乗ってタックルしながらボールを取り合う、ラグビーのような伝統的なスポーツがあります。

「コクボル」と呼ばれる伝統競技、このスポーツもかなり体をぶつけ合い、男同士の熱いロマンが繰り広げられています。そんなコクボルを実際に観に行ってきました!

目次

キルギスってどこにあるの?

中央アジアに属し、中国、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタンと接する内陸国です。ソビエト連邦崩壊後、1991年に独立した、比較的新しい国です。

首都は「ビシュケク」という街で、国民の70%以上がイスラム教徒です。人口は約590万人で、面積は日本の半分くらいです。

VISAは必要なく、成田空港からはロシアのノヴォシビルスク経由でビシュケクに行くことができます。

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面白いのは、顔が日本人にとても似ていること。

理由も幾つかあり、昔キルギス人と日本人は兄弟民族であったが、魚好きな人々が東に渡り日本人に、肉の好きなキルギス人は残ったという伝説や、遺伝子が同じ説(キルギス人も日本人も蒙古斑なので)などの理由や、黒い眼、黒髪、背が小さいことから見分けがつかないくらい似ています。

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伝統競技コクボルとは?

コクボルとは騎馬民族の間で行われる伝統競技で、騎馬ラグビーというと分かりやすいです。英語でもhorseback rugby、もしくはbuzkashiといいます。

古代タジキスタンが発祥と言われており、最初にこのゲームで遊んだのはイラン人の遊牧民で、その後イランの部族の中で人気となりました。

縦50m×横100mの広い砂地が競技を行うフィールドになり、1チーム約10人で構成され、実際に競技に出るのは4人だそうです。試合の途中何度も選手交代できます。

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この競技で最もびっくりすることは、ボールはラグビーのボールを使うのではなく、ヤギの頭を落として、胴体の部分に砂を詰めて紐で縛ったものをボールとして使います。馬に乗った選手がそのヤギのボールを奪い合ってお互いのゴールに入れるのです。

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しかもこのヤギ、20~30kgの重さがあり、地面に降りずに拾って、敵とぶつかり合い、そのヤギを抱えながら馬に乗るので相当な腕力と体力が必要だと思います。そのヤギを抱えたままゴールに馬を走らせ、円型になっているゴールにヤギを投げ入れられたら得点になります。

実際に観に行ったら大迫力だった!

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ボールがヤギなので、見た目はちょっとだけグロテスクかもしれません。そしてゲームが始まったらその迫力に圧倒され、地元の人達と盛り上がること間違いなしです!

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馬と馬のぶつかり合いはかなり激しいものです。時にはヤギと一緒に自分も投げ入れちゃう場合もあるぐらい!

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自分のゴールを守るため、ボールを奪うためには落馬をさせたり、ぶつかり合ったりが当たり前の競技らしく、毎回大けがをするのが当たり前だそうです。

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なので救急車が常に待機しており、私が観た時も一人救急車で運ばれていました。

こんなに激しい競技ですが、このコクボルで強ければ強いほど勇猛な男性とされ、女性からはモテるそうです(笑)。そして試合後は使ったボールは調理して食べるとか...。

最後に

今回はキルギスのコクボルを観に行きましたが、カザフスタンやタジキスタンでもこの競技は行われており、国を挙げてのチーム戦の時は国民全員で応援するそうです。

動物をボールにする競技は初めて観ましたが、家畜はとても貴重なため、だからこそ激しい奪い合いが始まり、大変盛り上がります。

ここでしか見られない騎馬ラグビー、皆さんも是非観に行ってみてください!

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記事投稿日:2019/11/22最終更新日:2019/11/22

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