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2018年版ハワイの喫煙事情!ワイキキ周辺の喫煙所もマップ付きでご紹介
ハワイ好きのみなさんならご存知だと思いますが、2006年11月にハワイ州に「Healthy Air & Workplace Law(新禁煙法)」が施行されました。
これは受動喫煙による健康被害を防止することが目的の法律で、公共の場所での喫煙が原則禁止になりました。愛煙家には厳しい法律ですが、とはいえまったく吸えないというわけではありません。
今回は、限られた場所ではあるものの、ワイキキ界隈で喫煙できる場所をマップ付きで紹介しながら、「ハワイのタバコ事情」についてご紹介します。
目次:クリックで見出しに移動します
- ハワイの喫煙事情2018!最近はどれぐらい厳しい?
- ワイキキ周辺で喫煙は可能なの?
- レストラン、クラブ&バー、公園、アクティビティ施設の喫煙事情
- 喫煙ルームがあるホテルって存在するの?
- ダニエル・イノウエ・インターナショナル・エアポートでの喫煙場所
- 注意!ハワイ州でタバコが吸える(購入&所持)のは21歳から
ハワイの喫煙事情2018!最近はどれぐらい厳しい?
<撮影:yukarinn808>
2018年現在、ハワイでは以下の施設やエリアは禁煙となっています。
- 合衆国政府、州政府の所有する施設
- 公共の場所で、屋根や壁に囲まれた場所
- 屋外の競技場やアリーナ
- エントランス(出入口から)20フィート(約6メートル)以内の場所
- 禁煙の標識が掲示されている場所
......ということは、旅行者目線で考えると、ホテル、ショッピングセンターなどの屋内はすべて禁煙ということになります。さらに喫煙可能な場所でも、出入口、窓、エレベーター、階段、換気装置から20 フィート(約6メートル)以内は禁煙となっています。
では、喫煙可能な場所はいったいどこなのでしょう?それは以下のようなエリアです。
- 空港の所定の喫煙コーナー(屋外)
- ホテルの喫煙ルーム(全室禁煙のホテルを除く)
- ホテルの所定の喫煙スペース(屋外)
- その他、喫煙スペースとして定められた場所
<撮影:yukarinn808>
この新禁煙法に違反をすると、逮捕されます。逮捕された場合、裁判所への出廷となり初犯で$50の罰金刑に課せられます(再犯すると最高$500の罰金)。
出廷命令に背いた場合は$25以下の追徴金をされる可能性も!また、これは観光客にも適用され、出廷命令を無視して日本へ帰国した場合でも逮捕状がでることもあります。つまり、将来アメリカへ入国した時に逮捕ということになりかねません。
たかが喫煙、されど喫煙です。ルールを守って楽しいハワイ滞在にしたいものです。
ワイキキ周辺で喫煙は可能なの?
<撮影:yukarinn808>
ハワイ滞在時、一番過ごす時間が長くなるエリアがワイキキとなる方も多いでしょう。お買い物もお食事も、ほとんどをワイキキで過ごすという方も多いはずです。
食後やコーヒーブレイクなど、タバコを吸いたくなったときに、ワイキキ内で合法的に吸える場所をあらかじめ知っておくと便利ですよね。
そこで、2018年時点で喫煙可能なスポットを、Googleマップ付きでご紹介します!
シェラトン・ワイキキ・ホテル
1階正面玄関の右手の車寄せ付近のベンチ横
シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルそば
正面玄関前、ロータリーの左手
ハイアット・リージェンシー・ワイキキ
エヴァ・タワーのカラカウア通り入口、エヴァ・タワーのカネカポレイ通り入口(プリンセス・カイウラニ側)、ダイヤモンドヘッド・タワーのカラカウア通り入口
エヴァタワー
ダイヤモンドヘッドタワー
ハレクラニホテル
<撮影:yukarinn808>
カリア通り沿いの滝の前
インターナショナル・マーケットプレイス
(正面カラカウア通り側&クヒオ通り側)
カラカウア通り側
クヒオ通り側
ザ・ストリート フード・ホール バイ マイケル・ミーナ前
<撮影:yukarinn808>
※上記以外にも喫煙可能の場所はあります。
レストラン、クラブ&バー、公園、アクティビティ施設の喫煙事情
ハワイ州の州法では、レストランをはじめ、コーヒーショップ、カフェテリア、ケータリング施設、レストラン内のバーもすべて禁煙です。
加えてナイトクラブ、映画館、コンサートホール、ボウリング場、フィットネスセンター、さらに屋外のスタジアム、スポーツアリーナ、州立公園、オアフ群管轄の公園とビーチも禁煙です。
このように喫煙可能な場所はかなり限定されるため、もし見つけられないときは、ホテルスタッフやレストランのスタッフに喫煙場所を教えてもらうとよいでしょう。
そんな時は「Could you tell me Where can I smoke around here?(この辺りでタバコが吸える場所を教えてください)」と訪ねてみることをおすすめします。
喫煙ルームがあるホテルって存在するの?
屋内屋外に限らず禁煙だらけのハワイ。公共の場所が禁煙というのであれば「自分が泊まるホテルの部屋なら大丈夫?」と思いますよね。
新禁煙法では、喫煙ルームは全客室の20%以下におさえるよう規定されています。2018年現在の状況は、ごく一部のホテルにスモーキングルームがあるのみという状態です。
スモーキングルームがあるホテルは、下記などがあります。
ワイキキ・サンド・ヴィラ
■住所:2375 Ala Wai Blvd
■電話:808-922-4744
関連記事:日本人にとって自宅のように快適!「ワイキキ・サンドビラ・ホテル」でハワイを満喫
イリマ・ホテル
■住所:445 Nohonani St
■電話:808-923-1877
ダニエル・イノウエ・インターナショナル・エアポートでの喫煙場所
空港の建物内はもちろん禁煙。喫煙者にとっては、出国・入国までの長い時間を我慢しなくてはならないのは酷ですよね。
出発前の最後の一服、そして到着してからすぐの一服は、いったいどこでしたらいいのか気になるところでしょう。覚えておくと便利な、ダニエル・イノウエ・インターナショナル・エアポート喫煙場所はこちらです。
出発エリア
各航空会社2階チェックインカウンター前の中央分離帯
到着エリア
国際線団体出口を出てインターアイランド・ターミナル(ハワイアン航空など)へ向かう手前
注意!ハワイ州でタバコが吸える(購入&所持)のは21歳から
<撮影:yukarinn808>
日本では20歳から購入&吸うことができるタバコですが、ハワイ州の法律では21歳になっていないと買うことも吸うこともできません。
たとえ21歳になっていたとしても、購入の際にはI.D(身分証明)の提示を求められます。持っていない場合は購入することができません。また、日本のような自動販売機はありませんので、これもご注意を。
<撮影:yukarinn808>
最後に、日本でも利用者の多いIQOS(アイコス)などの加熱式タバコ、Vape(ヴェイプ)などの電子タバコあるいは類似の機器も、規定が設けられています。
2016年1月1日から、法律で電子タバコ(e-cigarettes)も通常のタバコと同様の扱いとなったため、21歳を超えていないと違反です。21歳未満は電子タバコも購入、所持、使用が禁じられています。
<撮影:yukarinn808>
関連記事:こんな時どうする?ハワイのビールをお土産に持ち帰るには
いかがでしたか?喫煙についてはかなり制限のあるハワイですが、全く喫煙できないというわけではありません。
愛煙家の方も喫煙場所&マナーを守り、周りの人に配慮しながらスマート・スモーキングを心がけ快適で楽しいハワイをお過ごしになってくださいね!
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yukarinn808
- アロハ!ハワイ在住20数年。赤ワインが大好きなフリーランス・ライター。19歳と17歳の息子と暮らすシングルマザー。趣味はB級グルメの食べ歩き、スリフトショップでのお宝探し&ハッピーアワーめぐり。