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島の数が多い長崎で訪れてほしい!陸と海から眺める絶景4島巡り
某旅行会社勤務のゆりこです。
突然ですが、皆さんは長崎の観光地といえば何を思い浮かべるでしょうか?
ハウステンボス、グラバー園、出島、平和公園、中華街...。
江戸時代に国際貿易港として栄えた面影を色濃く残した、異国情緒あふれる街並みが魅力の港町ですよね。その和洋折衷のレトロな空気感に魅せられて、何度も足を運んでいるという方も少なくないのではないでしょうか。かくいう私もその1人で、これまでかれこれ5回ほど長崎の土を踏んでいます。
一般的に文化的・歴史的側面にスポットが当てられがちと言える長崎。しかし、実はそれだけではありません。
目次
街並みや文化だけじゃない!長崎で感じる大自然
長崎県は九州の北西部に位置しており、佐賀県に接するほかは全て海に面しています。大小さまざまな島で構成されている長崎ですが...
さて、ここで問題です。長崎の島は全部で何島あるでしょうか?
【1】 97島
【2】 197島
【3】 971島
答えは......
【3】の971島!!
なんと、47都道府県中堂々の1位です。
この島々を訪れないことには、長崎を本当に観光したとは言えない...かもしれません。今回は、先日私が実際に訪れた4つの島々を順にご紹介していきます!
1. 平戸島
南北に細長い形をしている平戸島は、平戸大橋で九州本島の北西部と結ばれています。日本で最初の西洋貿易港として開かれ、キリシタン信仰の地としても有名です。島内には数多くの教会が点在し、豊かな自然が広がっています。
こちらは平戸ザビエル記念教会です。
ミントカラーと白色のコントラストがとっても綺麗ですよね!内部も無料で見学することができますよ。
教会までは坂道と階段が続くため、履きなれた歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
他にもお土産屋さんを覗いたり、足湯で疲れを癒したり...海風を感じながらのんびりと街歩きを楽しめるのが平戸島の魅力です。
2. 生月島
「いきつきしま」と読みます。遣唐使の時代、船からこの島を見た旅人が、無事日本に帰って来られたとホッと"息をついた"ことが名前の由来なのだとか。
かつては平戸島からのフェリーしかアクセスがなかったそうですが、現在は1991年に開通した生月大橋によって結ばれています。
そんな生月島のハイライトは、この塩俵の断崖です!
写真ではわかりにくいですが、たくさんの柱が整然とそそり立っているかのような姿が厳かで印象的です。
そしてこちらは大バエ灯台!生月島のもう1つのハイライトと言えます。塩俵の断崖からは車で5分ほどの距離です。
こじんまりとした小さな灯台ですが、上からは想像以上に遠くまで見渡すことができますよ。塩俵の断崖と一緒にぜひ訪れてみてくださいね。
3. 九十九島
陸からただ海を眺めるだけじゃ物足りない!そんな方におすすめなのが、佐世保市・九十九島パールリゾートのクルージングです。せっかく島を巡るなら、海上の旅も楽しみたいですよね。
遊覧船は2種類あるそうですが、今回は白色の「パールクィーン」に乗って出発!
国立公園にも指定されている九十九島ですが、その名前の通り、たくさんの小さな島がエメラルド色の海に浮かんでいます。
船の2階にはデッキがあり、そこから3階まで上ることもできます!さらに船の中からも美しい景色を満喫できますよ。
デッキに出て海風を全身で感じるも良し、船内で腰を落ち着けてゆったりとくつろぐも良し...ぜひ思い思いの特別な時間を過ごしてくださいね。
4. 天草諸島(熊本県)
最後にご紹介する天草諸島は、長崎県と熊本県の間に位置しています。
この天草諸島ではなんと、イルカウォッチングが楽しめるんです!
口之津港からボートに乗り込み、20分ほど海面を走ると...
たくさんのイルカが!それもこんなに近くで見ることができます!
天草には約200頭の野生のバンドウイルカが暮らしているそうで、イルカとの遭遇率はなんと95%以上とのこと!人懐っこいイルカたちに、癒されること間違いなしですよ♪
おわりに
いかがでしたか?
今回はごくごく一部ではありますが、長崎の美しい島々をご紹介しました。
長崎に行ったことがあるという方も、そしてもちろん初めてという方も、ぜひ訪れてみてくださいね!
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ゆりこ
- 美味しいごはんと古い街並みが好きです。食べ歩きが趣味で、周囲からは「歩く食べ●グ」と呼ばれています。ヨーロッパ(特にイギリス)が大好きですが、ここ数年でアジアの国々の魅力にも目覚めました。とはいえ、そう頻繁に海外には行けないので、普段は日帰りや1・2泊で行ける国内のスポットに足を運んでいます。