たびこふれ

オランダのB級グルメ3選!いろいろな食べ方を楽しんでみませんか?

記事投稿日:2018/10/24最終更新日:2018/10/24

Views:

目次

ジャガイモ大国のほくほくフライドポテト 『フリッツ』

フリッツ (friets) はオランダ人の大好物フライドポテトです。フリッテン (frieten) やパタート (patat) とも呼ばれ、街中に専門店があります。中はホクホク、表面はカリカリに揚げられたフリッツに、マヨネーズやケチャップ、サテソースなど、お好みのソースをたっぷりかけていただきます。香ばしいフリッツと、甘みのあるマヨネーズは、1度食べたらやみつきになる組み合わせです。

01_friets.JPG
<サクサクほくほくのフリッツ。美味しさの秘訣は厚切りと2度揚げです。>

フリッツは家庭の食卓や、レストランの料理の付け合せにも頻繁に登場します。主食としてフリッツだけを食べたり、フリッツ専用マヨネーズを常備していたり、メイン料理を凌駕するフリッツが添えられていたり、オランダ人のフリッツ好きは計り知れません。オランダの年間1人当たりのジャガイモ消費量93kgには、フリッツが大きく貢献しているようです。

アムステルダムでフリッツを食べるなら、1957年創業のフリッツ専門店、フレミンクス・ソースマスターズがお勧めです。日刊紙Algemeen Dagblad社のランキングで2013年に1位を獲得した有名店です。注文を受けてから揚げられるフリッツは新鮮で、ソースも25種類と豊富です。マヨネーズとサテソースに玉ねぎのみじん切りをトッピングした、オランダではお馴染みの戦争ソース (oorlogsaus)や、2000年頃からブームになった、カレーと玉ネギの風味がアクセントのヨッピーソース (Joppiesaus)もあります。

02_vlemimckx2.jpg

フレミンクス・ソースマスターズ (Vleminckx Sausmeesters)

■住所:Voetboogstraat 33, 1012 XK Amsterdam
■ウェブサイト:http://vleminckxdesausmeester.nl
■トラム1・2・5・11・12番 Spui下車/ トラム4・9・14・16・24番 Rokin下車徒歩3分
■無休、12:00-19:00 木曜は20:00まで

ダッチスナックの定番!熱々クリーミーな 『ビターバレン』

ビターバレン (bitterballen)は、直径約3~4cmの球状のクリームコロッケです。外はカリカリ、中はアツアツのホワイトソースがとろけます。濃厚なホワイトソースは、仔牛肉、ビーフブイヨン、バター、小麦粉、パセリなどの具材をじっくり煮込んだもの。カレー粉やナツメグを混ぜたものは風味が豊かです。カフェやレストランでは揚げたてのビターバレンに、ディップのマスタードが添えられます。

軽いランチやおやつとして人気のスナックです。

03_bitterballen.jpg
<カフェ・ルクセンブルクの仔牛肉のビターバレン。1皿6個で7.25ユーロ。>

ビターバレンは「苦味酒(ビターズ)の供の肉団子(バレン)」という意味で、酒肴としても供されます。オランダでビールのおつまみといえば、ビターバレンが定番です。ビターバレンと一緒に、クロケットやルンピア、チーズ、ハム、オリーブなどを盛り合わせたオードブルは、ビターガルニトゥール (bittergarnituur) と呼ばれます。

アムステルダムのカフェ・ルクセンブルクでは、オランダの広告代理店HBMEOのビターバレン・ランキングで1位を獲得した、パティスリー・ホルトカンプのビターバレンが食べられます。賑やかなスパウ広場を望むテラス席で、絶品のビターバレンをオランダのビールと一緒に味わってみてください。

カフェ・ルクセンブルク Café Luxembourg

■住所: Spui 24, 1012 XA Amsterdam
■電話番号:020 - 620 62 64
■ウェブサイト:https://www.cafeluxembourg.amsterdam
■トラム1・2・5・11・12番 Spui下車徒歩1分/ トラム4・9・14・16・24番 Rokin下車徒歩3分
■日~木 9:00-0:00/ 金・土 9:00-25:00

北海の幸!オランダ人がこよなく愛する 『ハーリング』

アムステルダムやデン・ハーグなど主要都市のあるオランダ西部では、魚介類が広く食されています。なかでも、オランダの食に欠かせないのが北海で獲れるニシンです。オランダ語ではハーリング(haring) と呼ばれ、生のまま塩漬けにしたものを、刻んだ玉ねぎやピクルスと一緒に食べます。オーク樽で塩漬けにする伝統的な調理法は中世のオランダで生み出されました。ニシン漁で富を築き、欧州一の繁栄を誇ったオランダでは古くから「アムステルダムはニシンの骨の上に築かれた」と言われています。

05_haring.jpg
<プリプリして甘味のあるホーランツェ・ニューウェは、シャキシャキの玉ねぎや甘酸っぱいピクルスとの相性も抜群です。>

ハーリングは頭を落として三枚におろし、皮を引いて小骨を抜いた状態で売られています。街中にスタンドがあり、いつでも気軽におろしたてのハーリングを食べられます。尻尾を持ち上げて丸ごと食べるデン・ハーグ風、一口大にカットするアムステルダム風、コッペパンにはさむ南部風ハーリングブローチェ(Haring broodje)など、色々な食べ方を楽しんでみてください。

06_illustration.jpg
<ライター作:Kayo Temel>

いろいろな地域の食べ方を楽しんでみてください。

07_party.jpg
<ホームパーティーの手土産にも喜ばれるハーリング>

ハーリング漁はデンマークやノルウェー沖の北海で、5月末から7月の初めにかけて行われます。この時期のハーリングは魚卵や白子が発達しておらず、脂が乗っているためです。16%以上の脂肪を含み、伝統的なオランダの手法で調理された初物のハーリングはホーランツェ・ニューウェ (Hollandse Nieuwe) と呼ばれます。毎年6月のハーリング漁の解禁日は、夏の始まりを告げる一大イベントで、各地でハーリング祭が開催されます。

最大のハーリング祭は、スヘフェニンゲンの港で開催されるフラッグ・デー(Vlaggetjesdag)です。初物のハーリングが国王に献上された後、最初の樽が市場で競り落とされ、収益はチャリティーに寄付されます。2012年には1樽45匹のハーリングが9万5,000ユーロ(約940万円)で落札されました。色とりどりの旗で飾られた漁船を眺めながら初ハーリングを味わったり、オランダの工芸品やライブミュージックを楽しんだり、ぜひ地元の人と一緒にオランダの夏をお祝いしてみてください。

フラッグ・デー Vlaggetjesdag

■会場:Scheveningen haven, Den Haag
■ウェブサイト:https://vlaggetjesdag.com
■トラム1・11番Duinstraat下車
■2019年開催日は6月15日(土)

自販機でB級グルメを楽しもう!

オランダにはスナックをよりお手軽に買えるスナックバーや、自動販売機もあります。ビターバレンやクロケット、フリッツはもちろん、ソーセージを揚げたフリカンデール (frikandel)、チーズを揚げたカーススフレ (kaassoufle)、ビターバレンにナシゴレンを入れたナシバレン (nasiballen)など、種類豊富なダッチスナックを楽しめます。

04_febo.jpg
FEBOは1941年創業のスナックの自動販売機チェーン店です。自動販売機(写真右)には事前に調理された商品が温かいまま保存されています。

>公式サイトはこちら

オランダに来た際は、是非試してみてくださいね。

プロフィール画像
この記事を書いた人
Kayo Temel
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • LINE シェア
  • instagram

記事投稿日:2018/10/24最終更新日:2018/10/24

Views:

オランダのアクセスランキング

    © 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.