ノルウェーでテレマークを決めてきた!テレマーク地方の穴場観光スポット

2018年8月、各地で40度に迫るほどの猛暑の日本を抜け出し、ノルウェーへ。ノルウェーと言えば誰もが思い浮かべるのがフィヨルド観光ですが、今回は「テレマーク地方」を旅してみました。

テレマーク地方はノルウェーの首都・オスロの南西に位置する地方です。(因みにソグネやハダンゲルといったフィヨルド地区はオスロの北西に位置します)

それにしても「テレマーク」ってどこかで聞いたような・・・。そうだ!今年の2月頃にもスキーのジャンプで「テレマークが決まった!」とかいっぱい聞いたな。

そう、実はあの「テレマーク」はノルウェーのテレマーク地方発祥のスキースタイル。スキージャンプの着地の姿勢のことを「テレマーク」と呼ぶようです。(私はスキーに詳しくないので、にわか知識でごめんなさい)

それでは、あまりガイドブックにも載っていない長閑(のどか)なテレマーク地方をご紹介します!

目次

リンゴ畑に囲まれた風光明媚な光景が広がります

絶品リンゴジュース!!

8月下旬のノルウェーは気温23℃!快適な気温と澄んだ空気を体いっぱいに感じることができます。

その中で目を引くのが「リンゴ畑」。ノルウェーの中でも特にテレマーク地方はリンゴの一大産地とのこと。車で走ると無人のリンゴ販売所やジュースなどの加工品を売る店も多く目につきます。試飲や試食もできるのでちょっと立ち寄り、リンゴの種類によって味が異なる、全部で10種類くらいのジュースを試飲できました。

02リンゴの木とホテル外観.jpeg

03リンゴ販売所.jpeg

珍しい運河クルーズ体験も出来る!

04Vrangfossの5段運河.jpeg

テレマーク地方観光の目玉のひとつが「運河クルーズ」。今回はUlefossからLundeまで約2時間のリバークルーズ。Ulefossを出発後、最初の停船所Eidsfossに到着。ここで一旦下船して次の停船所であるVrangfossまで静かな森の中を歩いてみました。

このクルーズの最大の見どころはVrangfossで、計5段・23mの段差を乗り越える運河体験。運河の水門の開け閉めは全て手作業(激しい肉体労働!!)です。

05リバークルーズ全体図.jpeg

ノルウェー最大級の「スターブ教会」

ノルウェー観光ではお約束のスターブ教会もこの地方にはございます。今回訪れたのはHeddalのスターブ教会。ノルウェーには28のスターブ教会が残っているそうですが、このスターブ教会はその中でも最大級の大きさを誇るそうです。

06Heddalスターブ教会.jpeg

最後に

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したのはおそらくテレマーク地方のごく一部です。まだまだ日本では知られていない魅力が隠れていそうです。

宿泊したホテルでは、100年以上続く老舗ホテルの5代目オーナーのこの地への熱い思いを聴くこともできました。大自然に囲まれた環境のおかげか、現地の方のホスピタリティも高く、心温まる触れ合いもありました。是非、お時間に余裕があれば立ち寄ってみてください。

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