アドリア海に浮かぶ・中世の街並みが残るイストラ半島

イストラ半島って?

イストラ半島は、アドリア海の中で最も大きな半島。90%をクロアチアが占め、残りはスロベニアとイタリアが成しています。海岸沿いは温暖な気候で、バカンスシーズンには多くの人々が訪れます。

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町々には、歴史的な建築物が数多く残っており、紀元前の古代ローマ時代の遺跡や、中世の建築様式を建物を見ることができます。 今回はそんなイストラ半島の中の2つの街を訪れました。

<目次>

円形闘技場が残る街「プーラ」

はじめに訪れるのは、イストラ半島の南部、アドリア海沿いの港町「プーラ」です。イストラ半島の中でも大きな町であり、約1万人もの人々が造船業に携わっています。 バスを降り、町の方へ歩いて行くと、何やら巨大な建物が見えてきました。

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小道を抜け、街中へ抜けると、建物の全貌が明らかに!

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世界で6番目の大きさの円形闘技場

町中に現れたこの建物は、紀元前1世紀、古代ローマ時代に建てられた円形闘技場です。町中にこれほど大きなローマ時代の建物が建っているだけでも驚きですが、その保存状態の良さ、美しさにも驚かされます。 世界遺産にこそ登録されていませんが、円形闘技場の周囲をネクタイで巻き、そのネクタイの長さが世界一ということでギネス記録に登録されています。

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カフェやレストランが立ち並ぶ目抜き通りを歩いて行くと、セルギウスの凱旋門が見えてきました。

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セルギウスの凱旋門の向こうは、セルギ通りというローマ時代の大通りに続いています。

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大通りといっても道幅は狭く、洋服屋やお土産物屋が軒を連ねています。気になるお店をのぞきながらどんどん進んでいきます。 通りを抜けると、ローマ時代の公共広場や市庁舎が建っています。

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続いてはバスで移動し、次の街、ロヴィニへ。

ロマンチックな雰囲気の港町「ロヴィニ」

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ロヴィニは、先ほど訪れたプーラと同様、アドリア海沿岸の小さな港町です。

最近では、その町の美しさから、クロアチアの観光地として注目されている町の一つとなっています。

関連記事:意外と知らない!クロアチアの小さな街「ロヴィニ」と「トロギール」へ

まず、街に到着すると、町の中心部に建つ高い建物が目につきます。あの建物を目指して歩いて行きます。

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旧市街の緩やかな坂道を登っていきます。

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とてもかわいらしい街並みです。入り組んでいる路地をのぞいたりと、裏路地散策も楽しいです。 坂道を登りきると大きな教会が見えてきました。

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街から見えていたのは、聖エウフェミア教会でした。聖エウフェミアは、この町の守護聖人で、教会内には彼女の石棺が納められています。町のいたるところから望むことができたこの教会が、町の美しい景観を成すとともに、町のシンボルともなっているのです。

聖エウフェミア教会
住所:Trg Sv. Eufemije, 52210, Rovinj,
公式サイト:http://www.zuparovinj.hr/

教会内部を見学した後は、再び旧市街を下っていき、お買い物タイムです♪

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市場にはドライフルーツやオリーブオイルなどが売っていました。 また、街中にはスーパーもあるので、お土産物選びにも困りません。

美しい街が残るイストラ半島

イストラ半島の街プーラ、そしてロヴィニはいかがでしたでしょうか?歴史を感じながらも、アドリア海や町の美しさに心を奪われるイストラ半島、クロアチアを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

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ぶんちゃん

学生時代はバックパッカー、現在は旅行会社で働いています。

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