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<前編>これは知っておきたい!デンマークでやってはいけないコト
今回は、デンマークで安全に過ごすために知っておきたい交通機関のルールについてお届けします。
目次
道を歩くときは自転車レーンに注意
まずは、道を歩くときに気をつけたいこと。
この自転車レーンに注意!デンマークは右側通行なので、右から歩道、自転車レーン、車道という順に道が分かれています。
歩道と自転車レーンを見分けるには、この自転車マークか地面が青に塗られているかで判断できます。
歩行者は自転車レーンを歩いてはいけません!必ず多少の段差があり、歩道とははっきりと分けられていますが、慣れないとつい歩いてしまうもの。歩道より広々しているから、自転車が来ないからといって歩いてはいけません。危険です。
デンマークの自転車はスピードを上げて走ってきます。毎年夏になると観光客と自転車の衝突、もしくはしそうになる場面をよくみかけます。また、自転車レーンには原付バイクも走っていいことになっています。事故を避けるために、自転車レーン=車道という感覚で街中を歩くと安全です。
帰宅ラッシュの市内の道路。交差点にいると右折してくる自転車も来るので、信号が青になっても、念のため左を確認してから自転車レーンと車道を渡りましょう。
バスに乗るときも自転車レーンに注意
次はバスに乗るときに気をつけたいこと。
市内を移動するときに乗ると便利なバスですが、これもまた自転車レーンを超えてバスにのるバス停が多いので要注意です。
写真は、バス停からバスがやってくるのが見えたところ。男性が走っているところが歩道で、歩道とバスが走っている車道の間が自転車レーンです。
バスが徐行して止まる寸前まで自転車が駆け抜けて行きます。この時点で、バス待ちの歩行者は歩道上のバス停にいなくてはいけません。
バスが完全に止まったら自転車レーンを超えましょう。バス停の一番前にいれば手を上げなくてもバスは止まります。バスから少し離れたところにいるからといって置いて行かれることはありません。落ち着いてバスが止まるのを待ちましょう。
また、バスを降りるときも自転車に注意。自転車はバスが止まっているときは手前で止まらなくてはいけませんが、たまにスピードを上げてくる人もいます。写真の降りようとしている男性のように、念のため右側を確認してから降りましょう。
バス車内では優先スペースに注意
バスの中でも気をつけたいルールがあります。
この車椅子、ベビーカーの優先スペースに要注意。窓側に折り畳み椅子がついているので座ることもできますが、あくまでも優先スペース。
車椅子やベビーカーの人が来たら譲らなければいけません。優先の人が後ろの降車ドアから入ってきたら立っていてもダメなところがポイント。ベビーカーは2台まで乗れるので奥(運転席のほう)から詰めてきます。
写真の場合、白髪の女性はベビーカーの後ろ(降車ドアの前)にいるのでOK。もう1台ベビーカーが来た場合は、先客のお母さんもベビーカーを置いてスペースを開けなくてはいけません。
広いスペースなので先客がいなければ、大きなスーツケースを置くこともできますが、ベビーカーなどが来たら折りたたみの椅子には座らず荷物を置きっぱなしにして別の座席に移りましょう。ベビーカーがすでに2台乗っていたらスペースがないので、大きな荷物を持っている場合は次のバスを待ちましょう。
以上、デンマークの歩道やバス停、バス内でやってはいけないコトでした。皆さんが街中で安全で快適に過ごせますように!
>>次回の記事「<後編>これは知っておきたい!デンマークでやってはいけないコト」はこちらから!
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mig
- 2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。