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2018年の金沢を二泊三日で楽しみ尽くす観光プラン

記事投稿日:2018/04/01最終更新日:2018/04/01

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北陸新幹線を使えば、東京から最短で約2時間半。日本海に面した石川県金沢市は今や、関東圏からも気軽に行ける旅行先です。もしもその金沢を二泊三日で楽しみ尽くすならどこへ行くか?そんな計画を立てるときに役立つ観光スポット情報をお届けします!

金沢を二泊三日で楽しむならスポット数に気をつける

二泊三日でスケジュールを立てるとしたら、訪れることができる観光スポットはおよそ12箇所。ざっくりとその内訳を見てみましょう。

初日はお昼過ぎくらいに金沢に到着するとします。その後、夜までに回れるスポットは3~4箇所でしょう。

二日目はしっかりと回ることができるはず。スポット数は6~7箇所になるでしょう。

最終日は帰りの時間などを考えて、2~3箇所といったところが無難です。

これで合計11~14箇所になります。少し余裕を持って回るとして、12箇所前後が目安となるでしょう。

所要時間長めの金沢観光スポット

ここからは具体的な金沢の観光スポットをご紹介していきます。まずは所要時間が長めのスポットから見ていきましょう!

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館の外観
photo by Kentaro Ohno

金沢21世紀美術館は、金沢市の中心部、兼六園や金沢城公園からも近い場所に建つガラス張りで円形の美術館です。コンセプトは「まちに開かれた公園のような美術館」。ガラスのアートサークルが採用され、明るい照明がふんだんに使われているのもその現れです。

「交流ゾーン」という、無料入場できるスペースが広く取られているのも特徴的。このゾーンだけでも多くの美術作品を鑑賞できます。もちろん、有料の「展覧会ゾーン」にはさらに多くの見どころが待っています。所蔵作品はオブジェや装置を用いて空間や場所を作品として体験させる、インスタレーションと呼ばれるタイプのものがたくさん。アトラクション感覚でアートに親しめます。

■〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2−1

兼六園

兼六園の外観

金沢で最も有名な観光スポットといえばここでしょう。兼六園は江戸時代を代表する池泉回遊式庭園で、日本三名園の一つ。10万㎡を超える広大な土地に池、筑山(つきやま)、御亭(おちん)や茶屋が配され、それらに立ち寄りながら散策し、庭を眺め、季節を感じることができます。

兼六園の「六」の由来となっている「六勝(景観の6つの種類を示すもの)」、それらをすべて感じながら見て回るには、先に兼六園のホームページでの説明を確認するか、ガイドツアーに申し込むのが確実です。

■〒920-0936 石川県金沢市兼六町1

金沢城公園

金沢城公園
photo by Tomoaki INABA

兼六園に隣接する金沢城公園は、加賀百万石を象徴する加賀城の城址を整備して開放されている都市公園です。金沢城は1881年(明治14年)の火災で城内の施設の大部分が焼失、その後一部が復元され、現在も整備が続けられています。

復元された建物の代表といえるのが、平成13年(2001年)に完成した菱櫓(ひしやぐら)、五十間長屋(ごじっけんながや)、橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)、橋爪門。4つは中でつながっています。金沢城公園は無料で散策できますが、これらを見学する際は有料。特に3階の橋爪門続櫓から望む眺めは壮観で、絶好の撮影スポットとなっています。

■〒920-0937 石川県金沢市丸の内1番1号

ひがし茶屋街

ひがし茶屋街の外観
photo by Jun Seita

江戸時代後期から明治初期にかけての華やかな茶屋街の風情を伝える町並みが残る一帯。南北約130m、東西約180mの東山ひがし(金沢市東山1丁目)界隈は、石畳の道の両脇に紅殻格子(べんがらごうし)のお茶屋が軒を連ね、重要伝統的建造物群保存地区にもなっています。

金沢と聞けばこのひがし茶屋街の風景を思い浮かべる人も多いでしょう。そのため日中はもちろん、日が落ちて軒灯が灯り、三味線や太鼓の音がこぼれてくる時間帯にも散策を楽しむ観光客が絶えません。内部を公開しているお茶屋さん、和食処、和風喫茶、人気の金箔ソフトクリーム、金箔貼り体験など、立ち寄りたいスポットも多彩です。

■〒920-0831 石川県金沢市東山

短時間でも楽しめる金沢観光スポット

続いて短時間でも楽しめる観光スポットもご紹介します。場所を確認の上、上手に観光プランに組み入れましょう。

近江町市場

近江町市場の外観
photo by Yuko Hara

金沢の台所といわれ、新鮮な海産物や生鮮野菜から衣類や身の回り品まで売っている活気あふれる市場。地元では「おみちょ」の呼び名で親しまれています。

ここでは地元の特産物を買うもよし、コロッケや海鮮類の串焼きを食べ歩きするもよし、お店で海鮮丼やお寿司を食べるもよし。ランチに使ったり、最終日に買い物をしてお土産として持ち帰ったりと、目的に合わせて利用しましょう。金沢駅からは徒歩10分強、金沢城公園(黒門)からは徒歩約5分、ひがし茶屋街からは徒歩約13分というロケーションです。

■〒920-0905 石川県金沢市上近江町50

にし茶屋街

にし茶屋の外観

金沢にはひがし茶屋街以外にも、にし茶屋街、主計町茶屋街と3つの茶屋街があります。にし茶屋街はその中でも少しはずれにあるこぢんまりとした町。けれど魅力的なスポットがあることで知られています。

例えばにし茶屋街ゆかりの大正時代の小説家・島田清次郎の資料が展示され、2階へ上がれば往時のお茶屋の部屋が再現されている金沢市西茶屋資料館。無料で入場でき、ボランティアガイドの「まいどさん」が常駐していて、にし茶屋街を案内してもらうことができます。他にも有名な和菓子屋や食事処、古民家カフェなどがあり、夏はかき氷なども人気です。

■〒921-8031 石川県金沢市野町2丁目2

東出珈琲店

東出珈琲店の外観
photo by Richard, enjoy my life!

金沢は美味しいコーヒーを味わえるお店が多いことでも有名。中でもよく知られているのがこの東出珈琲店。お店は昭和を感じさせる雰囲気で、コーヒーの芳しい香りが漂っています。

浅煎りから深煎りまで約20種類の自家焙煎コーヒーの他、ウィンナ・コーヒーやホット・モカ・ジャワなども用意。ハチミツ入り4層からなるハニー・カフェ・コン・レーチェも試してみたい逸品です。さらに、人気の手作りのスイーツのプリンも必食。ホールに流し込んでカットしたタイプで、コーヒーによく合います。お店の場所は近江町市場のすぐそばです。

■〒920-0906 石川県金沢市十間町42

長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡の外観
photo by Jun Seita

茶屋街とはまた違い、加賀藩時代の侍屋敷が軒を連ねる町並みを散策できるのが長町武家屋敷跡です。土塀と石畳の路地が続き、長町武家屋敷休憩館にはボランティアガイドも常駐。毎年12月から翌年3月には雪から土塀を守るための薦掛け(こもがけ)が施され、金沢の冬の風物詩の一つとなっています。

飲食店や土産物店はまばらで、ほとんどが一般の家屋。それでもそぞろ歩くだけで風情を感じられ、じんわりとした江戸の情緒を味わいたい人におすすめ。野村家など武家屋敷跡に入場することもできます。

■〒920-0865 石川県金沢市長町

妙立寺「忍者寺」

妙立寺「忍者寺」の外観
photo by Kentaro Ohno

加賀藩の三代藩主・前田利常が金沢城近くから移築建立したお寺で、通称は「忍者寺」。とはいえ実際に忍者がいたわけではなく、「一度入ったら二度と出られない」といわれるほど複雑怪奇な内部構造に由来する呼び名です。

外観は木造2階建て。しかし内部は4階建て7層という特殊すぎる造り。中2階と中々2階が存在し、部屋数は23、階段数は29もあります。その目的は金沢城を外敵から守るためだったとか。実際に足を踏み入れてみるとあっと驚く仕掛け、なるほどとうなずいてしまうカラクリが多数あり、いちいち唸らされること間違いなし。見学は電話による予約制で、20人ほどの団体で係の人に案内される方式。大人にも人気のスポットです。

■〒921-8031 石川県金沢市野町1−2−12

金沢百番街

こちらはJR金沢駅構内にあるお買物スポット。主に地元の人向けのファッション、雑貨、カフェなどが集まる「Rinto」、生鮮食品スーパー、コンビニ、クリニック、ホテル、飲食店などが集まる「あんと西」、そしてもう一つ、観光客向けのお土産屋と金沢のグルメが集まる「あんと」があります。

あんとには和菓子や山海の幸、地酒、工芸品などを扱うお店が立ち並び、知人や友人用、家族用、自分用のお土産も揃うでしょう。また、ラーメンからおでん、寿司、蕎麦などの飲食店も充実。金沢旅行帰りに立ち寄れる便利なスポットになっています。

■〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1−1

2018年にも開催されるかも? 金沢で恒例のイベント

最後は、金沢で開催される恒例のイベントをご案内しましょう。イベントに合わせて金沢に行ってみれば、いつもとは違う金沢の顔が見えてくるはず!

金沢百万石まつり


1583年6月14日、前田利家が金沢城に入城したことにちなんで毎年6月に開催されるお祭りです。入場の行列を再現した百万石行列は勇壮にして華麗。金沢駅東広場の「鼓門(つづみもん)」をバックに行われる出発セレモニーが最初の見どころ。続いてバトンチームや吹奏楽隊、オープンカーに乗ったミス百万石、獅子舞行列、子供奴行列、珠姫御輿(おこし)入れ行列、大人奴行列などが金沢駅前から金沢城公園までの道路を練り歩きます。

そして毎年注目の的となるのが、お松の方行列と前田利家入城行列です。このお松の方役と利家公役は、俳優やタレントが演じるのがほぼ恒例。2018年6月2日に行われる百万石行列では、お松の方役を女優の羽田美智子さん、前田利家公役を俳優の高橋克典さんが演じることが決定ずみです。

金沢オクトーバーフェスト

金沢オクトーバーフェスト
photo by inazakira

オクトーバーフェストはドイツ・ミュンヘンで毎年秋に開催される世界最大のビール祭り。日本でもこのオクトーバーフェストを模したドイツビールの祭典が開かれており、金沢では2014年から地元テレビ・ラジオ局のMRO北陸放送の主催により、4年連続で開催されています(2018年の予定はまだ不明)。

例年、会場となっているのは金沢城公園の玉泉院丸口から50m余りの場所にあるいしかわ四高記念公園。ヴァイツェン、ドゥンケル、ピルスナーなど30種類以上の生ドイツビールを注文し、ソーセージ、ジャーマンポテト、ムール貝のワイン蒸しなどを頬張りながら、野外で乾杯することができます。さらに毎年、ドイツ民族音楽ステージでの演奏も行われて会場はドイツムード一色に。地元では北陸放送のアナウンサーが取材を兼ねて、ビールをがぶ飲みする様子も話題になっているようです。

北陸ラーメン博

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こちらも地元のテレビ局であるHAB北陸朝日放送主催で、2006年から毎年10月の3連休などに開催されているイベント(2018年の予定はまだ不明)。北陸ラーメン博は、地元のお店に加え、全国各地で名を馳せる有名ラーメン店が一同に介して出店し、味を競い合うラーメンの祭典です。

会場は石川県産業展示館4号館で、2017年は北海道、青森、東京、大阪、愛知、福岡などから17店舗が集合。老若男女が行列を作りながら思い思いのラーメンを選んで実食。名店の味を堪能しました。また、この年は同じ会場で肉、アイスクリーム、スイーツなど全国のグルメを集めた「日本全国まんぷく祭り」も同時開催されました。

いかがでしょう、北陸・金沢の多彩な魅力が少しでも伝わったでしょうか。路線バスを使うなど、効率の良い回り方も検討しながら、2018年の金沢を楽しみ尽くすために、ぜひあなただけの特別な観光プランを立ててみましょう。

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