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"美食の国"ニューカレドニアで絶対に食べたいグルメとは?
ニューカレドニアは、新鮮な海の幸や野菜、トロピカルフルーツなど豊富な食材の宝庫。しかも本国フランスから、セレブたちが押し寄せる人気のリゾート地ということもあり、食事の美味しさはお墨付きです。
今回はニューカレドニアを訪れたら、絶対に食べてもらいたい絶品グルメをご紹介していきましょう。
■食感と甘みが特徴の"天使のエビ"
(c)Toko / NCTPS
美しく青い海に囲まれたニューカレドニアで、真っ先に挙げられる絶品食材といえば、"天使のエビ"。フランス本国にて、最高品質と認められた食材にのみ与えられる「QUALICERT(クオリサート)」という称号を取得しているほどのものなんです。
その美味しさは科学的にも証明されていて、旨味や甘味、コクなどを出すアミノ酸の含有量が、車海老やブラックタイガーといった他の海老よりも多いことがわかっています。日本では高級食材になってしまいますが、ニューカレドニアではとっても身近な食材なので、ぜひ食べてみて。プリッとした食感と口に広がる旨み・甘みに、きっとやみつきになってしまいますよ。
■赤身がおいしい鹿肉やグラスフェッドビーフ
(c)Château Royal / NCTPS
ニューカレドニアは、肉好きの人たちにも天国のような島。人気は赤身が美味しいグラスフェッド(牧草飼育)の牛肉、旨みたっぷりの鴨肉、そして臭みなどまったくない新鮮そのものの鹿肉です。
ニューカレドニアの鹿は、もともと外国から連れてこられたものが野生化していて、畑を荒らしてしまうことも多いため、狩猟が義務付けられているのだそう。それを食用にしているのですが、ジューシーで柔らかく肉本来のおいしさがしっかり感じられます。また鹿肉は脂分が少なく、鉄分やタンパク質を多く含むため、健康にもいいんだとか。
■素朴な味わいがクセになる?伝統料理・ブーニャ
(c)Terres de Lumière / NCTPS
古くからのローカルな伝統料理を味わってみたい!という人におすすめなのがブーニャ。これはカナック(ニューカレドニアに暮らすメラネシア系民族)が昔からハレの日に食べているごちそうなんです。
タロイモ・ヤムイモなどの中に魚や肉、野菜などをまぜ、ココナッツミルクで味付けしたものをバナナの葉にくるんで蒸し焼きにしたもの。昔ながらの調理法では、土の中に埋めた上に焼いた石を置き、葉や布、土をかぶせて2〜3時間じっくりと焼いていきます。アツアツを一口ほおばるとやさしい甘さが広がって、なんともクセになりそうなおいしさ...。他ではなかなか食べられないグルメなので、ぜひニューカレドニアでどうぞ!
写真提供:ニューカレドニア観光局
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JILL
- フランス・ボルドーからニューカレドニアに移り住んで1年。南の島のゆる~い雰囲気に癒される毎日です。