極寒のトロントを、絶品！激辛！本場台湾火鍋で乗り切る！

トロントの冬は寒く、真冬になると、毎年マイナス20度になる日が度々あります。今年の冬は特に寒い日が多く、例年以上の寒波だと言われています。こんなときは、室内でぬくぬくと温かいもの食べて、しのぎたいものです。

今、台湾グルメが熱い！

トロントは移民大歓迎の都市で、街中を歩いていると実に様々な人種の人に出会います。色々なバックグラウンドの人が多いので、ユニークなグルメ料理も世間に受け入れられやすく、美味しいお店だとその評判も上々で、行列ができたり、予約が取れなかったりするほどです。

ここ１年くらいで、台湾の有名レストランやカフェがここトロントに出店したという話を度々聞くようになりました。その中でも、トロント在住台湾人の友人が勧めてくれたのが「火鍋専門店」。今回一緒に行ってみたので、その様子をご紹介いたします。

徳荘

台湾で大人気の火鍋専門店「徳荘」が、2017年カナダに初出店して、現在合計６店舗あります。その半分の３店舗がトロント近郊にあり、そのうちの１店舗がトロントのダウンタウン、チャイナタウンの一角にあります。

アクセスの良さから、今回はチャイナタウンの店舗に行ってみることにしました。

最近オープンしただけあって、真新しいキレイな入り口です。毎日ランチ〜夜中の12時まで営業しています。予約は６名以上の団体さんのみ受付のようで、私たちは人数が満たず、予約することができませんでした。

混み合うと聞いていたので、週末早めのランチの時間帯に訪れることにしました。幸い待つことなく、スムーズに入ることができました。

お店に入り席に通されると、各席に鍋を調理できるIHコンロが設置されています。鍋はシェアするのではなく、個人で自分の好きなものをオーダーして、調理することができます。

メニューはいたってシンプルで、食べ放題です。まずは１か２種類スープを左ページから選び、食べたい具材を右ページから選び、オーダーします。

食べ放題なので、時間制でラストオーダーを取られるものだと思っていましたが、特に時間やラストオーダーをどうこう言われることもなく、食べたいだけ、しゃべりたいだけ滞在しました。あまりにも長いと、お店の人から何か言われるかもしれませんが、２時間程度なら何も言われない可能性が高いです。

そして、スープは種類が豊富で、辛さも選べます。辛いのが得意な人は辛そうなメニューに挑戦しても良いかもしれませんが、そうでなければ、チリペッパーが書かれていないものを選びましょう。

私はOriginal Spicy Soup baseの辛さレベル１と、Homemade Pork bone Soupの２種類を選びました。辛いのが好きだけど得意でない私は、辛さレベル１なら楽勝だろうと選びましたが、美味しかったけど想像以上に辛かったです・・・。

スープを選んで、具材をオーダーしたら、それらが運ばれてくるのを待っている間に、つけダレを取りに行きます。

タレは１５種類くらいあるソース・薬味を自由に組み合わせて作ります。火鍋が人生で２回目の私にとって、どのタレをどのように組み合わせたら良いのか全く分からず、台湾人の友人に聞きまくってようやく２種類のタレを作ることができました。

ちなみに一例として、醤油、ネギ、にんにく、パセリ、生卵、ゴマダレ、ラー油、ごま油、黒酢があり、好きな組み合わせでタレを作ります。醤油・ネギ・にんにく・ゴマダレを混ぜるのが一般的のようです。

火鍋って、日本の鍋のように鍋のスープにしっかり味がついているわけではないことを初めて知りました。しゃぶしゃぶのように、スープのダシは、あくまでダシで薄いので、つけダレの味がしっかりしていて、そこでバランスを取って食べる、という感じです。なので今回は、しゃぶしゃぶのようにポン酢風とゴマダレ風のタレを作ってみました。準備は万端！さぁ、たらふく食べるぞ！！！