ベルギーでは、11月下旬頃から各都市でクリスマスマーケットが開催され始め、街も綺麗なイルミネーションでクリスマスムードを満喫できます。

日本でも木がLEDライトで飾られたり、クリスマスツリーが飾られていたりと、あらゆるクリスマスデコレーションが綺麗に街を彩りますが、こちらはやはりヨーロッパの趣のある建物をバックに輝くイルミネーションはどこか違い、まさにクリスマスの雰囲気が溢れます。街を歩くだけで「クリスマスだな〜」と感じ温かい気分になります。ちなみに、ヨーロッパのクリスマスは日本のお正月のように家族や親戚が集うイベントなので、アットホームな感じです。

クリスマスマーケットでは、雑貨や食べ物を売るお店(小屋)がズラリと並び、ショッピングや食べ歩きを楽しめます。シャンパンと生牡蠣を味わう人もいれば、寒いのでホットワインを片手にお店を見て回ったりと楽しみ方も様々です。もちろん子供も楽しめる観覧車やメリーゴーランドなどの乗り物があったり、氷のスライダーやスケートリンクもあり、大人から子供まで何度も足を運びたくなるような場所です。

寒い時に火を見ると温かくリラックスした気分になるな〜と思いきや、こちらでは、サーモンを炙っていました。普段目にしない光景が見れるのはクリスマスマーケットならではです。

夕方から夜にかけては、雰囲気がガラリと変わりイルミネーションが綺麗です。ブリュッセルのクリスマスマーケットは規模が大きいので、グランプラスでミュージックやライティングを駆使したショーが繰り返されていたり、教会の外壁でプロジェクションマッピングのショーが行われたりします。

また、ブルージュやゲントという北のほうにある都市は、歴史的な建物が多く、通常から夜のライトアップが素敵な場所でもあるので、この時期は特に街中が素敵な雰囲気になります。

ベルギー国内だけでもたくさんの都市・町でそれぞれに特徴があるクリスマスマーケットや街中のイルミネーションがあるので、この時期はいろんな場所でクリスマスの雰囲気を楽しみます。ベルギーは小さい国なので、オランダやフランスやドイツへのアクセスも良く、短時間の移動でまた違う雰囲気のクリスマスマーケットへ行くことができます。特にドイツのクリスマスマーケットは本場ならではの雰囲気があるので、ブリュッセルから車で1時間ほどのアーヘンや2・3時間で行けるドュッセルドルフやケルンなども人気です。

＊各都市で開催日程が違うのでご注意ください。