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滋賀/時代劇の似合う町をそぞろ歩き
「時代劇の似合う町」と称される近江八幡。特に八幡掘は時代劇のロケ地として知られ、多くの映画やテレビドラマの収録が行われています。八幡堀の歴史は古く、天正13年(1585)に豊臣秀吉の甥である秀次が八幡山に城を築いたことに始まります。秀次は八幡堀と琵琶湖をつなぎ、湖上を行き交う船を城下内に寄港させて城下を活気づけました。
しかし、生活形態の変化により、昭和40年になると八幡堀はヘドロが堆積し、不法投棄の場所となり果ててしまいます。一時埋め立ての計画も持ち上がりましたが、市民運動により清掃作業の輪が広がり、改修工事は中止され、多くの人が訪れる現在の姿に回復を遂げました。
そんな八幡堀の魅力を存分に感じられる催し「八幡堀」が10月7・8日に開催されました。LEDや約3000個のロウソクで八幡堀はもちろん、重要伝統的建造物保存地区に指定されている町並みを照らすイベントです。
(c)(公社)びわこビジターズビューロー
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イベントの開催時間は18~21時。通常は日中にしか入ることができない施設が特別に無料開放されたり、古民家や商家でコンサートが行われたりと、多彩な企画が行われました。浴衣を着て訪れている人も多く、情緒あふれる城下町に花を添えていました。
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あたたかな灯りに照らされてムード満点な八幡堀でした。
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師走月
- 旅行が好きで月に一度は必ずどこかへ行きます。メジャーものもマイナーものも気になるものは自分の目で確かめたいと思っています。