"懐かしいんだけど... 新しい台湾の魅力発見!" ノスタルジック街道(台三線)を通り客家の里を旅しました!

ノスタルジック街道(台三線)とは!?

「台三線(たいさんせん)」は台湾の台北から屏東(へいとう)まで南北に貫く全長436.8キロに及ぶ街道です。今回はその中で桃園平鎮から台中新社までの150キロの区間を車で走りました。

車窓からは連なった緑の山々や大小の丘陵の向うに見え隠れする渓流、一面の茶畑の風景を見ることが出来ました。

そして街道沿いには客家(はっか)の集落(老街)が点在し、ノスタルジックな風景を写真に収めました。

また各老街に佇む小さなレストランで客家美食に出会い、ムード溢れる茶楼で銘茶を頂き、屋台で地元の人に人気のスイーツなどにもチャレンジしました。

今回の台湾の旅は、高速道路での移動では決して味わうことの出来ない、ノスタルジックで魅力あふれる客家の里を訪ねた素敵なものとなりました!

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苗栗県(びょうりつけん)の見どころ

■南庄老街

かつて洗い場であった「洗衫坑」から1905年創建の廟「永昌宮」までのこじんまりとした老街です。ここには1900年に創建された「南庄郵便局(百年郵局)」もあります。

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■勝興駅(しょうこうえき)

木造駅舎は1906年の創建で、廃線となった今も県の史跡に指定され保存されています。駅のホームから開天トンネルまで線路上を歩いて散策したり、駅前の老街散策を楽しみました。

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新竹県のみどころ

■北埔老街

新竹県西部に位置し、最も客家の味わいを色濃く残す街です。「慈天宮」「金廣福公館」「忠恕堂」など歴史的な建造物も多く残っています。

また、銘茶が飲める素敵な茶楼や客家の美食を提供するレストランも数多くあり、ゆっくり時間を掛けて楽しみたい素敵な街でした。

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■義民廟

「義民」とは清代に活躍した庶民の義勇兵を指します。こうした義勇兵を記念して創建された二百年余の歴史を持つ義民廟は、客家の人々の厚い信仰を集めています。

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■湖口老街

美しい赤レンガのアーチが建物の軒先を飾る、幅10メートル・長さ約300メートルのレトロな雰囲気を残す老街です。昔の映画館の跡地を客家レストランとして再生させた「復興戯院」は人気のフォトスポットです。

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桃園市の見どころ

■大渓老街

かつて水運で栄え台北との間で多くの船が往来したこの街は、バロックと福建風が見事に融合した建築の商店街として一世を風靡しましたが、昭和に入ると航路に土砂が堆積し衰退してしまったのだそうです。

しかし今は、繁栄の面影を残すノスタルジックな老街として地元の人々の人気スポットとなっていました。

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客家料理を楽しむ

客家の人たちは丘陵地や山間部に暮らし、食物の採集が困難であった為、保存食が発達しました。

保存食を中心とした客家料理は一見質素に見えますが、工夫の凝らされたメニューが多く、ヘルシーで御飯に合うおかずが多いのが特徴です。

私は特に「客家小炒」(豚肉、干豆腐、ネギ、するめを炒めた料理)が気に入り、御飯のおかわりが止まりませんでした。

●東方美人茶:白毫烏龍茶ともいう新竹県・苗栗県の銘茶で、果物と蜂蜜の香りが特徴です。

●北埔擂茶:かぼちゃの種、ピーナッツ、ゴマ、茶葉をすりつぶし、熱湯を注いで飲む素朴な味わいが特徴です。

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今回ご紹介した「台三線」にはまだまだ魅力的な観光地がございます!下記の記事も是非ご覧下さい!
>「台湾客家文化に触れ希少で高価な烏龍茶「東方美人茶」と出会う」はこちらから!

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