ハワイの自然を遊び尽くそう!おすすめオプショナルツアーや注意事項など全てお答えします。

ハワイ 海
<サムネイル・トップ写真:写真AC

ハワイ旅行を最大限に満喫するなら、自然を楽しめるオプショナルツアーを付けるのがおすすめ。とは言え、初めてハワイに行く場合どんなものがおすすめなのか、どう予約すれば良いか分かりにくいですよね。この記事では、ハワイ在住経験15年を誇るライターが、そのポイントを紹介します。

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<写真:Jennifer Boyer[me on an ATV at Kualoa Ranch] (CC BY 2.0)

青い海と空が広がり、山々にも恵まれたハワイには、特徴を活かした多彩なオプショナルツアーがあります。パッケージツアーで行く場合でも、自由時間を有効に使える観光やアクティビティに参加したいものです。別途用意されたオプショナルツアーには、気軽に楽しめるものから、十分に満喫できるものまで多彩。

そこで、「次のハワイ旅行でオプショナルツアーを付けたいけど、何をどうしたらいいのか」、「初めてなのでよく分からない」という方に、現地ハワイに15年在住した筆者がすべてお教えします。

ハワイをもっと楽しめるオプショナルツアーって?

ハワイのオプショナルツアーには、オアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島などの催行場所で分けることが可能です。特にオアフ島は、ワイキキやアラモアナ、ノースショアなどのエリアごとでも区別できます。次にジャンルごと、たとえばアクティビティ、クルーズ、島内観光、星空観測など、さらに細かく分けることも可能です。

羅列するだけではあまり意味がないため、ここでは日本人観光客が最も多く訪ねるオアフ島で人気の、ハワイらしい海・空・山に関するオプショナルツアーをご紹介します。

海:スターオブホノルル号 サンセットディナークルーズ

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<写真:Daniel Ramirez[The Star of Honolulu on dock」(CC BY 2.0)

人気ナンバーワンと言える「スターオブホノルル号」のサンセットディナークルーズ。筆者は何度も乗船しましたが、ハワイらしい充実感溢れるツアーです。ステーキとロブスターのコース(5スター)とブッフェコース(3スター)があり、子供連れのファミリーやカップルでも楽しめます。

ワイキキやダイヤモンドヘッド沖からの眺め、美しいサンセットは最高の思い出。船上では楽しいショーも満喫できます。冬場のホエールウオッチングクルーズもオススメです。

スターオブホノルル号

  • 5スター:1人$199(※11歳以下不可。ドレスコードあり)
  • 3スター:大人$147、子供$88
  • 公式サイト

海:サンドバークルーズ

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<※写真はイメージです。(出典:写真AC)>

まるで海の中を歩いているような、カネオヘ湾にある神秘的な砂州「サンドバー」へ上陸するクルーズは、日本語対応可能なツアー会社も複数催行しています。こちらのアクティビティで楽しめるのは、サンドバー散策、釣り、バナナボート、シュノーケリングなど。内容はツアー会社によって多少異なりますが、海の真ん中に広がる浅瀬を散策できるのが一番の魅力。

さらに、運が良ければウミガメに出会えるかもしれません。軽食やBBQランチ付きなどのプランもありますよ。費用は各社約$110~。

>>トロピカルオーシャンスポーツ公式サイトはこちら

海:世界最大の観光用潜水艦で、ワイキキ沖を海中散歩

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<写真提供:Atlantis Adventures, LLC>

世界最大の観光用潜水艦でオアフ島ワイキキ、ハワイ島コナ、マウイ島ラハイナ沖の海中を散歩できる人気のサブマリンツアーを運航するのが「アトランティス・アドベンチャーズ」。オアフ島では、ワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前のピア(桟橋)から出航します。アトランティスの潜水艦は乗客定員最大で64人、観光用潜水艦では世界最大とされています。

エアコン完備で客室内気圧は海上と同じなので、子供から高齢者まで快適に海中散歩を楽しめます。潜水艦の中では、日本語のナレーション付き。なお、子供は92cm以上の身長制限があります。

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<写真提供:Atlantis Adventures, LLC>

アトランティス・アドベンチャーズ・サブマリンツアー

海:野生のイルカツアー

野生のイルカやウミガメと一緒にシュノーケリングができる「野生のイルカツアー」。運が良いと、イルカたちがジャンプしたり、宙返りするなどのパフォーマンスも! 揺れが少ないカラマタン(双胴船)で案内してくれます。

同種のツアーは複数あり、日本語対応も催行。費用は各社で多少異なりますが、送迎付きで$100~。

>>シーハワイの公式ホームページはこちら

空:パラセイリング

ワイキキの景色を上空から見下ろしながら堪能できるのが「パラセイリング」。最高高度は150mで、高さは90mと120mも。上空から見下ろす海は非日常的! 同様のツアーは数社あり、通常約$60~。

>>ハワイアン・パラセイルの公式ホームページはこちら

空:スカイダイビング

最高高度約4,300mからの「スカイダイビング」。酸素の補給なしで上がれ、約1分間のフリーフォールはスリル満点! ダイヤモンドヘッドやパールハーバーなどを一望でき、存分に楽しめます。日本語の案内もあるので安心。各社で多少の差はありますが、ワイキキからの送迎付きで、約$160~。

>>パシフィックスカイダイビングセンターの公式ホームページはこちら

山:クアロア牧場

Kualoa Ranch<出典:Flickr>

ハリウッド映画のジュラシックパークやゴジラのロケ地として知られるオアフ島のアクティビティセンター「クアロアランチ・ハワイ」。人気の乗馬や四輪バギーなど、多くのアクティビティから好きなものをチョイス。1日または半日ツアーで、家族揃って楽しめます。このほか、ハワイ島で2大観光スポットの世界遺産キラウエア火山とマウナケア山頂に行くツアーも人気です。

関連記事:有名映画のロケ地で遊ぶ。アクティビティ満載の「クアロア・ランチ」

クアロアランチ・ハワイ

現地在住15年の筆者オススメはこれだ!

ハワイ旅行を彩り、満喫するにはどんなオプショナルツアーを利用するかによってかわります。しかしハワイのツアーを旅行会社のウェブサイトで検索しても、実に1,000件以上がヒットします。これでは、どのツアーを選べばいいのか分かりませんよね。

ただ、トラブル時のサポートを考えると、やはり日系の大手旅行社が安心です。ツアー料金が高いか、安いかは、ほぼ日本語サポート次第。現地では、やはり格安ツアーはサポートが弱いのでは⁉ とも言われているので、不安ならツアー代金は多少高くても大手のツアーを利用するのがベターです。

ハワイリピーターの場合は送迎など不要な場合もあるでしょうから、レンタカーやワイキキトロリー、ザバスなどを使えば割安で利用できるケースも。オアフ島以外の島では公共交通機関がほとんどないので、レンタカーは必須です。

サンドバーとオアフ島1周、タンタラスの夜景はオススメ!

最後に、ハワイ在住時に筆者が体験して良かったアクティビティを、3つご紹介します。

1.サンドバー

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<写真:写真AC>

テレビやCMなどでもお馴染みの幻想的なサンドバーには、取材で複数回行きましたが、やはり何度行っても感動しました。日本で新聞記者だった1991年に初めてハワイに行ったのがサンドバーの特集取材。自然が織り成す不思議や驚異の前には言葉になりません。できれば、ウミガメスポットでシュノーケリングやマリンスポーツも楽しめたら最高です。

2.サークルアイランドツアー

現地ではサークルアイランドツアーとも呼ばれる「オアフ島1周観光」も見逃せません。オアフ島の見どころを網羅する充実のツアーで、ハワイの象徴とも言えるダイヤモンドヘッドから、東海岸のハロナ・ブローホール、カイルアビーチ、ノースショア、真珠湾、テレビCMでお馴染みの「この木なんの木(正式名はモンキーポッド)」まで盛りだくさん。

初ハワイの方も、リピーターだけどあまり観光したことがない方にも最適です。

3.夜景スポット「タンタラスの丘」

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<写真:写真AC>

ワイキキから近く、手頃な場所にありながら、贅沢でロマンチックなハワイの夜を楽しめるのが「タンタラスの丘」夜景ツアー。家族でも何度か行きましたが、キラキラとオレンジ色に輝くワイキキやアラモアナの街は必見です!

実は、ここで生まれて初めて「天の川」を肉眼で見た時は超感動! ハワイの夜空に広がる満天の星も魅力的です。

関連記事:ツアーなら安心して楽しめる!タンタラスの丘の夜景

オプショナルツアーは、日本からの事前予約がベター

現地ハワイ入りしてからオプショナルツアーを申し込む場合、いくつか注意点があります。まず、ハワイでの旅行日程に「アメリカの祝日」が含まれている場合は要注意。日本人観光客には馴染みがない連邦と州の祝祭日があり、ツアー会社が休みの場合があります。

また、サンドバークルーズなど一部のアクティビティは自然保護の見地から、日曜と祝祭日は催行していません。2016年に全米ベストビーチに輝いたハナウマ湾は、清掃と自然保護のため毎週火曜日は休園です。これらの事情を知らずに現地で申し込もうとすると、本来予定していた日に参加できない場合があり、日程を急遽変更することもあり得ます。

これらのトラブルを避けるためには、参加したいオプショナルツアーは日本から事前に予約するのがベターです。人気のツアーは事前予約しないと満席で参加できないケースもあるので、やはり事前に予約しましょう。また、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、オプショナルツアーによっては参加条件に年齢や身長制限がある場合も要注意です。

ハワイの自然を思い切り楽しめるオプショナルツアーは下調べ必須。一緒に行く人や予算を調整しながら、楽しんでください!

【ハワイ一口メモ】
日本人に大人気のハワイ。ホノルルと人気のワイキキビーチのあるオアフ島、キラウエア火山と黒砂海岸が印象的なハワイ島、渓谷の島・マウイ島など見所いっぱいです。日本でも話題の人気店も数多く紹介され、気軽に行くことができます。オアフ島以外の島へのツアーもそろっていますので、探してみてくださいね。

<時間と費用>(目安)

  • 旅行日数:5~8日間
  • 飛行時間:約7時間(成田~ホノルル)
  • ツアー費用:約80,000円~約410,000円

ハワイのツアーのラインナップはたくさんあります。まずはどんなツアーがあるか探してみてください。

>>ハワイのツアーを探す(外部サイトにリンクします)

※本記事は2017年10月に公開しましたが、2021年9月に修正しました。

ハワイ」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『ハワイ』旅行はこちら

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ごとう ただし

大手新聞社で記者稼業の末、大特ダネを書いたがため!? に最後の3年間は机に張付けの刑のデスク業。
その後、ハワイに島流しとなり、ハワイの歩き方編集長などで約15年間、
ワイキキを拠点に観光客のために役立つハワイ情報を毎日発信。2016年、刑期を終えて15年ぶりに日本へ帰国した。

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