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ルーマニアの世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞(Ruina Daco-Romana)」

記事投稿日:2017/10/12最終更新日:2017/10/12

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ダチア・マラソンの舞台になっているオラシュティエの山々にまたがる「ダキア人の要塞(Ruina Daco-Romana)」は、ルーマニアの世界遺産の一つ。日本語表記名称は、「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞(Ruina Daco-Romana)」。英名 「Dacian Fortresses of the Orastie Mountains」。

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登録対象は、デチェバルスの防衛機構を残す6箇所の要塞群~サルミゼゲトゥーサ(Sarmizegetusa)、ブリダル(Blidaru)、ピアトラ・ロシエ(Piatra Rosie)、コステシュティ(Costesti)、カプルナ(Capalna)、バニツァ(Banita)。

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フネドアラ県の山中にあり、デーヴァ(Deva)・アルバ-ユリア(Alba-Iulia)・シビウ(Sibiu)から、主要幹線道路で観光の拠点となるオラシュティエ(Orastie)に到着できます。

ここからコステシュティ(Costesti)まで車で約30分、道は整備され快適です。コステシュティにはペンションなどの宿泊施設もたくさんあるので、ここに宿をとるのが良し。

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一番見どころの多いサルミゼゲトゥーサ遺跡は、自家用車でアクセス可能。ただし駐車場から1キロほどの舗装道を登っていく必要あり。駐車場に至る路線バスなどは無し。

コステシュティ(Costesti)遺跡も、自家用車でアクセス可能。一番近い駐車場は3台ほどしか止められないけれど、200m程でメイン入り口へ。遺跡内見どころが点在しているので、この遺跡を見て廻ろうと思うと、ハイキングの装束が望ましく、自由散策(入場無料)できます。

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ピアトラ・ロシエとブリダル遺跡は、いずれも急峻な山道をたどるハイキングでのみアクセス。よくぞこんな山の中にこれだけのものを、と驚愕すること、間違いなし。百聞は一見に如かず、ぜひ訪れたいところ、でも健脚でないと世界遺産観光できません==。

注:
「オラシュティエ(Orastie)」は「オラシュチエ」、「デチェバルスDecebal」は「デケバルス」と日本語表記されることが多いですが、私はルーマニア語の発音に近い表記を採用しています。

ミニ知識:

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上流階級のダキア人の居住地区には陶器製の水道管による水道網が整備されていた。遺跡から発掘された考古学的な証拠から、ダキア人の社会は高度の生活水準を有していたことが示されています。一般のダキア人は砦の周辺の山麓部分へ居住していました。サルミゼゲトゥサは初めてダキアを統一したブレビスタによって建設されたもの。

ムルス・ダキクス:
ラテン語 : Murus Dacicus, 「ダキア人の城壁」。ムルス・ダキクスは直方体に切り分けられた石のブロックを組み上げた2つの外壁から成っています。それらはモルタルを用いていない切石積みの好例ですが、ブロックの規格は平均的なものよりも大きく、これは技術的要請によるもの。

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マドモワゼル・ヒロコ
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記事投稿日:2017/10/12最終更新日:2017/10/12

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