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せとうちに浮かぶ小さな宿『ガンツウ』がついにお披露目!
2017年5月に放映されたテレビ番組にて巷で話題となった、宿泊型の客船「guntû(ガンツウ)」。その実態は、CGでの存在しか明らかにされておりませんでした。
4月11日より、東京・日比谷の帝国ホテル本館内の「ガンツウギャラリー」にて予約・販売されており、そのギャラリーにも模型が飾られておりました。
その登場を待ちわびていた"浮かぶ高級旅館"『ガンツウ』の内覧会が、建造会社・常石造船所の脇にあるべラビスタマリーナにて開催されました。その魅力を皆様にもご紹介いたします!
これぞ高級ラグジュアリー船
3階からなるこの船は、船としては異例の木材を驚くほど多用し、切妻(きりづま)の屋根、縁側といった珍しい作りが特徴的でした。
客室は4タイプ全19室、全室スイートタイプで、全室海に面しています。
一番下の客室タイプ・テラススイートでも約50㎡とこれまでのクルーズ船の概念を覆す広さに圧倒されます。
2階船首に位置する唯一のガンツウスイートは約90㎡を誇り、船首の景色を180度独り占めが可能です。ベランダにはソファーも!
広々としてテラスを有するグランドスイート(約80㎡)は全2室、露天風呂を保有するテラススイート(約50㎡)は全2室、ここまでのお部屋は全て広々としたベッドに横たわりながら瀬戸内の景色が眺められる設計。
想像しただけで癒されます・・・!
客室内のミニバーは全て乗船料金に含まれ、専任の担当者がその日の行動・お食事など全て相談に乗り、対応してくれます。
お食事もお好きな時にお召し上がりいただけ、正にストレスフリー。言葉の問題もなく、瀬戸内海の大凪の航行は快適そのもの、と想像出来ます。
充実の船内設備
客室のみならず、船内設備も充実しています。
船尾3階にあるラウンジではお茶を点てたり、和菓子制作のデモンストレーションが楽しめます!
また、全面木材を使用した3階のメインダイニングでは、朝・昼・夕のお食事が楽しめます。
瀬戸内の豊かな食材を使った料理は東京・原宿にお店を構えるミシュラン2つ星の「重よし」の監修、またその奥にある鮨カウンターは淡路島「瓦(のぶ)」の監修です。
その横にある縁側では切妻屋根の軒下から腰かけながら炙りものをいただき、瀬戸内の眺めをご覧いただけます。
オープンデッキの船首では朝日や夕陽を眺めたり、また夜には星空を眺めながらアルコールをいただけます。
ここまでのお食事・お飲物は全て旅行代金に含まれます。
2階の船尾にはスパと浴場があります。
客室内にも浴室はありますが、こちらにはスチームとドライのサウナが完備されており、日によって男女の浴場が入れ替わります。
魅力のコース
コースは大きく2泊3日がメインとなり、尾道を起点に宮島沖まで行く西回りと、鞆の浦、瀬戸大橋を越え小豆島まで行く東回りがあります。
旅行代金は2泊3日コースでお一人様40~90万円(2名1室利用時)となっています。JRの高級列車の代金を考慮すると、お得感が感じられます。
また、船を敬遠する多くの方が口にする"揺れ"も、瀬戸内海という日本でも有数の大凪エリア、心配は杞憂に終わることでしょう。
まだまだあります、魅力の数々・・・
肝心のここべラビスタマリーナまでの行き方ですが、東京方面から向かうとした場合、空路であれば広島空港、鉄道であればご乗船の方に限り福山駅から送迎サービスがございます。
マリーナに到着したらラウンジにてチェックイン、出港までお寛ぎいただけます。また、ここべラビスタマリーナには水陸両用せとうちSEAPLANES(水上飛行機)もあり、空からの遊覧飛行もお楽しみいただけます。
最近はあの有名アニメ映画の監督が監修したシープレインが人気が高いそうです。
更に、このマリーナの裏手の山上にはべラビスタ スパ&マリーナ尾道というホテルが佇んでおります。ガンツウ乗船前後泊での利用もお薦めです。
ホテルからは瀬戸内の眺めが一望出来、夕陽は絶景なのだそうです。
まだまだニッチなエリアでのラグジュアリー体験、興味ある方も多いのではないでしょうか?
JRのラグジュアリートレインに続き、ここ尾道から新たなラグジュアリーアイテムが誕生します!
※当記事は2017年9月に執筆したものです。最新情報は公式HP等をご確認ください。
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とと
- 最近海外よりも国内ラグジュアリー商品に興味あり。